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カテゴリ:出版社への売り込み

2025年11月23日

テーマ:出版社への売り込み

企画募集または原稿募集をしている出版社の探し方

本の企画を立てて、出版企画書が仕上がったら、まずは「企画募集」あるいは「原稿募集」をしている出版社に応募することが、出版に至る最も確実な道です。

なぜなら、出版社が明確に「企画募集」や「原稿募集」を宣言している場合、まさに今、あなたのような企画を求めているというサインが出ています。

そうした出版社に対して売り込みをかける方が、企画を求めている可能性のある出版社に漠然と売り込むよりも、成功率が高まる可能性があるのです。

 

 

しかしながら、ここには逆の側面もあります。

すなわち、企画募集あるいは原稿募集をしている出版社には、多くの応募が集まるということ。

出版企画書や原稿を持った多くの人が同じ道を選びますから、ライバルも多く、競争は激しくなります。

つまり、“期待値が高い”からこそ“競争も高い”という構図が出来上がっているのです。

 

そこで次のように考えるようにしてみてください。

もしもあなたが「営業が得意」「交渉に自信がある」と自負しているなら、あえて企画募集や原稿募集を公にしていない、ライバルが相対的に少ない出版社にアプローチをかけてみてもいいでしょう。

一方で、「自分の企画に強い自信がある」「コンセプトが明確で勝算を感じている」といった場合は、あえて競争が激しい“企画募集・原稿募集あり”の出版社に対して勝負をかけるのも有効な戦略です。

つまり、自身の強みと性格に応じて、どこに売り込むかを戦略的に選びましょう。

 

出版企画書を仕上げて“どう売り込むか”という第一歩が、出版までの確率を大きく左右します。

企画内容を練るだけでなく、「どの出版社が今何を求めているか」「その出版社にどのようにアプローチすべきか」を戦略的に考えることが、出版実現の鍵となります。

しっかり準備を整え、自分の強みを活かせる道を選んで進んでください。

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2025年9月6日

テーマ:出版社への売り込み

本が売れる季節を知って出版企画を成功させる

出版物には、野菜や果物と同じように“旬”があります。

どんなに内容の優れた本であっても、出版するタイミングによって売れ行きが大きく変わるということです。

本が売れる季節を理解し、出版企画を練る際に適切なタイミングを選ぶことは、著者にとっても出版社にとっても非常に重要となります。

出版企画のタイミングを間違えれば、せっかくの企画が埋もれてしまう可能性がありますが、逆に本が売れる季節を見極めれば、多くの読者に届きやすくなるのです。

 

 

例えば、年末年始は特別な需要が集中する季節です。

この時期には年賀状関連の本や手帳、掃除の本、さらには新年の目標設定に関する書籍がよく売れます。

人々が「新しい年を迎える準備」をする心理が強く働くため、こうしたテーマは自然に売れやすくなるのです。

また、年始や年度始めには辞書や学習参考書が動きます。

子どもから社会人まで、多くの人が新しい学びを始めるタイミングであり、英会話や資格試験に関する入門書も同様です。

特に春の時期は新入社員や昇進といったライフステージの変化が重なり、実用性の高いビジネス書が売れる季節でもあります。

一方で、ボーナスシーズンになると状況は少し変わります。

多くの人がまとまった収入を得るこの時期は、お金や投資に関する本、さらには家電や趣味に関する書籍が動きやすい季節です。

新しい家電を購入する前に比較検討するためのガイドブックや、将来の資産形成に関心を持つ人向けの金融関連書籍などが好まれます。

さらに、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始といった長期休暇の前は旅行ガイドの需要が急増します。

家族旅行や一人旅の計画を立てる際に、多くの人が実用的なガイドブックを求めるからです。

加えて、まとまった休みを利用して新しい趣味や勉強に取り組もうとする人々に向けた「入門書」や「ステップアップ本」も売れやすくなります。

特に夏休みには子どもたちの自由研究本が定番であり、この時期ならではの需要を見逃すわけにはいきません。

 

