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カテゴリ:書籍を出したい - Part 5

2023年4月7日

テーマ:書籍を出したい

出版社への売り込み投稿メールマナー

出版社へのメールでの売り込みは、あなたの本を出版を実現するための大切な一歩です。

この方法は、文字だけのコミュニケーションであり、あなたの作品とビジョンを出版社に伝えるためのひとつの方法となります。

今日、ITの進歩により、メールを通じた出版社へのアプローチが一般的になりました。

しかし、この便利さにもかかわらず、多くの出版希望者が見落としがちなのが、メールマナーとその内容の質です。

 

 

メールでの売り込みにおいて最も重要なのは、メールから伝わる印象です。

出版社の編集者は日々、数多くのメールを受け取ります。

そのため、あなたのメールが彼らの注意を引き、興味を持ってもらえるようにすることが不可欠です。

 

まずは、メールの形式から始めましょう。

HTML形式のメールは、多くの場合、スパムフィルターに引っかかりやすいため、テキスト形式での送信が推奨されます。

これにより、メールが正しく受信者に届く可能性が高まります。

 

送信者名にも注意が必要です。

プロフェッショナルな印象を与えるためには、個人的なメールアドレスや愛称を使用するのではなく、本名や公式のメールアドレスを使用するようにしてください。

これは、あなたが真剣に出版を目指しているという姿勢を示すものでもです。

 

添付ファイルに関しては、互換性とアクセシビリティを考慮する必要があります。

出版業界にはMacユーザーも多いため、Windows専用のファイル形式や長いファイル名は避け、できるだけ多くの環境で開ける汎用性の高い形式(例えば、PDFやTXT)を選ぶべきです。

また、Word文書を送る場合は、バージョンの互換性にも注意しましょう。

ファイルのサイズが大きい場合は、圧縮するか、ファイル共有サービスを利用することを検討してください。

 

メールの内容については、簡潔かつ具体的に、あなたの企画の魅力を伝えることが大切です。

編集者が何百ものメールを処理していることを考えると、彼らの時間を尊重し、ポイントを押さえたメッセージを心がけることが重要です。

あなたの企画の独自性、ターゲット読者、そしてなぜあなたの本がその出版社に適しているのかを明確に伝えましょう。

 

最後に、メールを送る前には、必ず内容を再確認してください。

誤字脱字はもちろん、文脈の明確さや説得力もチェックすることが重要です。

また、送信前には、出版社の提出ガイドラインを確認し、指定されたフォーマットや提出方法に従っているかを確認してください。

 

出版社へのメールでの売り込みは、あなたの作品が世に出るための第一歩です。

この機会を最大限に活用し、あなたの情熱とプロフェッショナリズムを伝えることで、出版への道を切り開きましょう。

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2023年3月17日

テーマ:書籍を出したい

自分の強みや実績を書いた名刺で編集者に印象付ける

商業出版を実現したいと思ったら、出版社の編集者との良い関係を築くことが大切です。

編集者との関係は、ただの友達以上のもの。

彼らがあなたのことを知り、あなたの作品に興味を持ってもらうことがとても重要になります。

 

では、どうやって編集者との接点を作るのか?

そして、どうやって彼らにあなたのことを気に入ってもらうのか?

 

では、その方法をお話ししますね。

 

 

まず、編集者との接点を作るには、著者が開く出版記念パーティーに参加するのが一番簡単な方法です。

そこには、その著者の出版に関わったいろいろな人が集まるので、編集者と出会うチャンスがたくさんあります。

著者のメルマガをチェックして、パーティーの情報を見逃さないようにしましょう。

出版記念セミナーでも編集者がゲストで来ることもありますが、実は出版記念パーティーに比べると、ちょっとチャンスが少ないかもしれません。

それでも、告知されていれば、申し込んでみる価値はあると思いますが…。

 

