■出版社に企画の売り込み方
2010年4月10日
2010年4月10日
■出版社に企画の売り込み方
2010年4月9日
出版企画書が完成したら、今度は出版社にその出版企画書を売り込むことになります。
出版社への売り込みがはじまったら、バタバタと事態は進んでしまいますので、ここで、もう一度確認しておきましょう。
あなたが、この出版企画書の内容を本にする目的は何ですか?
本が出版されて、あなたは何をし、どうなるのですか?
この二つの質問は、著者になるあなたの目的とビジョンを確認しています。
出版するときに、この二つの質問に明確に答えられれば、出版は必ずや成功するでしょう。
目的が明確になることで、思い入れが強くなりますし、目的を達成するために一生懸命になれます。
ビジョンがリアルになっていれば、調子に乗ることもなくなりますし、次から次へと発生する課題に必死になれるからです。
これは、結果的に本を出版しただけで終わるのではなく、その先を見据えることにもなるので、本を出して成功する確率は上がります。
出版社に売り込みに行く前に、もう一度、この二つの質問に答えてみましょう。
2010年4月8日
出版社は、素人が、原稿を売り込むには敷居が高すぎます。
もちろん、いきなり原稿というのも無駄が多すぎますので、まずは出版企画書にして売り込むようにしてください。
出版企画書を出版社に売り込む方法は、いくつかあります。
・郵送
・メール
・持ち込み
・電話
・FAX
この中で一番有効なのは、メールです。
続いて郵送、条件付で持ち込みとなります。
ありえないのは、電話とFAXです。
そして、売り込む際にはビジネスマナーは必須となります。
恥ずかしがって、名前も名乗らない方も多いようですが、出版とはいえビジネスです。
ビジネスマナーを守れない人は、まず出版できませんので気をつけてください。
ただ、だからといって、出版企画書を事前承諾を得ようと電話をされる方もいらっしゃるそうですが、それは逆にやりすぎです。
先方も忙しいので、いちいちそんな電話を対応させられる手間を考えれば、それだけでマイナスイメージで出版企画書をチェックされることになりますので、気をつけてください。
最後に宛名です。
メールでも、郵送でも、宛名が必要になります。
どうしても分からなければ、『書籍編集部 御中』や『編集担当者 御中』で構いませんが、できるだけ個人名を書くようにしてください。
個人名で届いた方が明らかに精読率があがります。
個人名の調べ方は、書籍の最後のページにある奥付に担当編集者名が掲載されている場合もありますし、あとがきの中で著者が担当編集者に謝辞を述べるくだりがありますので、そこから調べるとよいでしょう。