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カテゴリ:ブログを出版したい

2023年9月28日

テーマ:ブログを出版したい

著者を探す側の考え方

編集者が著者を探す際、インターネットは非常に重要なツールとなります。

もちろん、人脈を通じて著者を見つけることも一般的ですが、それは主に企画が既に決定している場合の話です。

企画段階であったり、新しいアイデアやテーマを探している場合、いろいろ話しを聞きながら企画を固めていきたいということもあり、インターネットなどで探すのが一般的です。

 

 

出版社の編集者たちは、ブログやウェブサイトを通じて、新しい著者や企画を探します。

彼らがブログやウェブサイトをチェックする場合、テーマ、ビジュアル、内容の三つの要素に注目しています。

 

まず、テーマについてです。

編集者たちは、ブログランキングやシェアやいいね!の数で、面白いテーマを探します。

検索エンジンは、キーワードが既に決まっている場合に使用されるため、新しいテーマを探す際には、それほど重要ではありません。

 

次に、ビジュアルについてです。

編集者たちは、ウェブサイトやブログが見やすく、デザインやレイアウトが優れているか、ユーザビリティが考慮されているかを確認します。

見た目が重要であり、デザインが平凡であると、編集者は興味を失う可能性があります。

 

最後に、内容についてです。

編集者たちは、内容の秀逸さと文章力、プロフィールをチェックします。

内容の秀逸さはノウハウの独自性や優位性、再現性などを確認します。

そして、文章力は、著者の表現能力です。

最後のプロフィールは、著者としての信頼性や語る資格があるのかをチェックしています。

 

オファーをする場合、信頼できる著者であることが大前提です。

なので、重要であり、テーマ、ビジュアル、内容の三つの要素に、その点が反映されている必要があります。

 

もう少し、具体的に言うと、テーマで引き寄せられ、ビジュアルで第一印象が決まり、内容でオファーするかどうかを検討するということです。

つまり、出版のオファーをしてもらうためには、内容ももちろん大事ではありますが、その評価をしていただく前に第一印象であるデザインでそういうところにまで配慮する人であることをアピールする必要がありますし、第一印象をアピールする前に自分を見つけてもらわなきゃいけません。

なので、これら三つの要素はどれも揃っていないと、なかなか最後まではいかないので、どれも手を抜かずに整えるようにしてください。

 

とはいえ、テーマと内容は自分の中に無いものでは無理なので、そういう意味ではどうしようもないかもしれません。

ただ、デザインだけは、プロのデザイナーに依頼することで改善できます。

 

出版を目指す方々にとって、これらのポイントは非常に重要たおいうことは分かっている訳ですから、知らない間に機会を逃してしまうのはもったいないので、今すぐにでも、改善できる部分から始めてみてください。

 

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2023年3月15日

テーマ:ブログを出版したい

ブログを書籍にするために出版社の視点を理解しよう

ブログの書籍化を目指している人はたくさんいらっしゃるでしょう。

しかし、実際にブログを書籍化するためには、戦略的なアプローチが必要であり、それがなければ成功のチャンスはほとんどありません。

 

私は最近、出版社の編集者との打ち合わせがあり、その際にブログの書籍化について話を聞いてみました。

その編集者もブログの書籍化に消極的でしたが、その理由は主に以下の2つでした。

 

まず、ブログはもともと素人が作成したコンテンツであるため、商品価値が低いということです。

確かに、素人であることが必ずしも品質が低いというわけではありませんが、プロのようにコンテンツを緻密に考えて作成している人は少ないのが現実です。

そのため、ブログの記事を商品価値のあるものにするためには、しっかりと考え抜いた質の高いコンテンツ作りが求められます。

 

もう一つは、ブログはもともと無料で公開されているデジタルコンテンツであり、それを有料のアナログコンテンツ(書籍)に変換する理由が見つからないという点も挙げられます。

書籍化に成功するためには、無料のデジタルコンテンツから有料のアナログコンテンツへのコンバージョンに何らかの必然性が必要です。

これには、読者にとっての価値をしっかりとアピールし、その価値が有料に見合うものであることを示す必要があります。

 

 

