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カテゴリ:書籍の企画書の書き方 - Part 2

2022年2月21日

テーマ:書籍の企画書の書き方

出版企画書の著者プロフィールの書き方をチェックしよう

出版社が企画を検討する上でも、著者プロフィールというのは、とても重要な項目です。
なので、出版企画書ができたら、必ず、著者プロフィールはチェックするようにしてみてください。

 

その時にチェックするポイントですが、ズバリ、その出版企画書の内容をこの著者プロフィールの人から聞きたいと思うかどうかです。

 

 

これは、出版したいと思った時に、どんな企画で出版するかを考える上で、かなり有効な手法となります。

というのも、出版したい場合、まず最初に自分が誇れるコト、自慢できるコトを語る人間として、自分自身のキャッチコピーを考えていただきます。

これは、数が多いにこしたことはありません。

 

そして、そのキャッチコピーの人間が何を語ったら面白いのかを考え、そこから逆算的に企画書にまとめる手法です。

書きたいコトがあるというより、その人に何で出版させるかをひねり出すための手法となります。

 

ただ、本来は人から企画をひねり出すのに使う手法ですが、逆に使えば、著者プロフィールのチェックにも使えます。

つまり、その企画書の内容をこの著者プロフィールの人から聞きたいと思えるかどうかを見て、思えないのであれば、内容か著者プロフィールの記述に問題があるということです。

 

ただし、だからといって、プロフィールの内容をねつ造するようなことはしないでくださいね。

それではただ単に出版するためだけにデタラメを書いたインチキプロフィールということになりますから…。

 

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2022年2月7日

テーマ:書籍の企画書の書き方

著者プロフィールの写真は必要か?

最近、送られてくる企画書を拝読していると、著者プロフィールに自分の写真を貼ってくる人が非常に多いです。

たぶん、あちらこちらでそういう指導されている同業者がいらっしゃるんだと思います。

 

しかし、私は、出版業界で25年以上も書籍編集者として活動してきましたが、ただの一度も出版社から写真を要求されたことはありません。

逆に、写真の貼ってある企画書を持って行って、苦笑されることはありましたが、それが決め手になったことは皆無です。

 

 

なので、先日、出版社の編集者にアンケートをに聞いてみました。

 

「出版企画書に写真って必要でしょうか?」という質問に対して、多くの回答が「全く影響しません」でした。

ただ、興味深かったのは、男性と女性で写真の持つ意味が違うということでした。

男性の場合、「この人が書くんだぁ~」レベル。

むしろ、照れくさがってスナップ写真を送ったり、カッコつけて腕組みしている写真を送ったりすると、どんなに企画が良かったとしても、それで落とすことはあるそうです。

つまり、写真の効果は、マイナスになることはあっても、プラスになることはほとんどないということになります。

 

で、女性の場合、重要なのは、やはり“容姿”。

この容姿というのは、カワイイとかキレイというわけでも、担当者の好みかどうかというわけでもありません(笑)

出版社が重要視するのは、“表紙”や“帯”で使って、売上に効果を発揮するかどうかです。

例えば、無機質なカバーが多いビジネス書の棚でキレイな女性がカバーに載っていたら目を引きますし、ちょっと頭が悪そうな女性が何億稼いだって書いてあったら自分ならもっと稼げる気になりますよ。

つまり、これって“表紙”や“帯”に写真を載せた効果な訳です。

ただ、たとえ“表紙”や“帯”で使えるといっても、100点満点中80点の企画書が85点になるぐらいだそうです。

もちろん、男性同様に写真があまりにもふざけた感じだと、女性であってそれで企画が落ちることもあります。

 

つまり、著者プロフィールに写真を貼ることを指導される人も多いですし、それに従い、写真を貼った企画書を送ってくる方は非常に多いのですが、実際は、損することはあっても得することは少ないのです。

どうしても写真を貼りたいのであれば、いずれにしてもちゃんとカメラマンさんに撮ってもらうようにしましょうね。

 

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2021年11月8日

テーマ:書籍の企画書の書き方

時代に応じた企画書を書けているか

今日、某出版社の編集担当者と呑みに行きました。

出版の企画は、こういう場で決まることが多いので、編集担当者と呑みに行く場合は、あらかじめいくつか企画を用意しておきます。

 

呑みの席なので、積極的に企画を売り込むことはしませんが、話しの流れで企画の相談や売り込み先のアドバイス、担当者の弱点などを教えてもらえることもしばしば…。

これができるのは、編集プロダクションならではの特権ですね。

 

もちろん、我々編集プロダクションはいろいろな出版社に出入りしているので、こちらも情報は豊富です。

先方を飽きさせることはしません(笑)

でないと、なかなか呑みに行く機会自体が増えませんからね。

 

 

で、そんな中、ひと通り情報交換も済ませ、最新の出版事情なども話しました(他にもいろいろと書けないことも…)。

その中で面白かったのが、最近、出版プロデューサーから売り込まれる企画書が通りづらくなったというお話でした。

 

私の知り合いの出版コーディネーターの人は、実力もありますし、中でも営業力は抜群で、かなりの数の企画を出版に導いてきているのですが、そんな彼でもなかなか決まりづらくなっているらしいのです。

理由を聞くと、『企画書が古い』とのこと。

つまり、世の中の情勢や出版業界の動向を見極め、出版社のニーズに応えられる企画書になっていないということです。

 

具体的に言えば、最近では書店で本が売れないため、企画書における『販売協力』の項目の重要度が上がってきています。

重要度が上がってきているということは、項目の順番やその項目の内容も今まで以上に充実させなくては企画は通りません。

他にもテーマの流行りや旬の切り口、著者のフォーカスすべきプロフィールなども同様です。

こういう出版社側のニーズというのは、日常的に出版社の担当者と話していれば分かりますし、一緒に本を作れば、その売れ行きなども教えてもらえるので、すぐにその時の反省を次の企画に反映させることも可能なのですが、出版プロデューサーは、そこまで本作りに深く関わらないので、そこまでのニーズを把握することがなかなかできません。

結果、出版社側のニーズをバージョンアップできず、古いままの企画書になってしまうということです。

これから出版を目指そうという人にとっては、なかなか対策は難しいところではありますが、出版プロデューサーや出版コンサルタント選びの時に、その人はどういう人なのかをしっかり見極めるようにしてくださいね。

でないと、残念なことになりかねないので。

 

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