出版を目指すのであれば、編集者とのパイプは必要不可欠です。
そのためには、編集者との接点を作り、自分の存在に興味を持ってもらわなくてはなりません。

まず、編集者との接点ですが、一番いいのは著者が出版を実現した時に、お世話になった方々を招いて出版記念パーティーを催すのですが、そこに参加することです。
ほとんどの場合がメルマガなどで参加者を募りますので、著者のメルマガをチェックし、積極的に参加するようにしてください。
出版セミナーなどにゲストとして参加されることもありますが、こちらは可能性が低いので、セールスページで告知している場合のみ申し込むようにするとよいでしょう。

次に、いかに自分の存在に興味を持ってもらかということになるのですが、ほとんどの場合は名刺交換をするときの1分程度の時間しかチャンスはありません。
その1分間で、いかに自分をアピールすることができるかが勝負になります。
そこで、会話だけでアピールしても時間がかかりますし、後で思い出しづらいので、名刺をツールとして使うようにしましょう。
通常の名刺ではなく、自分の強みや実績など、自分の引き出しを全て盛り込むようにしましょう。
そして、そこに記載したことをフックにして、会話で話しを弾ませます。
この時に、編集者の興味をひきつけることと自分の強み、そして人柄(不快感を与えなければ最低限はクリア)を伝えられれば合格です。

たまに、奇をてらった名刺を出し、あたかも突っ込んで欲しそうになさる方がいらっしゃいますが、それは逆効果です。
そういう見え見えの部分はあえてスルーされると思った方がいいでしょう。

出版社の方は、起業に属するので、toBの意識を持って名刺を作成すれば、自分の強みや実績の書き方は自ずと見えてくるはずです。