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2024年2月25日

テーマ:出版社への売り込み

商業出版の企画を出版社に売り込みする方法

出版業界において、あなたの企画を出版させるためには、出版社の編集者との関係構築が欠かせません。

しかし、多くの著者が直面するのは、その第一歩、つまり「出版社への売り込み」の方法です。

このプロセスは、多くの場合、一筋縄ではいかないものですが、正しいアプローチを理解し、実践することで、成功への道はぐっと近づきます。

 

 

まず、出版社へのアプローチ方法には限られた手段があります。

これには飛び込み、郵送、ファックス、メール、そして電話などが含まれます。

それぞれの方法にはメリットとデメリットがあり、状況に応じて適切な手段を選択することが重要です。

 

飛び込み訪問は、ほとんどの場合、出版社にとっては迷惑となりがちです。

予期せぬ訪問は、編集者の仕事の流れを妨げ、貴重な時間を奪うことになります。

したがって、この方法は余程のトーク力を持ち合わせていない場合、避けるべきです。

 

郵送やファックスでのアプローチは、情報が埋もれやすく、うやむやにされてしまいがちという欠点があります。

ただし、創意工夫を凝らしたプレゼンテーションであれば、編集者の目に留まる可能性もあります。

 

メールは現代のコミュニケーションにおいて最も効果的な手段の一つです。

しかし、メールを送る際には、ビジネスメールとしての基本的なマナーを守ることが絶対条件です。

出版社のウェブサイトでは、直接のメールアドレスを掲載していないことが多いため、問い合わせフォームを通じて初めての接触を試みることになります。

ここで重要なのは、あなたのメッセージがどれだけ目を引くか、そして編集者が読みたくなるような内容であるかです。

 

電話は、直接的なコミュニケーションを取る上で非常に有効です。

電話を通じて、企画の概要を説明し、編集者の興味を引くことができれば、メールでの詳細なやり取りへとスムーズに移行することが可能です。

電話での会話では、編集者の時間を尊重し、ポイントを絞った明確なコミュニケーションを心がけましょう。

 

他にも、出版関係のイベントや出版記念パーティーへの参加も、編集者と直接知り合える貴重な機会です。

こうした場では、自然な形で会話を楽しみながら、タイミングを見計らって、あなたの企画を編集者にプレゼンしてみましょう。

 

企画を売り込む際には、ただ単に自分の作品を紹介するだけでなく、その作品がなぜ市場にとって価値があるのか、どのように読者の心を捉えるのかを明確に伝えることが重要です。

編集者は毎日多くの企画を目にしますが、あなたの情熱、作品への深い理解、そして市場への洞察が伝わるプレゼンであれば、他とは一線を画することができるでしょう。

 

出版への道は決して簡単ではありませんが、適切な準備と戦略をもって挑めば、あなたの夢を実現することができます。

あなたの企画が出版社に採用されるまで、情熱を持って取り組み続けてください。

 

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2024年2月12日

テーマ:執筆時の注意点

ベストセラー本の共通点は原稿に言霊が宿っている

実は、ベストセラーとなる本の原稿には共通する特徴があることをご存知でしょうか?

 

多くの人によく言われるのが、「なぜあの本が売れているのか?」「自分ならもっと良い本を書ける」ということ。

しかし、本の世界では、内容の新しさや独自性だけが売れ行きを左右するわけではありません。

 

 

原稿執筆のプロセスは、著者の想いを文字に乗せて、読者に語りかける行為。

ベストセラーになる本の原稿には、著者の深い情熱、誠実さ、そして読者の心を動かす言霊が宿っています。

これらの原稿は、ただの情報伝達手段ではなく、著者の人間性や価値観を反映しています。

そして、これらの要素が組み合わさることで、読者に強い印象を与え、心に残る作品が生まれるのです。

そのためには、著者が自分の作品にどれだけ真剣に取り組んでいるかを問われているといっても過言ではないでしょう。

成功している著者は、自分の知識や経験を惜しみなく共有し、読者にさらなる価値を提供しようとします。

そして、自分の言葉で読者の心に響くメッセージを伝えることに注力しています。

 

