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2023年2月7日

テーマ:書籍を出したい

ロングセラーを狙うなら、その棚での定番本目指す

1日300冊以上の本がが毎日発刊され続ける昨今、それらの本を書店で平積みや面陳をしてもらうスペースを確保するどころか、そもそも書店に置いてもらうことすら難しくなってきました。

それでも、やはり自分の本はいいところに置いてもらいたいですし、できれば長く置いてもらいたいものです。

 

だったら、どうすればいいのかと言えば、ズバリ! ロングセラーを狙うべきです。

 

とはいえ、そんなに簡単にロングセラーを狙うって簡単じゃないと思うかもしれません。

でも、実はそんなに難しくはないんです。

 

だって、そのカテゴリーの定番商品を狙えばいいだけですから!

 

書店には、各カテゴリーごとに棚があります。

そして、その各各カテゴリーの棚前に平積みされているのが、その棚に関連する新刊本とベストセラー本、ロングセラー本です。

 

で、狙うのは、そのロングセラー本になります。

 

なので、まずは書店のカテゴリーの中からどのテーマでロングセラー本を狙うのか選びます。

どのカテゴリーを選ぶのかは非常に重要です。

 

あとは、そのカテゴリーに置かれている本の中で一番いい本を作ればいいだけ。

すでに出ている本の欠点を見つけ、それら全部を解消するような本を作ればいいわけですから、後出しジャンケンとなるので、それほど難しくはないですよね。

 

そうすれば、別に奇をてらってベストセラー本とかを必要なんてありません。

ど真ん中の王道中の王道を目指し、どの本よりも解りやすく、見やすい本を作ればいいのです。

可能なら、安くしたり、フルカラーにしたりするのも効果的ですね。

 

 

新人著者が出版を目指す場合、どうしても差別化を意識した変化球企画で勝負したがる傾向が強いです。

確かに、その方が企画は通りやすいので、気持ちは分かるのですが、そういう本は最初の売れ行きはいいですが、決してロングセラーにはなりません。

 

もし、長く書店に置かれる本を目指すのであれば、ロングセラー一択ですよ。

 

ちなみに、最近、シリーズ本をたくさん手がけている大手の出版社では、内容の企画書だけではなく、体裁や誌面デザインなどに工夫を凝らしたシリーズの企画書というのも受け付けているようです。

こういうシリーズの企画書の場合、内容はだいたい分かっているので、「このシリーズをこういう誌面で再編集したシリーズに…」ということを企画書にまとめることになります。

シリーズの企画書の場合、1冊決まると、同時に複数冊が決まるようなものなので、かなり効率的です。

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2023年1月24日

テーマ:出版社への売り込み

商業出版するなら、まず自分の名前を検索してみよう

出版社に出版企画書を送り、内容に関して感触が良かった場合、最後の確認作業のひとつに「著者名を検索エンジンで検索する」というものがあります。

 

 

本来の目的は、著者がどういう活動をしているのかをチェックするために行われていたのですが、最近ではその目的が変わり、その人の評判や素行をチェックしているようです。

もちろん、SNSなどでも検索して、その人が日常的に投稿している内容やどんな人とやり取りしているのか、フォロワーの数などもチェックします。

あと、検索した時のサジェストキーワードで、「名前+マイナスイメージの単語」が表示される場合も注意してください。

 

ただ、実際に過去にあった話ですが、その結果、その人が書いた出版企画書が不採用になるということは何度かありました。

 

これは、もし何かあった場合、出版社はその本の発行責任を問われますし、万一、逮捕なんて事態になれば、社会通念上、その人の本を発刊した出版社の信用問題になってしまうからです。

(過去に私が担当した事例で、某国立大学の助教授が書いたネットワークセキュリティの書籍があったのですが、その著者さんが数年後にハッキングで逮捕され、出版社からお叱りを受けたことがありました。ただ、ハッキングできる人が書いたネットワークセキュリティの本ということで、しばらく売れたのですが、当然、増刷はされず、そのまま廃刊となりました。)

なので、事前に自分でもチェックをしておき、もし、そこで問題になりそうなページが表示されるようであれば、そのページが表示されないように施策を講じたり、あらかじめそういう情報は誤解だということを出版企画書にも盛り込んでおきましょう。

同姓同名の方がいて、誤解を生む場合も同様です。

 

それができないのであれば、表示名を変えたり、ペンネームで出版を目指したりすることも考えてみてはいかがでしょうか?

 

また、昔、作っていたサイトやブログ、SNSなどが残っている場合も、その内容は確認しておきましょう。

また、若気の至りで、ちょっと胡散臭い内容のものがあるのであれば、自分で削除しておくといいですよ。

 

ということで、念のために出版社に出版企画書を売り込む前に検索エンジンで検索してみましょう。

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2023年1月14日

テーマ:著書の効果的な販促

出版は二冊目で本当の実力を試される

はじめて本を出版した時というのは、意外に思えるぐらいプロモーションを行った時に反応が得られます。

はじめての出版ということで自分自身のモチベーションも高いため、地道な作業も苦にならならないですし、何より一生懸命にですからね。

まわりもお祝いの気持ちもあって、義理や人情で非常に協力的です。

 

これに気をよくして、二冊目に挑むとまったく違う反応になります。

 

ただでさえ、著者自身も二冊目ということもあり、自分自身の販促に対するモチベーションも一冊目ほどではありません。

さらに、一冊目の販促で成功した著者ほど、「こんなものか」とその実績に胡坐をかきます。

もちろん、まわりも「またか」という感じで、あれだけ好意的だった一冊目の応援姿勢がウソのように素っ気無くなることはよくある話しです。

 

それだけに、二冊目で著者の本当の実力が試されるのです。

 

 

一冊目にベストセラーになるぐらい売れている著者であれば、新たに獲得したファンだけで二冊目のプロモーションを行えば済む話しですが、そうでないのであれば、一冊目の販促のときに何をしたのかが非常に重要になります。

一冊目の時は、今までの人間関係の総決算的な感じでもありますので、まわりも好意的ですが、二冊目ともなると、まわりのご祝儀ムードもなくなり、一冊目から二冊目の間の人間関係が問われる訳です。

 

例えば、みんなで一生懸命応援したのに、増刷がかかった瞬間に自分だけの手柄かのように振る舞ったり、プロモーションまではペコペコしてお願いしていたのに終わった後にお礼のひとつもないとか、出版後に気軽に話しかけるなオーラを出したり…とにかくいろいろな著者を見てきました。

ここに書いたことは、全部、実際にあった話しです(笑)

 

では、あなたが最初は「おめでとう!」と思って応援した人が、その後、どんな立ち振る舞いだったらまた応援したいと思いますか? もしくは、二度と応援しないと思いますか?

その答えを考えてみたら分かりますね。

 

なので、私が担当した著者には、プロモーションで応援してもらったら、応援してくれたその時、プロモーションが終わった直後に報告も兼ねて、再開した時に改めてお礼を言うように指導しています。

あとは、本を出版したぐらいで偉そぶらずに、感謝を忘れず、調子にも乗らず、謙虚にするようにとも。

 

まぁ、それでも何人かは調子にのる著者というのは一定数いる訳ですが…。

 

もちろん、そうやって一冊目の時に協力してくれた人たちを大切にするということも重要ですが、さらに一冊目で新たに知り合えた読者をいかに二冊目のときに応援してもらえるような関係性にするかということも考える必要があるということです。

そう言う意味では、やるべきことをやりつつ、二冊目は自分の力だけで販促を行うつもりぐらいで、一冊目のプロモーションの直後から動いていきましょう。

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