季節性の影響は他にも見られます。

梅雨の時期は気分が落ち込みやすく、自己啓発書やポジティブ思考を促す書籍が売れる傾向です。

また、この頃には就職活動が本格化するため、就活本や面接対策に関する書籍も注目を集めます。

さらに、資格試験の実施時期、芥川賞や直木賞といった文学賞の発表、ミシュランガイドの発表、さらにはApple製品や携帯電話の新機種発表なども本が売れる重要な契機です。

こうした社会的イベントに合わせて出版企画を考えれば、タイミングの効果を最大限に生かすことができます。

 

このように本が売れる季節や出版企画のタイミングを理解しておくことは、著者にとっても大きな武器となるでしょう。

売れる時期が分かっていれば、そこから逆算して出版社に企画を提案することができます。

例えば、あるテーマの本が春に売れると分かっているなら、執筆に必要な期間を考慮し、四、五か月前には編集者に企画を持ち込むべきです。

出版社の編集者は当然こうした季節性を熟知しているため、適切な時期に企画を持ち込めば採用の可能性が高まります。

 

出版企画の成功は内容の質だけではなく、どの季節に売れる本なのかを見極め、そのタイミングで的確に動けるかどうかにかかっています。

本が売れる季節を正しく理解し、出版企画のタイミングを戦略的に選ぶことで、読者に届きやすく、売れ行きも伸びる可能性が大きく広がるのです。

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2025年1月8日

テーマ:出版社への売り込み

出版企画が通らない4つの理由とその打開策

出版社に企画を持ち込んだ際、採用が見送られる主な理由は以下の4つに分類されます。

 

 

1. 著者に関する要因

多くの場合、企画が採用されないのは、著者がそのテーマに対する適切な専門性や経験を持っていないと判断されるためです。

もし実績が不足している場合は、専門性を高める努力が必要です。

一方、十分な実績があるにもかかわらず伝わっていない場合は、著者プロフィールを見直し、具体的な成果や経験を明確に記載することで、編集者に適切な印象を与えることができます。

また、著者の人柄や編集者との相性も重要な要素です。

高圧的な態度や不誠実な対応は避け、誠実で協力的な姿勢を示すことで、編集者との信頼関係を築くことができます。

 

2. 企画内容に関する要因

企画が採用されない理由として、テーマや切り口に市場性が欠けていることが挙げられます。

市場性とは、読者のニーズや関心に応える内容であるかを指します。

企画を立案する際には、現在のトレンドや読者の求める情報をリサーチし、それに応じたテーマ設定や独自の視点を取り入れることが重要です。

また、類似の書籍が存在しないからといって必ずしも需要があるとは限りません。

類書がない理由を分析し、本当に読者が求めている内容かを検討することが必要です。

 

3. 提案のタイミングに関する要因

どんなに優れた企画や著者であっても、提案のタイミングが適切でない場合、採用が見送られることがあります。

出版業界では、企画が決定してから実際に書店に並ぶまでに約3ヶ月以上の時間がかかります。

そのため、その時点での市場の動向やトレンドを予測し、適切なタイミングで企画を提案することが求められます。

例えば、季節に関連したテーマや社会的なブームに合わせた企画は、タイミングが重要です。

もし時期が合わずに採用されなかった場合でも、後日再提案することで採用に至る可能性もあります。

 

4. 条件に関する要因

最後に、出版社との契約条件が合わない場合も、企画が採用されない理由となります。

例えば、初版の印税率や初版部数、書籍の仕様(サイズ、ページ数、カラーなど)に関して、著者と出版社の間で意見の相違が生じることがあります。

特に、初版印税をゼロにする、あるいは特定の販売数を保証するなどの条件を提示することで、出版社の関心を引くことも可能ですが、これらの条件を受け入れるかどうかは著者自身の判断となります。

出版はビジネスであり、出版社には商品設計や販売戦略があります。

そのため、双方が納得できる条件を見つけるための柔軟な姿勢と交渉が重要です。

 

以上の要因を踏まえ、企画が採用されなかった場合でも、自己分析と改善を重ねることで、再チャレンジの成功率を高めることができます。

市場のニーズを的確に捉え、自身の専門性を磨き、適切なタイミングで企画を提案し、出版社との良好な関係を築くことが、出版実現への近道となるでしょう。

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