次に、編集者にあなたの存在を気に入ってもらう方法ですが、これがなかなか難しいんです。

名刺交換の時に1分くらいしか話す時間がないので、その短い時間でどれだけ自分をアピールできるかが勝負です。

会話だけだと時間がかかるし、後で覚えてもらいにくいので、名刺をうまく使いましょう。

普通の名刺じゃなくて、あなたの強みや実績がぎっしり詰まった名刺を作るんです。

そして、その名刺に書いてあることから編集者側から話しかけてもらえるように仕向けて会話を引き出し、会話を盛り上げます。

ここで編集者の興味を引きつけることができれば、あなたの強みや人柄を伝えることができます。

 

でも、変わった名刺を出して目立とうとするのは、逆効果になることも。

編集者はビジネスマンでもありますので、あまりにも奇をてらった名刺は失笑を買い、スルーされがちです。

編集者との交流はビジネスフィールドにおける話なので、名刺はビジネスライクでありながら、その範疇であなたの強みや実績をしっかりと伝えるものにしましょう。

 

編集者との関係作りは、ただの名刺交換以上のものです。

あなたの専門性だけでなく、人間性や信頼性も伝えることが大切。

この方法で、出版の夢を現実に近づけていきましょう。

出版の世界は、あなたが思っている以上に素晴らしいものですよ。

 

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2023年3月5日

テーマ:書籍を出したい

本の出版方法は3パターン

書籍の出版方法をどうこう言う前に、先に売り込む先の出版社が何をどう考えて出版するかどうかを決めているかを知りましょう。

 

出版社が本を出版するかを決めるパターンは3つ。

この3つを理解してしまえば、自分が何をすべきなのかは自ずと分かるはずです。

 

 

では、出版社が書籍の出版を決める3つのパターンを紹介していきます。

 

●著者で決まるパターン

簡単に言えば、「この人が出版したら売れる!」というパターンですね。

つまり、テレビなどの露出の多い有名人や売れている書籍の著者、ブログやメルマガ、YouTubeなどで圧倒的な読者数を確保していたり、影響力を保有しているインフルエンサーなどに直接オファーするパターン。

そういう人たちからの紹介などもこのパターンに該当します。

このパターンは、条件交渉なども伴うことが多いため、基本的には出版社から直接オファーすることが多いです。

また、編集実務が出来ない多くの出版プロデューサーが売り込む場合もこのパターンがほとんどなので、そういう出版プロデューサーが指導する出版企画書は著者プロフィールが盛々になります。

 

●企画で決まるパターン

著者は誰でもいいので、売れそうな企画や面白そうな企画を出版するパターンです。

このパターンの場合は、著書の有無も含めて著者は問われないので、何で売れそうなのか、いかに面白いのかをアピールすることで、出版することができます。

ただし、このパターンの場合、いろいろなリスクをヘッジする意味でも編集実務を伴うことが多いため、編集プロダクション経由で決まることがほとんど。

弊社では、はじめて方でも企画を売り込めるように『企画持込型サービス』というサービスをご用意しております。

 

●戦略で決まるパターン

売れる、売れないよりも出版社の戦略上必要な書籍を出版するというパターンで、基本的には外部から提案されるものではなく、出版社内で決まった企画を編集プロダクションに作成を依頼します。

戦略上必要な書籍というのは、シリーズ展開や出版社のブランディング上、出していなければならない書籍などが該当します。

なお、売れる、売れないよりも出版社の戦略を重視しますが、売れないのを前提に作る本は一冊もありません。

このパターンの場合に対応するべく、多くの編集プロダクションでは、どんな依頼も請けられるように常に多くの著者と交流しています。

弊社では、はじめて方でも出版のオファーを受けられるように『著者登録型サービス』というサービスをご用意しております。

 

このように、出版社が出版を決めるパターンは、3つしかありません。

 

個人的には、はじめて出版するのであれば、下の2つのパターンがおすすめです。

まずは、そのために何をすればいいのかを考え、まず一冊目の出版を実現してください。

そして、その本を必ず売りましょう。

 

その本が売れたら、その実績を引っさげて、一番上のパターンで2冊目を出版していきましょう。

なると分かりますが、それぐらい一番上のパターンと下の2つのパターンは待遇が違いますから…。

最初の時の編集者の対応が嘘のようですよ(笑)

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