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カテゴリ:書籍を出したい - Part 5

2021年12月19日

テーマ:書籍を出したい

編集ができない出版プロデューサーの限界

世の中にはたくさんの出版プロデューサーを名乗る人がいらっしゃいます。

他にも、出版コンサルタントや出版コンシェルジュ、出版コーディネーター、出版アドバイザー、出版エージェント、出版請負人、著者・作家支援オーガナイザー、出版演出家、ブックコンサルタント、出版コーチ…など、いろいろな人がいろいろな肩書を名乗って活動されています。

しかし、細かい職務範囲は違いますが、ほとんどの場合、出版希望者と出版社とを仲介するのがお仕事。

つまり、出版希望者と出版社とを仲介して、出版社に出版希望者の企画が採用されればお仕事は終了となります。

 

でも、本当に大変なのはその手前とその先です。

 

出版希望者の出版したい企画を出版社に売り込んだところで、ほぼ採用されることはありません。

だって、自分が出版したいだけの自己満足な企画がほとんどですから。

なので、弊社の場合、出版社で採用されやすくするような企画にブラッシュアップしたり、その出版希望者の目的に応じた企画を一緒に考えたりもします。

 

出版社に出版希望者の企画が採用されたら、今度は原稿の書き方、行き詰った時のアドバイス、原稿のクオリティチェック、出版社との段取りや役割分担、スケジュール管理、販売後のプロモーション…など、その後のサポートも必要だったりします。

著者は不安になったり、心細くなったりの連続ですからね。

ここは実務が分かってない人には、なかなかできることではありません。

 

 

でも、ほとんどの出版プロデューサーは、著者だったり、出版社に出入りする業者がやっていることが多く、出版までの裏側を理解している人はいないのです。

しかも、仲介がメインの仕事なので、企画が採用された時点で出版プロデューサーの職務は終了しているので、報酬は発生しますが、そういった諸問題は自分自身で乗り越えなくてはなりません。

 

本来なら、そこまでキッチリとサポートするべきだと思いますし、そうすることで回避できるトラブルはたくさんあります。

実際にトラブルが発生してから、私のところに相談に来られる方もけっこういらっしゃいますが、途中からのサポートというのはなかなか難しいです。

まだ業界には弊社のような編集のできる出版プロデューサーの存在というのは少ないので、出版プロデューサーを決める時には、その人の職務範囲や出自、スキルなどは事前に確認してから依頼するようにしましょう。

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2021年12月13日

テーマ:書籍を出したい

ビジネス書は商業出版じゃなきゃ意味がない

先日、ある投資情報の会社が連絡をしてきました。

別に本業に関係があるわけではなく、たんに社長に向けた営業でした。

ただ、私の商売柄、投資系の著者には飢えているため、実際にお会いして、説明を聞いてみることにしました。

 

弊社に来社いただき、会議室へお通しすると、ガサゴソ、ガサゴソ…

鞄の中から何やら書籍を取り出したのです。

あたかも、私に「弊社は、このように書籍を出している会社なので安心です」と言わんばかり。

そして、どう見ても胡散臭い投資案件のプレゼンを展開。

 

 

私はその書籍を手に取り、奥付を確認。

奥付というのは、本の最後に発行元や発売元、印刷所などと一緒に発行日などが掲載されているページのことです。

で、その書籍の奥付に掲載されていた発行元を確認すると……何と自費出版の会社じゃありませんか!!

しかも、自費出版の会社といっても大々的に自費出版をやっている会社ではなく、企業に対して販促物になるような書籍を専門で扱っている出版社です。

その出版社のサイトを見ると、一見、商業出版のようなラインナップですが、実は、全て自費出版なのです。

これが、もし、一般の企業だったら与信力になるのかもしれませんが、弊社は出版業界に属する会社ですからね。

それは通用しません。

しかも、そのプレゼンのときの“どや顔”が滑稽で、滑稽で…。

 

やはり、お金を出せば誰でも出版できる自費出版では、やはり与信力にはならないと思いますね。

最近、テレビで悪徳医院が自費出版でいろいろな書籍を出して、患者さんの信用を得ていた事例もニュースで紹介されてましたし。

 

自己満足な内容は論外として、ビジネス書を自費出版で出すということは、「自分のノウハウは出版社に評価されなかったので自費出版しました」って言っているようなものですからね。

へたしたら、逆効果になりかねません。

 

もし、ビジネス書を出すのであれば、自費出版を商業利用するのではなく、やはり、商業出版で発刊することをオススメします。

最終的にコスト換算したら、そんなに変わらないか、むしら安く商業出版は実現できると思いますよ。

お金を極力かけたくないのであれば、この本を読んでみるといいかもしれません(笑)

 

書籍編集者が教える 出版は企画が9割

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2021年12月6日

テーマ:書籍を出したい

本の出版を目指すなら、出版の目的を先に考えよう

本を出版したいと思ったら、何のために出版するのか、その本を出版する目的を考えてみましょう。

 

 

出版企画を考える上では、目先の営利目的があった方が企画は考えやすいです。

その後、本を売るということまで考えれば、目先の営利目的があった方がモチベーションが上がります。

 

そして、その上でもっと大局で見たときの社会貢献的な目的もあった方がさらにいいです。

社会的な存在意義があることで、スタンスがブレなくなりますから。

 

そういった目的を明確にすることで、その本の本質的なコンセプトをイメージすることが可能です。

あとは、そこから“誰に”、“何を”、“どのように”伝えるのかを考えて、企画書に落とし込むだけになります。

 

そういう目的が明確であれば、本自体の内容によい影響を与えるだけではなく、著者として腹がくくれるようになるはずです。

腹がくくれれば、“意志”が芽生え、“覚悟”を決めることができるのです。

この“意志”と“覚悟”は、出版を目指す上で非常に重要な心構えともいえますからね(“意志”と“覚悟”の重要性については、この記事でも書いてます)。

 

この著者さんは、かつて出版のお手伝いをさせていただいたのですが、当初から「200万人が読めば、日本と日本人の空気が変わる」という目的をを打ち出しました。

そうすることで、「日本を元気にする本」というコンセプトが明確になり、“誰に”、“何を”、“どのように”伝えるのかというものが具体的にイメージでき、この本が生まれたのです。

 

本を出版する目的を最初に考えることは、これから本を出版することを目指す上での大きな一歩になります。

是非、一度、挑戦してみてください。

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