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カテゴリ:書籍を出したい - Part 2

2024年1月29日

テーマ:書籍を出したい

著者費用負担をしても商業出版にこだわろう

出版を実現したいと思ったとき、商業出版と自費出版の違いを理解することは、この先、とても重要なことになります。

 

 

商業出版と自費出版の違いを考えるとき、多くの人が印税の有無でこれらを比較しますが、本質的な違いはそこではなく、流通の仕組みにあります。

商業出版は全国の書店に配本され、自費出版は限られた書店の自費出版コーナーに置かれることが多いのです。

この違いは、売れ行きはもちろん、出版したことで得られるブランディング効果に大きな影響を差を生み出します。

 

自分で商業出版が厳しいと判断した場合、多くの人が自費出版に切り替え勝ちですが、私は商業出版に執着するべきだと考えます。

 

自費出版で費用負担をするのであれば、本の販売保証(ある程度の売れ行きを保証すること)をすることで、売れ行き次第で多少の費用負担が生じることもありますが、それで商業出版を実現させることも可能だったりします。

お金を負担して自費出版をする覚悟があるなら、同額かもっと少ない金額を負担して商業出版を目指すことをお勧めします。

 

自費出版は全額自己負担ですが、商業出版の販売保証であれば、必ずしも費用負担があるわけではありません。

本の販促を頑張ることで、持ち出しゼロに持っていくことは可能です。

 

商業出版はリスクは出版社がもつ訳ですが、そのために企画の採用基準も高くなります。

しかし、このリスクの一部を著者が背負うことで、企画の採用基準が低くなるということです。

 

ここで重要なのは、どこまでのリスクを背負う価値があるかということです。

 

あなたが出版を通じて何を達成したいのか、どのような影響を与えたいのかを考えましょう。

商業出版は、あなたの作品をより多くの読者層に届けるけることが可能ですが、自費出版は、自分が出したい内容で出版できるという自由度が高いです。

あなたの出版する価値を考えた場合、どちらの方法があなたの目的に対して最適な選択となりえるでしょうか?

 

出版のし易さや目先の出費で考えるのではなく、しっかりと費用対効果を考えながら目的や効果などを考え、最適な選択をするようにしましょう。

そのためににも、商業出版と自費出版の違いを正しく理解し、自分の作品や目的に合った選択をすることで、出版を成功に導くことができますよ。

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2023年12月11日

テーマ:書籍を出したい

本を出版することのメリットと効果

書籍の出版は、あなたの思いや知識を不特定多数の人々に伝える最も効果的な手段の一つです。

そして、書店に並ぶ書籍は、単に紙の束ではなく、著者の信用力と専門性を象徴しています。

 

 

それ以外にも、出版によって得られるメリットは多岐にわたり、個人やビジネスにとって計り知れない価値をもたらします。

出版することで得られる主なメリットは以下の通りです。

 

  1. 信用度の向上: 出版された書籍は、著者の専門性と信頼性を高めます。これにより、新たな顧客やクライアントが自然と集まり、ビジネスの機会が拡大します。
  2. 商談の優位性: 自著を名刺代わりに使用することで、商談やネットワーキングの場において、一目置かれる存在になることができます。
  3. メディアの注目: 出版された著者は、メディアからの注目を集めやすくなります。雑誌、ラジオ、テレビなどの取材が来ることで、さらなる露出と認知度の向上が期待できます。
  4. 人材の獲得: 出版した著者には、弟子や社員希望者が集まりやすくなります。これにより、優秀な人材を確保し、ビジネスの成長を促進することができます。
  5. 社会的地位の向上: 出版することで、「先生」や「第一人者」としての地位を確立することができます。これは、同業他者との差別化にも繋がります。
  6. 個人的な満足: 出版は、親や知人に対する誇りや、自己実現の達成感をもたらします。また、社会的なイベントへの参加が容易になるなど、個人的な生活にもプラスの影響を与えます。
  7. 印税収入: 商業出版の場合、著作の印税収入を得ることができます。これは、投資した時間や労力の回収として、また追加の収入源として機能します。

 

出版には初期投資が必要な場合もありますが、上記のメリットを考慮すると、それでもその投資は十分に回収可能です。

また、出版によって得られるこれらのメリットは、自費出版や共同出版ではなかなか得られません。

 

書籍の出版は、単なる書籍を作成する以上の意味を持ちます。

それは、あなたの思いや知識を世界に広め、個人やビジネスにとって計り知れない価値をもたらすことが可能だからです。

 

書籍の出版を通じて、あなたのビジネスをさらに加速させましょう。

 

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2023年10月1日

テーマ:書籍を出したい

ブログは必要? ブログなしで出版成功への道を切り開くヒント

出版の世界には、その道を目指す人々が様々な方法でアプローチすることができます。

特に、ブログを通じての出版は、今の時代において最速の道のひとつとして注目されています。

しかし、「ブログがあれば出版できるのか?」という疑問に対して、一概には答えられません。

なぜなら、出版に至る道は、ブログだけではなく、その著者のスタイル、内容、市場のニーズなどに大きく依存するからです。

 

ブログを持っていることは、あなたの声を世界に届ける手段として有効です。

それは、あなたの個性や視点、専門知識を反映した内容が、読者に直接届けられるプラットフォームだからです。

しかし、それだけで出版の扉が開くわけではありません。

出版社は、市場性や独自性、そして読者の反応を重視します。

ブログがこれらを補完するツールであることは確かですが、それだけが全てではないのです。

 

例えば、『アメブロだからできる パワーブロガーになって夢を叶える方法』という書籍は、ブログを活用した個人のブランディングに関する内容となっております。

 

 

この本は、元々、『ブランディングするためのアメブロ活用法』という企画でした。

これは、“ブランディングをする”というテーマに“アメブロを活用する”という独自の切り口ということになるので、著者としての企画になります。

しかし、通った企画は『アメブロでブランディングする方法』でした。

これは、“アメブロでブランディングする”というテーマについて、客観的に説明するということで、ライターとしての企画になります。

企画が変わった理由は、単に読者が求める内容と市場のニーズに応えるために出版社が思案した結果です。

 

最終的には著者である中嶋茂夫さんがお書きなりましたが、本を見て、著者とか、ライターとか、意識しますか?

 

著者は主に自らの経験や考えを基に書きますが、ライターは特定のテーマについての情報を提供します。

著者になるためには、自分の声を持ち、読者に響くメッセージを形成する必要があります。

それに対し、ライターとして成功するには、読者が求める情報を的確に、かつ魅力的に伝える能力が求められるのです。

 

この違いを踏まえた上で、ブログの有無に関わらず、出版を目指す方々には、自分の立ち位置を明確にし、それに適したアプローチを考えることが重要です。

ブログがある場合、それを最大限に活用し、自分の声を強化し、フォロワーを増やす努力をしましょう。

ブログがない場合でも、あなたのアイデアや情報が価値あるものであれば、それは出版のチャンスを生むかもしれません。

 

最終的に、出版される書籍は、その内容の質と市場の要求によって決まります。

ブログはその一助となるかもしれませんが、最も重要なのは、読者が必要とする内容を、どのようにして伝えるかです。

それが、著者として、またはライターとして、あなたの書籍が手に取られる理由となるのです。

 

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