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2022年2月7日

テーマ:書籍の企画書の書き方

著者プロフィールの写真は必要か?

最近、送られてくる企画書を拝読していると、著者プロフィールに自分の写真を貼ってくる人が非常に多いです。

たぶん、あちらこちらでそういう指導されている同業者がいらっしゃるんだと思います。

 

しかし、私は、出版業界で25年以上も書籍編集者として活動してきましたが、ただの一度も出版社から写真を要求されたことはありません。

逆に、写真の貼ってある企画書を持って行って、苦笑されることはありましたが、それが決め手になったことは皆無です。

 

 

なので、先日、出版社の編集者にアンケートをに聞いてみました。

 

「出版企画書に写真って必要でしょうか?」という質問に対して、多くの回答が「全く影響しません」でした。

ただ、興味深かったのは、男性と女性で写真の持つ意味が違うということでした。

男性の場合、「この人が書くんだぁ~」レベル。

むしろ、照れくさがってスナップ写真を送ったり、カッコつけて腕組みしている写真を送ったりすると、どんなに企画が良かったとしても、それで落とすことはあるそうです。

つまり、写真の効果は、マイナスになることはあっても、プラスになることはほとんどないということになります。

 

で、女性の場合、重要なのは、やはり“容姿”。

この容姿というのは、カワイイとかキレイというわけでも、担当者の好みかどうかというわけでもありません(笑)

出版社が重要視するのは、“表紙”や“帯”で使って、売上に効果を発揮するかどうかです。

例えば、無機質なカバーが多いビジネス書の棚でキレイな女性がカバーに載っていたら目を引きますし、ちょっと頭が悪そうな女性が何億稼いだって書いてあったら自分ならもっと稼げる気になりますよ。

つまり、これって“表紙”や“帯”に写真を載せた効果な訳です。

ただ、たとえ“表紙”や“帯”で使えるといっても、100点満点中80点の企画書が85点になるぐらいだそうです。

もちろん、男性同様に写真があまりにもふざけた感じだと、女性であってそれで企画が落ちることもあります。

 

つまり、著者プロフィールに写真を貼ることを指導される人も多いですし、それに従い、写真を貼った企画書を送ってくる方は非常に多いのですが、実際は、損することはあっても得することは少ないのです。

どうしても写真を貼りたいのであれば、いずれにしてもちゃんとカメラマンさんに撮ってもらうようにしましょうね。

 

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2022年1月27日

テーマ:書籍が発刊されたら

あなたの2冊目が決まらない理由

基本的に1冊でも本を出版して、その本がしっかり売れていれば、2冊目の出版は簡単に決まるものです。

著者の多くも、そう思って販促を頑張っていることと思います。

 

 

ただ、だからといって、売れれば何でもいいというわけではありません。

とにかく、売れているのにも関わらず、なかなか2冊目が決まらないのであれば、それにはそれなりの理由があるということです。

 

その理由は、だいたい3パターン。

 

○本は売れているが利益がなっていない場合

本を売ること自体は、お金をかければ、ある程度は売れるのですが、重要なのは利益です。

利益が残らなければ、本が売れてもあまり意味がありません。

つまり、薄利多売はリスクが高いので、あまり好まれません。

印税率や初版部数を交渉する出版プロデューサーもいらっしゃいますが、そういう方の紹介される著者も2冊目目は敬遠されがちです(1冊目は義理などもあるので、通りやすいですけどね)。

 

○本の企画などが合わない場合

出版社には、出版社ごとのカラーがあります。

なので、1冊目が売れたからといって、2冊目は何でもいいわけではありません。

2冊目もその出版社のカラーに合ってなければ、出版社としては出したいけど出せないということになると思います。

 

○著者と関わりたくないと思われた場合

出版はビジネスですが、だからといって結果だけを見ているわけではありません。

出版社の編集者も人間ですから、感情があります。

1冊目の過程での著者とのやりとりや出版後の対応など、それらのやりとりの中で『もう二度と仕事をしたくない』と思われたら、1冊目がどんなに売れたとしても、2冊目はありません。

1冊目は企画が通った以上、予定通りに刊行しなくてはならないので我慢しますが、それが終わったら解放されますので、そういう感情がけっこう重要だったりするのです。

 

考えてみればすぐに分かりそうなことばかりですが、なかなか内情は分からないという人が多いともいます。

旗から見ていて、それって凄くもったいないと思ったので、書いてみました。

 

はじめての出版の時には、すでに2冊目の道がはじまっていると思ってくださいね。

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2022年1月16日

テーマ:書籍を出したい

電子出版からの商業出版は可能か?

電子出版からの商業出版は可能か?

 

私は、15年ほど前にある異業種交流会ではじめて情報起業というビジネスモデルを知りました。

情報起業というのは、胡散臭い縦長のLPで高額なPDFファイルを売っている輩がいるぐらいにしか認識していなかったのですが、それをやっている人たちと交流することで、中には真面目に取り組んでいる人がいることを知りました。

 

そのお一人が、ビジネス塾を主宰されている人。

はじめましての場で、自己紹介代わりに塾のレジュメとテキストをお持ちいただいたのですが、そのテキストのクオリティがとても高かったのが衝撃的でした。

こういうテキストは、出版業界の専売特許ですからね。

そのへんの素人に作れる訳がないと思ってましたから…。

 

そのテキストは、出版社に見ていただいたら、その場で出版が決まりました。

まぁ、それぐらいのクオリティでしたからね。

当然でしょう。

 

もちろん、クオリティも大事ですが、出版した時のボリュームが書籍一冊分以上になっているかどうかも重要なポイントです。

 

そして、もうお一人。

ある別件でお世話になったのですが、その取材の時に「こういう内容で出版したいんですけど…」とご相談いただきました。

その時にお預かりしたのが情報商材です。

この情報商材もボリューム、クオリティ共に申し分ありませんでしたので、当然のように、あっさりと出版は決まりました。

 

情報商材は、PDFという形態で仕上がっていること、高額であるためにボリュームも多め、売れそうなテーマで作られるので旬な内容が多い、自分で販売するために読者のニーズも分かっているし、ファンも獲得できてました。

なので、出版はそれほど難しい話しではなかったんです。

 

 

ただ、情報商材の出版はそれほど難しい話しではないという話しをすると、多くの人が電子出版を商業出版化したがります。

情報出版と電子出版、実はこの二つは似て非なるものなんです。

 

電子出版の場合、安価なので読者のニーズよりも自分の書きたいことを優先していることが多いですし、編集者が介在しないので内容も素人感丸出し。

また、ページ数が少なくても商品化できるため、商業出版のボリュームには満たないことがほとんど。

販売はAmazonや楽天が担うことが多いため、購入者のリストもないし、ファンにもなってもらいづらいですからね。

これではさすがに電子出版の商業出版化は無理ですね。

 

もっと言えば、そんな電子出版を出すことが、商業出版に挑む場合の足枷になることが多いので、商業出版を目指すなら、あまり電子出版に手を出さない方がいいですよ。

(ただし、商業出版の電子書籍化は話しが別です)

 

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