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カテゴリ:書籍の企画書の書き方

2021年10月11日

テーマ:書籍の企画書の書き方

編集者は読者目線で企画をチェックしています

出版企画書に目を通していると、企画書としてもの凄く完成度の高い場合があります。

もちろん、それだけ完成度が高ければ、企画はすぐに通り、出版されます。

 

しかし、その本が売れません…どういうコトなのでしょうか?

 

当たり前のことですが、どんなに企画が秀逸でもその本を求めている読者がいなければ本は売れません。

 

どういうことかというと、例えば『士業のためのネットで集客する方法』という企画があったとします。

集客に困っている士業の方を対象に、インターネットで集客する方法を解説する内容です。

ターゲットも明確ですし、内容も面白い…。

 

でも、ダメなんです。

 

というのも、士業の方は集客で困っていても、インターネットで集客しようとはなかなか思いません。

つまり、思っていないので、この本が書店に置いてあったとしても、この本と巡りあうことはありません。

どんなに読めば役立つ内容であっても、読者と巡り合わないのですから、その本はそんざいしていないのと一緒なのです。

 

 

実は、こういう事例はたくさんあります。

 

  • スマホで撮った写真はしっかり整理したり、バックアップするべきなのに、ユーザーはそこにあまろ意識がいっていません。(問題に対して読者が問題視していないパターン)
  • ある病気の対処について役立つ内容なのに、発症期間中は本を読める状況にない。 (問題に対して読者が答えを探していないパターン)
  • インターネットで検索数が多いが、インターネットで調べて事足りるため、書店にその悩みを解決しに行かない。 (問題に対して読者が書店に答えを求めていないパターン)

などなど。

 

本を出版するためには、『読者がそこに悩みを持っていて、その解決策を書店に求めているかどうか』この思考が凄く重要なのです。

 

これは最も基本的なことですし、当たり前なことなのですが、企画書の完成度があまりに高いと、その視点が欠落していても出版社の編集者も「この企画、何だか売れそう」と錯覚してしまいます。

ただ最近では、どこの出版社も数々の失敗と反省、分析を繰り返し、今では、この思考をとても重視しているように感じます。

 

企画書ができたら、出版社に売り込む前に、是非、『読者がそこに悩みを持っていて、その解決策を書店に求めているかどうか』という思考で見直してみてください。

それだけで出版実現率は飛躍的に上がりますよ。

 

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2021年7月10日

テーマ:書籍の企画書の書き方

類書がない場合のポイント

出版企画を考える場合、考えた企画に類書があるのかを気にされることってあると思います。

私に届く出版企画書でも、「類書が無いので、この本は売れる」というような文言を多く見受けられます。

 

しかし、出版業界の人間たちは、常に企画を考えています。

それこそ、血眼になって、日々、企画を考えている訳です。

 

それなのに、あなたが考えた企画に類書が無いということは、どういうことなのでしょうか?

ちょっと、考えてみてください。

 

一つは、出版業界の人間には考え付かない企画。

そして、もう一つは、出しても売れそうにない企画。

だいたい、この二つが理由です。

 

しかも、ほとんどの場合が、二つ目の理由であることが多いのです。

つまり、素人考えの「類書が無いので、この本は売れる」というロジックは、通用しません。

 

 

先にも書きましたが、我々、出版業界の人間は、常に企画を考えています。

ということは、よほど斬新な切り口でない限り、出版業界の人間であれば誰でも思いつく切り口ということであり、それが書店で販売されていないということは、二つ目の企画に該当したということなのです。

 

もちろん、一つ目に該当する場合もありますので、全てが全てが二つ目ということではありません。

そして、その場合は、比較的スムーズに企画は採用されることでしょう。

 

もし、類書が無い企画を思いついた場合、企画書を書く前に、是非、「類書が無い理由」を考えてみてくださいね。

 

ちなみに、出版業界では、「類書が無い企画」よりも、「類書が一冊しかなくて、その本が売れている企画」の方が企画は採用されやすい傾向があります。

つまり、リスクを負って新たな市場を開拓するよりも、売れている類書をより売れる形に改善して二匹目のドジョウを狙う方が、ある程度の市場規模や売れ行きもイメージできますし、リスクが少ないと判断されるのです。

 

無理に独自性の高い「類書が無い企画」を考えるよりも、書店で売れている書籍を探して、その書籍をより売れる形に改善した企画を考えた方が、出版への近道かもしれません。

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2021年6月9日

テーマ:書籍の企画書の書き方

著者プロフィールで問われるあなたの資質

出版のお手伝いや編集の仕事をしていると、数多くの企画書を見させていただきます。

その中で気になるのが、著者プロフィールや企画意図の文面です。

 

 

出版社は、「この人が、この企画を書くのに最適な人なのか?」「何でこの人が、この企画を書けるのか?」ということを著者プロフィールという項目を読んで判断します。

なので、出版企画書を売り込む上で、自分自身のプロフィールをいかにプロデュースするのかは、重要なことです。

 

しかし、最近、その表記が不自然に大袈裟な人が多く見受けられます。

出版社にそのまま出版企画書を見せると、間違いなく「この人は何様なの?」と言われるのです。

 

同様のことが、企画意図でも見受けられます。

企画意図なので、当然、この企画を立てた意図が書いてあるのですが、そこに「あんた何様?」と言いたくなる文面をよく見かけるのです。

 

もちろん、企画意図は私見で構いません。

しかし、やはり、それを書く以上、それを書くだけの実績や肩書きが必要なのです。

それが無い人に何を言われても真実味もありませんし、説得力もありません。

 

だからといって偉そうにする必要はないのです。

もし、それを出版社の人が読んだとしたら、どう思うでしょうか?

もちろん、「この人は何様なの?」と感じるはずです。

とくに出版業界の面々は、常に情報収集をしておりますし、著名とのコネクションもありますので、嫌な言い方をすれば、一個人の私見に耳を傾けている暇はありませんから。

 

ただ、あまり謙虚だと、著者として不適切だと思われてしまうので、ここはバランスとしか言いようがないことでもあります。

 

もし、実用レベルでそこを何とかしようと思うのであれば、まわりの人の意見に摩り替えると良いでしょう。

たとえば、「私はこういう実績があり、周りにはこう呼ばれております」とか、「私の周りでは、こういう意見が多いので、こんな企画を立ててみました」とか…。

自分で言うから角が立つのであって、まわりに言われていることにしてしまえば、自分では思っていなくても事実として話すことができます。

そうすることで、比較的、角は立たないはずです。

 

いずれにしても、あなたの企画書を読む方が「あんた何様?」と思うことがあるということを意識してみると良いでしょう。

それを意識して書くだけで、言い回しなどが変わってくるはずです。

 

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