これらの理由を踏まえた上で、もし本気でブログの書籍化を目指すのであれば、まずは自分のブログを改善し、運営していくことが重要です。

それには、以下のようなポイントに注意して取り組むことが求められます。

 

・質の高いコンテンツ作りに努める:記事を書く際に、内容が十分に練られているか、情報が正確であるか、読み手にとって価値があるかを常に意識しましょう。これにより、商品価値を高めることができます。

・独自性のある内容を提供する:他のブログや書籍とは違った視点や情報を提供することで、独自性を高め、読者にとって魅力的なコンテンツに仕上げましょう。これにより、無料のデジタルコンテンツから有料のアナログコンテンツに移行する際に、他にはない価値を提供できます。

・読者とのコミュニケーションを大切にする:コメント欄やSNSを通じて、読者とのコミュニケーションを大切にしましょう。これにより、読者のニーズや期待を把握し、ブログの内容をより良いものにしていくことができます。

・ブランディングを意識する:自分のブログの特徴や強みを明確にし、それを活かしたブランディングを行いましょう。その結果、書籍化された際に、読者がその価値を理解しやすくなります。

・ブログの構成やデザインにも配慮する:読みやすさや見た目の魅力も、コンテンツの価値に関わります。適切なレイアウトやデザインを用いて、読者に快適な閲覧体験を提供しましょう。

・長期的な計画を立てる:ブログの書籍化は一朝一夕には成功しません。長期的な視点でブログ運営を計画し、コンテンツの充実を目指しましょう。その結果、書籍化の可能性が高まります。

 

これらのポイントに取り組むことで、ブログの書籍化に向けての準備が整い、出版社に対しても自信を持ってアプローチできるようになります。

最終的に、自分のブログが書籍化されることで、より多くの人に情報や知識を届けられるようになり、ブロガーとしての成長や達成感を感じることができるでしょう。

ブログの書籍化を目指す方は、ぜひこれらのポイントを参考に、戦略的なアプローチで取り組んでみてください。

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2022年12月13日

テーマ:ブログを出版したい

ブログを書籍化して商業出版するのは狭き門

私のメルマガからの問い合わせが多いのが、「ブログを書籍化して商業出版したいんですが…」というもの。

実際、私のブログの検索キーワードも「ブログ 出版」「ブログ 書籍化」というのは2番目、3番目に多いですし、それ以外にもそれに類する検索キーワードが上位を占めていたりします。

なので、ブログを書籍化して商業出版したい人というのは、結構多いのではないでしょうか?

 

 

しかし、残念ながら、ブログを書籍化して出版するのは狭き門です。

 

その理由は、いくつもありますが、代表的なものを書き出してみます。

 

まず、ブログの特性として、無料で読めること。

無料で読めるコンテンツを有料のメディアで発刊するというのは、なかなか売れる気がしないですよね。

つまり、難しいということです。

 

あとは、集客するための文章の書き方と出版のような伝えるための文章は書き方が違います。

また、横書きのスマホやパソコンで読む文章と本のような紙で縦書きの文章とも書き方が違います。

違う書き方の文章で出版したところで、結果は言うまでもありません。

 

他にもコンテンツのクオリティをそこまで突き詰めて書かれているブログというのも少ないですし、ブログを見ればファンの数も予測できてしまうので、本を出版したとしても売れるかどうかの予測もできてしまいます。

 

このあたりが代表的な理由と言えるのではないでしょうか。

 

ただ、それでもブログから出版できる可能性がゼロという訳ではありませんので、どうせブログをやるのであれば、最初からブログを書籍化して出版することを想定して記事を書いてみてもいいかもしれません。

出版社がどういうブログを評価して、どういうブログにオファーしているかは分かりますからね。

 

でも、そこまでしてブログから出版したいのであれば、ブログの書籍化は考えず、ブログを出版実現への与信力をアピールする場所だと割り切って運営し、別途、出版企画書を書いて売り込んだ方が、圧倒的に商業出版を実現させるには近道ですよ。

ブログの書籍化にこだわる理由は分かりませんが、出版が目的なのであれば、出版社からのオファーを待つよりも、出版企画書を作成して売り込みましょう。

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