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カテゴリ:ブログを出版したい - Part 3

2024年7月2日

テーマ:ブログを出版したい

ブログで本を出版したい人必見のポイント

私は仕事柄、よく「私のブログが出版できるか見てください」と尋ねられることが多いです。

その度に、「見ません!」と冗談交じりに答えつつも、実際には軽く見たりはします。

ただ、ほとんどの場合、その内容が出版のレベルに至っていないことが多いのです。

 

ブログから出版を目指すためには、いくつかの重要なポイントが存在します。

これらについては、他でも触れていますので、是非、そちらをご参照ください。

今回は、記事では伝わりづらい部分について詳しく説明します。

 

 

ブログで出版を目指すための重要なポイントは2つ。

それは、ブログの“外見”と“内面”の二つの要素です。

 

まず、外見についてです。

外見とは、ブログの色彩やデザインのことを指します。

ブログにアクセスした瞬間に、そのビジュアルが読者に読もうという意欲を掻き立てるかどうかが非常に重要です。

とくに色彩は、ブログ全体の雰囲気に大きな影響を与えるため、慎重に選ぶ必要があります。

また、デザインについても、アメブロなどで配布されているテンプレートよりも、自分自身でカスタマイズした方が、より魅力的に見えることは間違いありません。

さらに、ブログタイトルやニックネームにも注意が必要です。

出版を考える場合、これらが単なる個人の趣味や嗜好に基づくものでなく、読者の市場規模を想像させるものである必要があります。

SEOの観点から考えることが大切です。

 

次に内面についてです。

内面とは、記事の内容や文章から醸し出される人間性、集まるコメントやそれに対する返信コメントなどを指します。

それぞれのブログが持つ独特の雰囲気が、読者を引き寄せる要因となります。

コメントの数ではなく、その内容や質が重要です。

同じテーマについて厳しい意見を述べるブログでも、引き寄せられる読者のタイプは異なります。

これは、ブログに書かれた文章から伝わる印象が、特定の読者を引き寄せるためです。

 

外見と内面のバランスが重要ですが、それを完璧にするのは簡単ではありません。

外見に関しては専門的な知識が必要なことが多く、内面に関しては感覚的なものなので、文章で説明するのは難しいのです。

しかし、この2つはどちらも非常に重要な要素ですので、ぜひ自分のブログを見直す際には、この視点を持って検討してみてください。

 

感覚的な部分については、本などだけでは学びにくいため、実際に誰かそれぞれの専門家に話を聞くことをお勧めします。

私も“出版企画書の書き方”というレポートを配布しておりますが、文章だけではなかなか理解されないことも多いですが、実際にお会いして、直接お話しすることで、短時間で理解してもらったことはありますからね。

 

人は、一度見てダメだったブログを再度訪れることは少ないでしょう。

つまり、ブログを真剣に見てもらうチャンスは最初の一回だけです。

そのためにも、最初から十二分な準備をしておくことをお勧めしておきます。

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2024年6月24日

テーマ:ブログを出版したい

本気で出版したいならブログ内容を見直そう

ブログの内容を商業出版したい場合、まずは出版社に見つけてもらい評価されることが重要です。

実際、出版社は常に新しいネタを探しています。

しかし、現時点であなたのブログが出版に至っていないとすれば、それは単純に「面白くない」か「気づかれていない」からかもしれません。

もちろん、両方の可能性もあります。

 

 

出版社は面白いネタを見逃すことはありません。

ただし、「面白くない」には、出版社のニーズに合致していないという意味も含まれます。

では、具体的に出版社はどのようにしてブログを探しているのでしょうか?

