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カテゴリ:書籍を出したい

2022年1月16日

テーマ:書籍を出したい

電子出版からの商業出版は可能か?

電子出版からの商業出版は可能か?

 

私は、15年ほど前にある異業種交流会ではじめて情報起業というビジネスモデルを知りました。

情報起業というのは、胡散臭い縦長のLPで高額なPDFファイルを売っている輩がいるぐらいにしか認識していなかったのですが、それをやっている人たちと交流することで、中には真面目に取り組んでいる人がいることを知りました。

 

そのお一人が、ビジネス塾を主宰されている人。

はじめましての場で、自己紹介代わりに塾のレジュメとテキストをお持ちいただいたのですが、そのテキストのクオリティがとても高かったのが衝撃的でした。

こういうテキストは、出版業界の専売特許ですからね。

そのへんの素人に作れる訳がないと思ってましたから…。

 

そのテキストは、出版社に見ていただいたら、その場で出版が決まりました。

まぁ、それぐらいのクオリティでしたからね。

当然でしょう。

 

もちろん、クオリティも大事ですが、出版した時のボリュームが書籍一冊分以上になっているかどうかも重要なポイントです。

 

そして、もうお一人。

ある別件でお世話になったのですが、その取材の時に「こういう内容で出版したいんですけど…」とご相談いただきました。

その時にお預かりしたのが情報商材です。

この情報商材もボリューム、クオリティ共に申し分ありませんでしたので、当然のように、あっさりと出版は決まりました。

 

情報商材は、PDFという形態で仕上がっていること、高額であるためにボリュームも多め、売れそうなテーマで作られるので旬な内容が多い、自分で販売するために読者のニーズも分かっているし、ファンも獲得できてました。

なので、出版はそれほど難しい話しではなかったんです。

 

 

ただ、情報商材の出版はそれほど難しい話しではないという話しをすると、多くの人が電子出版を商業出版化したがります。

情報出版と電子出版、実はこの二つは似て非なるものなんです。

 

電子出版の場合、安価なので読者のニーズよりも自分の書きたいことを優先していることが多いですし、編集者が介在しないので内容も素人感丸出し。

また、ページ数が少なくても商品化できるため、商業出版のボリュームには満たないことがほとんど。

販売はAmazonや楽天が担うことが多いため、購入者のリストもないし、ファンにもなってもらいづらいですからね。

これではさすがに電子出版の商業出版化は無理ですね。

 

もっと言えば、そんな電子出版を出すことが、商業出版に挑む場合の足枷になることが多いので、商業出版を目指すなら、あまり電子出版に手を出さない方がいいですよ。

(ただし、商業出版の電子書籍化は話しが別です)

 

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2021年12月26日

テーマ:書籍を出したい

出版は待っていても実現しません。

私のところに出版企画書を送っていただき、何度かダメ出しをするとすぐに諦めて、「出版社から、「何か、こういう企画無い?」みたいな要求ってないんですか? このジャンルなら対応しますよ」と言われる方が非常に多いです。

正直、出版社から「何か、こういう企画無い?」という話しは、毎日のようにあります。

 

でも、ですね、その企画の著者として、あなたが適任かどうかは別の話しなんです。

 

出版社の担当者も弊社の編集スタッフもそれなりに実績がありますので、多くの著者候補を抱えております。

つまり、その多くの著者候補の中から、あなたに依頼する理由があるかどうかです。

仲が良いからと言って、依頼するほど甘くはありません。

それは決して義理や人情の話しではないんです。

 

では、あなたに依頼される可能性について書いてみます。

まず、出版社で数多あるテーマの中から、あなたが書けるテーマで本を出版することが決定するかどうか。

次に、その本の担当が、数多いる編集者の中から、あなたの知り合いの編集者になるかどうか。

そして、その編集者にとって、そのテーマの本を出版する上で数多いる著者候補の中から、あなたが適任者として認識されるかどうか。

これだけのコトを乗り越えて、はじめてあなたに依頼があるということなんです。

 

逆に、あなたが書きたいと思って提案した出版企画は、あなたが著者であることを前提に売り込みます。

そして、その企画が採用されれば、間違いなく、あなたが著者として書くことになります。

 

 

つまり、もし、本当に出版をしたいのであれば、「出版社から、「何か、こういう企画無い?」みたいな要求ってないんですか? このジャンルなら対応しますよ」などと言って、待ちの姿勢になるのではなく、出版企画書を書いて、積極的に提案するようにしましょう。

待っているだけでは、なかなか出版なんてできませんからね。

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2021年12月19日

テーマ:書籍を出したい

編集ができない出版プロデューサーの限界

世の中にはたくさんの出版プロデューサーを名乗る人がいらっしゃいます。

他にも、出版コンサルタントや出版コンシェルジュ、出版コーディネーター、出版アドバイザー、出版エージェント、出版請負人、著者・作家支援オーガナイザー、出版演出家、ブックコンサルタント、出版コーチ…など、いろいろな人がいろいろな肩書を名乗って活動されています。

しかし、細かい職務範囲は違いますが、ほとんどの場合、出版希望者と出版社とを仲介するのがお仕事。

つまり、出版希望者と出版社とを仲介して、出版社に出版希望者の企画が採用されればお仕事は終了となります。

 

でも、本当に大変なのはその手前とその先です。

 

出版希望者の出版したい企画を出版社に売り込んだところで、ほぼ採用されることはありません。

だって、自分が出版したいだけの自己満足な企画がほとんどですから。

なので、弊社の場合、出版社で採用されやすくするような企画にブラッシュアップしたり、その出版希望者の目的に応じた企画を一緒に考えたりもします。

 

出版社に出版希望者の企画が採用されたら、今度は原稿の書き方、行き詰った時のアドバイス、原稿のクオリティチェック、出版社との段取りや役割分担、スケジュール管理、販売後のプロモーション…など、その後のサポートも必要だったりします。

著者は不安になったり、心細くなったりの連続ですからね。

ここは実務が分かってない人には、なかなかできることではありません。

 

 

でも、ほとんどの出版プロデューサーは、著者だったり、出版社に出入りする業者がやっていることが多く、出版までの裏側を理解している人はいないのです。

しかも、仲介がメインの仕事なので、企画が採用された時点で出版プロデューサーの職務は終了しているので、報酬は発生しますが、そういった諸問題は自分自身で乗り越えなくてはなりません。

 

本来なら、そこまでキッチリとサポートするべきだと思いますし、そうすることで回避できるトラブルはたくさんあります。

実際にトラブルが発生してから、私のところに相談に来られる方もけっこういらっしゃいますが、途中からのサポートというのはなかなか難しいです。

まだ業界には弊社のような編集のできる出版プロデューサーの存在というのは少ないので、出版プロデューサーを決める時には、その人の職務範囲や出自、スキルなどは事前に確認してから依頼するようにしましょう。

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