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カテゴリ:書籍を出したい - Part 3

2022年7月12日

テーマ:書籍を出したい

本を書きたいなら、「企画書の書き方」を見ながら企画書テンプレートに書き込もう

「本を出版したい」と思っている人は多いようですが、何を書いて出版しようとしているかまで固まっている人は意外と少ないです。

そんな時は、先に出版企画書を書いてみましょう。

 

 

出版企画書は項目が決まっており、それらの項目を埋めていけば、自然と誰に、何を、どうやって伝えるべきなのかが固まってきます。

漠然と頭の中で思考を巡らせるよりも、出版企画書を書き出しちゃった方が、よっぽど頭の中が整理されますよ。

 

漠然と頭の中で思考を巡らせると、何から考えればいいのかも分からないし、どこから手を付けていけばいいのかも分かりませんよね。

でも、出版企画書であれば、すでに項目が決まっているので、あとはそれらの項目を埋めていくだけです。

 

ただ、一回で完成させようと思って無理なので、最初から出版企画書を書くための出版企画書だというぐらいの気持ちで書いてみましょう。

まずは一回、自分が何となくイメージしていたものを書き出してみましょう。

それらを書くと、何となく項目間で辻褄が合っていないところがでてくるはずなので、それらを修正していきます。

そして、さらに売れるようにするためには…、もっといい本にするためには…、自分のビジネスにつなげるためには…、ブランディングするためには…と、いろいろな思考を張り巡らせながらチェックをして、どんどんブラッシュアップさせてみてください。

 

やれば分かりますが、どんどん企画内容が具体化してくるはずです。

 

あとは、まとまった企画を見て、商業出版に挑む覚悟ができたところで出版社に売り込んでみましょう。

どのみち出版社へ売り込みをする場合、出版企画書は必要不可欠なものですので、最初は出版企画書を書くための出版企画書のつもりであったとしても、その企画書は無駄にはなりません。

 

そもそもの出版企画書の項目が分からないということでしたら、弊社で配布している「企画書の書き方」を参考にしてみてください。

企画書テンプレートもありますので、すぐに書けるはずです。

 

もし、完成度に自信が持てない場合、お気軽に個別コンサルにお申し込みください。

その場合でも、出版企画書の形にまでまとめていただけていると、こちらとしても改善点を指摘しやすくなり、より早く企画をブラッシュアップすることもできます。

当然、出版への道ぐっと近づくはずです。

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2022年5月31日

テーマ:書籍を出したい

ビジネス書の出版支援を受ける前に

ビジネス書での出版を目指す場合、著者候補の人からよく聞かれることがあります。

 

それは、“実績(企画)”が先か、“文章力”が先かという話しです。

 

ここでいう“実績(企画)”とは、自分が書ける確固たるノウハウやメソッドなどを意味します。

もしかしたら、ネタ、テーマ、切り口……というようなことも含むかもしれません。

いずれにしても、専門家として自信を持って語れるコトですね。

 

もう一方の“文章力”は、そのままですね。

出版をするということは、文章を書くということでもありますので、出版して読者に読ませても恥ずかしくない文章が書けるかどうかということだと思います。

 

 

で、この“実績(企画)”が先か、“文章力”が先かという話しです。

結論からいえば、“実績(企画)”が先です。

文章力はライターさんに代筆をお願いすることも可能ですし、編集者が手を入れて修正していくことも可能ですが、ノウハウやメソッドなどはその人にしか分かりませんからね。

我々がお手伝いすることができないのです。

 

私のところに相談に来られる人が、よく「今はネタがないので、文章力を磨きます」とおっしゃいます。

しかし、私からしてみれば、これは逃げ口上以外、何者でもありません。

だって、ネタが無いのなら、ネタを探すべきです。

作家を目指すのでないのであれば、文章力をいくら磨いても出版は近づきませんから。

 

よく、この“実績(企画)”が先か、“文章力”が先かという話しを、“鶏”が先か、“卵”が先かという話しと一緒に論じられることがありますが、全く違います。

 

ビジネス書で出版を目指す以上、間違いなく必要なのは“実績(企画)”です。

企画は、面白くなかったとしても、面白くすることはできませんから。

 

現に、長年、本を作ってきましたが、「企画書で見たのより、内容が面白くない」という理由でボツになった事例はありますが、「文章力が無い」という理由でボツになった事例は一件もありません。

ただし、“実績(企画)”が面白くて企画が通った人にあまりに文章力が無かった場合、それを加筆・修正するのは弊社のような編集プロダクションの仕事だったりします。

なので、文章力は必要ないとは決して言いませんけどね(笑)

(実際、“実績(企画)”が面白くて企画が通った人の原稿をヒアリングしながら7割以上を弊社で書き直したこともありますから…ました(爆))

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2022年5月16日

テーマ:書籍を出したい

出版のニーズの移り変わり

物事には流れというものがあります。

この流れというのは、過去の繰り返しから、ある種の法則化されていることがほとんどです。

 

 

もちろん、出版業界においても、その法則化されている流れというものがあります。

例えば、何かデバイス系の商品が売れると、出版社はこぞって本を出します。

最初に入門書、そして裏テク本、次にビジネス活用本…。

次に同じようなデバイスが売れたとしても、また出版社はこぞって本を出します。

その時も、やはり、最初に入門書、そして裏テク本、次にビジネス活用本という流れで出版されるのです。

 

これには、実は読者のニーズの移り変わりが反されていると言われております。

何かデバイスが流行ると、「何それ? 何ができるの?」と興味津々なので入門書が売れますが、ヘビーユーザーはさらにそのデバイスを使って「何か面白いことができなか?」「他の人がやっていないようなことはできなか?」と裏テクを知りたくなり、ここまで普及すると手放したくないので、会社に持っていく正当化できる理由というか大義名分が欲しくなり、ビジネスでの活用方法を知りたくなるのです。

 

ちなみに、これは限られたジャンルではなく、たいていのジャンルで同じような流れというものがあります。

例えば、何かSNSが話題になると、出版社はこぞって本を出します。

最初に文化論的な読み物、そして入門書、次に稼ぐ本という具合です。

そして、また次に何か新しいSNSが話題になると、また出版社はこぞって本を出します。

最初に文化論的な読み物、そして入門書、次に稼ぐ本という順です。

 

これにも、当然、理由があります。

最初のその話題のSNSが話題になっている理由を知りたいので文化論的な読み物が売れ、では実際に使ってみようということになり入門書が売れると、今度はそれを使って何か稼ぐことはできないかを考えるという流れになります。

 

パソコン書以外のジャンルでも同様です。

例えば、何か投資商品が流行ると、出版社はこぞって本を出します。

最初に入門書、そして大きく儲ける本、次に手堅く儲ける本…。

次にまた何か投資商品が流行ると、再び、出版社はこぞって本を出します。

最初に入門書、そして大きく儲ける本、次に手堅く儲ける本という順です。

 

これも同じです。

最初は流行っている投資商品のことが知りたいので入門書が売れますが、入門書ではなかなか稼げないので、大きく儲ける本を買い、その投資商品に夢を馳せますが、ハイリスクハイリターンだと疲弊してしまい、手間をかけずに手堅く儲ける本という流れになります。

 

このようにジャンルが同じ場合、テーマが違えども、書籍の展開は類似していることがほとんどどです。

とういうことは、今、流行っているモノ、流行りそうなモノの類似本を見つけ、今がどの状況かを把握し、過去の流れから次は何になるかを予想して、先読みして出版企画を用意してみてはいかがでしょうか?

そうすることで、一足先に企画を提案することができますよ。

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