 

出版社が注目するポイントは「検索結果」と「口コミ」です。

この2つのポイントを理解し、それぞれに対応する戦略を立てることが重要です。

 

「検索結果」は、SEO対策をしっかり行い、検索エンジンで上位に表示されるようにすることです。

これにより、出版社の目に留まる可能性が高まります。

具体的には、ブログの記事内容に関連するキーワードを適切に配置し、定期的に更新することが重要です。

また、良質なバックリンクを増やすことで、検索エンジンの評価も上がります。

 

一方、「口コミ」は、読者の反応やSNSでのシェア、コメントなどが重要です。

読者が共感しやすい内容や、役立つ情報を提供することで、自然と口コミが広がります。

また、SNSでのシェアを促す工夫や、コメントへの積極的な返信も効果的です。

 

また、これらの戦略を効果的に実行するためには、ブログのプラットフォームも重要です。

アメブロのようなプラットフォームはSEO対策が難しいため、無料のブログならはてなブログがおすすめですし、より自由度の高いWordPressなどを利用することもおすすめします。

アメブロは、むしろサポート的な役割として活用し、メインのブログは別のプラットフォームで運営する方が賢明です。

 

さらに、ブログの内容が具体的であることも重要です。

例えば、読者が知りたい情報を網羅的に提供し、実践的なアドバイスや具体例を交えることで、読者の満足度を高めることができます。

出版社は、そのような価値のある情報を提供するブログに出版させたいと考えます。

 

ブログから出版を目指すためには、継続的な努力と戦略的なアプローチが必要です。

SEO対策やSNSでの口コミを活用しつつ、読者にとって有益な情報を提供し続けてみてください。

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2024年5月26日

テーマ:ブログを出版したい

ブログから書籍化を目指すための具体的な手順と戦略

私は、基本的にブログの書籍化に対して否定的な意見を持っています。

ブログにたくさんの記事をストックしているからといって、それで書籍化できるわけではありません。

ブログを書籍化するためには、ブログはその入り口として捉え、しっかりと戦略的に考える必要があります。

 

 

それでも、私のところには多くの読者から、「私のブログを出版できるかチェックしてほしい」というコメントやメッセージが届きます。

これらのリクエストに対して一応は目を通しますが、正直なところ、これまでに見たブログのほとんどは書籍化には適していないと評価せざるを得ません。

 

ブログの書籍化には確かにニーズがあります。

それは理解していますが、私はあえてブログの書籍化には否定的な立場を取り続けようと思っています。

なぜなら、プロがしっかりと計画してブログを開設すれば、書籍化は決して難しい話ではありませんが、そのノウハウを教えたり伝えたりすることは簡単ではないからです。

 

実際に、ブログの書籍化を教えているプロデューサーも増えているようですが、それを実践して成功する人は非常に少ないはずです。

それは、とても再現性が乏しいことであり、そこから出版を実現する確率は非常に低く、安易に飛びつかせることは結果的に無駄な努力とお金を浪費することにしかなりません。

つまり、結果が出ないノウハウに対してお金をいただくということは、私にはできません。

 

個人的には、出版を実現させるための準備にブログは重要だと考えていますが、それでもブログ自体の書籍化そのものには否定的な立場です。

なぜなら、ただ単にコンテンツをまとめただけのブログでは、読者のニーズに応えられるような魅力的な書籍にはならないことがほとんどだから。

やはり、出版を実現するためには、編集者や出版プロデューサーのような専門的な視点や思考を持った人たちと慎重に企画をブラッシュアップしなければ厳しいでしょう。

 

とはいえ、否定するだけして終わるのも何なので、最後にブログを書籍化する方法を少しだけ。

ブログの書籍化を目指すのであれば、そのブログ自体を単なる日記や情報の羅列ではなく、明確なテーマやコンセプトに基づいた価値あるコンテンツとして構築する必要があるということです。

質の高いコンテンツを継続的に提供することで、読者のニーズに応え、関心を引きつけることで、出版のチャンスを掴む可能性が高まります。

ブログを書籍化するためには、緻密な計画と持続的な努力が求められます。

それを理解し、しっかりと準備をすることで、はじめて成功に近づくことができるのです。

 

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