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カテゴリ:出版社への売り込み

2021年7月5日

テーマ:出版社への売り込み

著者の販売力をあてにしない出版社を選ぼう

情報商材やe-Book、テキストなど、呼び方はいろいろありますが、自分の持っているコンテンツをPDFなどにして販売している人がいらっしゃいます。

最近だと、そういうネットビジネスをされている人の出版に関わることが多いです。

 

自分の持っているコンテンツを形にして、すでに販売されている訳ですから、当然、書籍の著者になることは、それほど難しいわけではありません。

 

そのコンテンツの販売実績があれば、書籍にしても売れる企画になることがあります。

しかも、そういうネット起業家の皆さんは、収入はありますので、ほとんどの人がブランディング目的です。

なので、印税などの条件にも寛容だったりして、出版社にも喜ばれることが多いです。

また、ネット起業家の皆さんが書籍を出版されると、自らアマゾンキャンペーンなどをして一生懸命売ってくれます。

しかも、メルマガなどでリストをお持ちなので、当然、本は売れます。

 

つまり、ネット起業家の皆さんは、本来、出版社にとってとてもありがたい著者候補なのです。

 

 

しかし、そんなネット起業家の皆さんへの風当たりが、実は出版業界は厳しいです。

 

理由としては、名前で検索すると関連キーワードに「詐欺」と出てきたり、SNSでの投稿がチャラけていたり、そのコンテンツを販売しているLPが煽りまくっていたり…。

簡単に言えば、「詐欺集団」呼ばわりをして、敬遠してきたということです。

 

しかし、長い出版不況のせいもあり、この状況が少し変わってきました。

 

先日、私が売り込みをした時に言われた言葉です。

「こういうネット起業家って、出版させると自分で売ってくれるんだよねぇ~。この人は、どれぐらいのリストを持っていて、どれぐらいの販売部数が見込めるかを聞いてもらっていい? そこそこの数字が見込めるんなら、やってもいいよ。」

 

出版をプロデュースする立場としては、正直、悔しい気持ち一杯になりました。

自分たちが売れる本を作れなかったからこそ招いてきた出版不況を棚に上げて、企画の内容を吟味せず、最初から著者の販売力をあてにする姿勢…。

私は、同じ業界の人間として、この全てが残念でなりません。

 

出版は、企画が全てだと思います。

「売れない」と思うのであれば、売れる企画にすることが編集者の仕事の一つのはずです。

しかも、販売を著者に依存してしまっては、出版社の役割は何なのでしょうか?

本を作るだけなら印刷所でできますし、販売をしっかりやらないのであれば、自負出版や共同出版と同じです。

これにはかなりガッカリでした。

 

私は、これからもネット起業家の皆さんのプロデュースを続けていくと思いますが、できることなら、その知名度や販売力ではなく、しっかり企画を見て、評価されて出版させていきたいと思います。

 

 

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2021年6月9日

テーマ:出版社への売り込み

書籍の企画と編集者の意外な相性

出版企画書を出版社に売り込むときは、出版企画の内容を客観的に見て、その内容と相性の良い出版社に売り込まなくてはなりません。

相性とというのは、ブランドイメージや出版社のカラーとの相性だと思ってください。

 

 

例えば、同じ投資本を出すとしても、投資の基本的な企画しか出さない出版社もあれば、ハイリスクハイリターンのちょっときな臭い企画しか出さない出版社もあります。

もし、あなたの企画が投資の基本的な企画だったとしたら、当然、ハイリスクハイリターンのちょっときな臭い企画しか出さない出版社に持ち込んでも、採用されるはずがありません。

そして、実は、出版企画の内容と出版社の担当編集者の相性もあるんです。

編集会議で企画を提案し、企画を通してくれるのは、何を隠そう出版社の担当編集者です。

ということは、その企画がいかにその担当編集者さんのモチベーションを上げられるかというのは、編集会議でどれぐらい本気で企画を通すためにプレゼンしてくれるかにかかっているということになります。

通常ですと、「売れそう」とか、「面白い」といった感情が、そのモチベーションの原動力になりますが、実はそれ以外にもモチベーションが上がる場合があるのです。

それが担当編集者の趣味・趣向と合致した場合。

この場合、もの凄いモチベーションになるみたいです。

それは、「売れそう」とか、「面白い」といった感情ではなく、「この企画をやりたい!」という感情を持ったときです。

それは、今まででは考えられなかった出版社から、今まででは考えられないような企画が通過してしまったぐらいのパワーです。

これ、本当に尋常ではないことなのです。

 

ということは、「売れそう」とか、「面白い」とかの感情を抱かせることも大切なことですが、それよりも「この企画をやりたい!」と思わせることが重要だということです。

そして、その「この企画をやりたい!」と思わせるためにも、編集者の価値観であったり、好みであったりを知っておくことが、何よりも重要ということです。

可能な限り、編集者とはコミュニケーションを取りましょう。

ただし、嫌われない程度の距離感も大事ですからね。

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2021年4月25日

テーマ:出版社への売り込み

出版社で企画が採用されるまでのプロセスと決め方

出版企画を出版社にお送りしてから、スグに検討して、スグに回答いただける訳ではありません。

ほとんどの出版社では、企画を提案して進行が確定するまでに2~3回の会議を通過しなくてはなりません。

 

このことを多くの人が知らないため、つい状況確認の催促メールをお送りしてしまい、編集者の心象を悪くしてしまう人が意外と多いです。

 

 

では、その2~3回の会議というのは、どういうメンバーが参加し、どういうことを話されるのでしょうか?

実は、各会議では、話し合う内容も違うし、参加するメンバーは異なります。

 

1回目の会議

ここでは、編集部内でネタを吟味します。

この時点では、書名案と企画概要ぐらいの簡単な情報で、多数集まったネタから選別するのが目的です。

 

2回目の会議

ここでは、1回目に通過したネタをより詳細に検討します。

この時点ではじめて企画書が必要になります。

ここを通過したら、よほどなコトが無い限り内定となります。

 

3回目の会議

ここでは、確定を前提として、営業など他の関連セクションの方も含めて、部数や価格、ギャランティなどを詰めます。

企画としては良くても、採算が見合うかなどにより、最終的な結論が出ることになります。

 

企画書を作成するということは、1冊分の本の設計図を書くようなものです。

なので、本を一冊書き上げるぐらいの労力がかかります。

しかし、最初の会議で採用されなかったとしたら、その作業のすべたが不毛な作業になってしまうのです。

なので、直接、出版社の編集者にお話しできる環境にあるのであれば、会議の進捗に合わせて段階的に企画書を作成した方が良いでしょう。

 

また、ネタの段階では、出版社の方と話しをしながら決まるコトもよくあります。

「こういう人がこういう本を書いてみたいそうなんですが…」

「あ、それ、面白そうだね」

この時点で、何もしなくても1回目の会議は通過できたも同然だったりします(こういう場合、出版社の方が会議用の資料は作成してくれます)。

ちなみに、この会話を出版社の編集長や社長との会話だと、2回目の会議もほぼ通過できたも同然となるでしょう。

もちろん、3回目の会議は条件面が確定する重要な会議でもありますので、まだまだ気を抜いてはいけません。

この会議の結果次第で、出版社側が企画を却下することもありますし、逆にこちら側からお断りするような条件を提示されることもありますので(極端に定額なギャランティ提示など)。

 

全ての出版社がこのような流れとは言いませんが、多くの出版社のプロセスからそれほど外れていないはずです。

企画確定までのプロセスを理解することで、より効率的に売り込みをしていきましょう。

 

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