さらに、ベストセラーになる本の原稿は、とにかく読者のニーズや関心に深く根ざしています。

著者は、読者が何に悩んでいるのか、何を求めているのかを理解し、それに応える内容として、自分の体験や感情を率直に表現することで、読者の共感を呼びます。

この共感が、読者にとっての価値ある体験となり、本を手に取る理由となるだけではなく、読者は自分の抱えている疑問や問題を本を読むことで解消でき、そこに感謝が生まれ、著者との信頼関係が構築できるのです。

 

しかし、原稿に言霊を乗せることは容易ではありません。

やっつけ仕事の原稿や、自己満足に終始する原稿では、読者の心を動かすことはできません。

やはり、読者に対して、誠実に、そして、真摯に向き合えているのかが、ベストセラーになるかどうかを左右しているように思います。

 

振り返って成功した著者たちを見てみれば、自分の作品を通じて読者に何かを伝えたいという強い願望を持っています。

そして、それを自分の言葉で読者に影響を与え、それが結果的に読者の人生を大きく変えるきっかけになったりするわけです。

やはり、そういう原稿からは、著者の深い思いやり、情熱、そして人間性が言霊となって乗り、それが読者に伝わるのでしょう。

 

あなたも、真摯に原稿と向き合い、読者に対する深い理解と尊敬をもって、言霊がしっかりと乗った原稿を執筆することで、読者の心を捉え、作品として長く愛され、記憶に残る著者になることができるのです。

 

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2024年2月5日

テーマ:書籍を出したい

あなたが著者になる必然性を意識してください

著者になるということは、ただ本を出版すること以上の深い意味を持ちます。

それは、あなたの独自の視点、経験、知識を世界に伝える貴重な機会です。

 

それを踏まえて考えてみてください。

それは、出版社の編集者があなたの出版企画書を手に取ったとき、彼らが最も関心を持つのは「なぜこの本をあなたが書く必要があるのか」という点です。

これは、あなたの独自性、つまり「あなただからこそ書けること」「あなたにしか書けないこと」を意味します。

 

 

この独自性を示すことは、あなたがその分野の専門家であること、または特定の体験や視点を持っていることを示すことです。

出版企画書には、この企画があなたにとってなぜ重要なのか、そしてあなたがなぜその最適な著者なのかを明確に示す必要があります。

さらに、「どのようにして読者を引きつけるのか」「何がこの本を面白くするのか」を強調することで、編集者の興味を引くことができます。

 

しかし、独自性は企画内容だけに限られません。

 

著者プロフィールにおいても、あなたがなぜそのテーマについて書く資格があるのかを示すことが重要です。

たとえば、「○○協会認定●●コンサルタント」といった肩書や「××氏に師事」という経歴は、一見、あなたの専門性を示すように思えますが、実は逆効果になることがあります。

理由は、これらの肩書や経歴はあなたをその分野の唯一無二の専門家として位置づけるものではなく、より権威ある団体や人物を後ろ盾にしているにすぎません。

その結果、編集者としては、その団体や人物に執筆してもらった方が良いので?と考えてしまうのです。

 

著者としての必然性を示すことは、あなたがそのテーマについて独自の視点や深い理解を持っていることを意味します。

これは、あなたの経験、研究、または情熱がその分野において吐出していることを示すことです。

著者プロフィールや企画書において、あなた自身の物語、あなたがこのテーマに取り組む理由、そしてあなたが提供できる独特の価値を強調することがとても重要となります。

 

最終的に、あなたが著者になることの必然性を示すことは、あなたの本が単なる情報の集合体ではなく、あなた独自の視点、経験、知識を持つ作品であることを示すことです。

これは、読者に新たな視点を提供し、彼らの理解を深める機会を与えることを意味します。

そして、出版を通じて、読者と深いつながりを築き、彼らの人生に多大な影響を与えることができます。

あなたの出版企画書に書かれる内容は、そのための第一歩です。

だからこそ、あなたの独自性と著者としての必然性を出版企画書に盛り込み、編集者の心を掴んで、是非とも出版を実現してみてください。

 

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