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2010年4月15日

テーマ:書籍を出したい

出版社から本を出版するには編集者と話すことです

商業出版するために、よく「何を書こうか悩んでいます」とか、「私には書けることがありません」と相談を受けます。

しかし、私は、誰でも一冊は本を書けると思っています。

だって生きてきて、誰かに何も伝えることのない人生って、あまりに寂しいですからね。

実際にあった事例を紹介します。

ある日、知り合いの金盛哲二 さんに紹介していただいて、菅智晃 さんが事務所に遊びに来ました。

忘れもしないのですが、彼は私に「本を書きたいです!」とおっしゃいました。

私が「何の本ですか?」と問いかけると、「何でもいいんです。とにかく本を書きたいんです!」と言うのです。

最初はどうしたものかと思ったのですが、ご紹介いただいたということもあり、2時間ぐらいじっくりとヒアリングしました。

さすがに2時間ぐらい話せば、何か光るものがあるもので、何とか出版企画書に落とし込むことができました。

そして、実際に出版社の企画会議も無事に通過し、発刊されたのが『メール起業40の成功法則 』です。

実際にこういうことって、結構あります。

この事例 も同じだと思います(完全に伝説になってますね)。

つまり、自分では当たり前だと思っていたことが、実は凄いことだったりするものです。

それをなかなか自分の力だけで気づくことはできないと思いますが、編集者と2時間ぐらい話せば、出版するネタは必ず見つかります。

編集者は、どういうネタをどういう切り口にすれば、書籍としての商品価値をもたせられるかということに長けておりますので、そんなことはお手のものです。

だからこそ、この記事 に書いてあるように企画の話しばかりをするのではなく、自分を理解してもらうことの方が有効だと思います。

ただ、なかなか編集者と話す機会は無いと思いますので、簡単な見つけ方を書きます。

それは、周りの人の反応を見ることです。

・褒められること

・自慢していること

・驚かれること

・喜ばれること

・頼られること

・聞かれること

こういうことにヒントが隠されていると思います。

もし、それでも分からないのであれば、異業種交流会に参加してみてください。

そこで、自己紹介をしたときの相手の反応を見ると分かりやすいと思います。

相手が食いついてきたら、そこに何かネタになるヒントがあるということです。

かくいう私も、出版のプロデュースをはじめたきっかけは、異業種交流会での自己紹介をしたときの周りの反応でしたから。

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2010年4月12日

テーマ:ブログを出版したい

出版を視野に入れるなら過剰なブランディングは要注意

以前、出版企画書の著者プロフィール欄では、著者としての必然性をアピールしてくださいと記事で書きました。

これは、ブログのプロフィール欄でも全く同じことが言えます。

もし、あなたのブログを見て、出版のオファーを出すなら、あなたにオファーを出す必然性がなくてはならないということです。

逆に言えば、必然性がないのであれば、あなたにオファーする理由はありませんよね。

例えば、「○○協会認定●●コンサルタント」と書かれている方を見かけますが、それなら、○○協会の一番偉い人に執筆を依頼したくなります。

また、よくオリジナルの肩書きを使われている方がいらっしゃいますが、過剰な修飾語は逆効果になります。

できるだけシンプルに、どんな仕事をしているかが伝わる肩書きにしましょう。

また、「××氏に師事」といった記述も見受けられますが、これも、直接、××氏に執筆を依頼したくなります。

同様に「あの△△氏に凄いと言われました!」というようなことを書かれる方もいらっしゃいますが、凄い人に褒められた人という権威付けなのでしょうが、これも逆効果になります。

しかも、その△△氏が全国区の知名度なら多少の効果はあるかもしれませんが、一部の人にしか認知されていないのなら、ほとんど意味はありません。

それどころか、そういう権威付けをしないと自分の価値をアピールできないと言っているようなものです。

ブログでブランディングする場合、ターゲットやビジネスモデルによって、いろいろな方法があると思いますので、それを個別に否定するつもりはありませんが、もし、出版を視野に入れるのであれば、そのブログでのブランディングの方法はよく考えるようにしてください。

過剰なブランディングは信用を無くしますよ。

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2010年4月10日

テーマ:出版社への売り込み

複数の出版社で同じ企画を同時応募してしまった場合

基本的には、同時に複数の出版社へ企画を売り込むのは、道義上問題があります。
できるだけ、一社一社に売り込みをかけて、結果が出るまで待つようにしてください。
ただ、そうも言っていられない場合もあります。
その場合は、必ず「他にも売り込みをかけています」と言うようにしましょう。
結果的に先方に早めの決断を促す効果がある場合もあります。
そして、その上で、複数の出版社で決まってしまった場合、理想としては先着順です。
条件を出させて、一番良い所で出したい気持ちは分からなくもありませんが、待たせている間に企画が流れてしまうことも少なくありません。
このあたりは、著者のバリューと関係があります。
もし、その企画によほどの魅力があり、どうしても出したい出版社であれば、待ってもらえるでしょうし、好条件を引き出すことも可能です。
ただ、こういうことはレアなケースであることは認識してください。
今、そこにあるチャンスをできる限り活かすことを心がけましょう。
もし、複数の出版社で決まってしまった場合、いくつもの切り口を事前に用意しておき、出版社ごとに切り口を変えて、全く違う本になるようにします。
こういう時のために、企画書をややぼかし気味にしたり、著者を複数人用意しておいたり、全く別の本に見えるような切り口を用意しておいたり、同時に複数の本を制作することでスケジュールが遅れないように調整したり…いろいろな複線を準備をしておく必要があります。
これらはこの仕事を生業にしている人にしかできないと思いますので、あまり強欲に考えるよりも、一つずつ丁寧に対応するようにしてください。

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