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カテゴリ:書籍を出したい - Part 23

2010年6月24日

テーマ:書籍を出したい

自己買いするなら自費出版と同じ?

このブログでは、「本を出版したいなら、自己買いも含めて著者自身の力で1000部を売るだけの販売力を身に付けてください」と、再三、書いています。

すると、こんなメッセージが届きました。

「自己買いするなら自費出版と同じですよね」

1500円の書籍を1000部全て自己買いしたら、最低でも150万円かかります。

150万円をかけて出版すると言えば、確かに自費出版のように感じますよね。

でも、よく考えてみてください。

いろいろと問題がある自費出版業界で、私が唯一自信をもってオススメできる自費出版会社である『JPS出版局』の事例を参考にしてみましょう。

通常のビジネス書の仕様は、四六版、並製、カバー4色、208ページが一般的なので、それをベースに概算見積もりを見てみると、3000部刷って150万円強です(大手自費出版会社ならもっと高額です)。

当たり前ですが、本屋さんに並ぶ可能性は少なく、並んだとしても大型書店の自費出版コーナーに置かれることがほとんどですから、売れる可能性は低いということは容易に想像できると思います。

商業出版であれば、150万円出せば、6000部から8000部(上下2000部)が一般的なので、部数だけでも倍になる計算です。

その上、書店流通に乗りますので、全国の本屋さんに並びます。

はたして、本当に「自己買いするなら自費出版と同じですよね」だと思いますか?

もし、単純に印税をもらえる商業出版と費用を負担する自費出版で比較していたのであれば、全員が商業出版を選ぶのは当たり前です。

でも、商業出版と自費出版の違いの本質はそこではありませんよね。

一番の違いは、出版社が発行責任をもって出版しているのが商業出版で、お金を出せば書きたいコトで出版できるのが自費出版です。

もちろん、本屋さんに並ぶ、並ばないという違いもあります。

そして、これらの違いこそが、出版物に権威を与え、価値のあるものと認知されるからこそ、出版はブランディングになるはずです。

決して、出版したけりゃ150万円を出せ!と言っているのではありません。

商業出版で享受できる本当に価値を査定して、その対価として何ができるのかを考えて欲しいのです。

出版社にばかりに投資リスクを背負わせるのではなく、それに見合う努力をしてください。

その努力が、販売力をつけるのでも、企画力を磨くのでも、どちらでも構いませんから。

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2010年4月28日

テーマ:書籍を出したい

企画出版するには早い者勝ちです。

最近、いろいろな方とお話しさせていただくのですが、つくづく『書籍の出版は早い者勝ちだな~』と思います。

「こんな企画で出版したいんです!」と熱く語られた企画は、弊社が昨年に著者探しで苦労した本と同じ企画だったり、つい先日に決まった企画と同じ企画だったり、今、営業中の企画と同じ企画だったり…。

最近では読者の嗜好が細分化され、出版するチャンスは広がったのですが、それぞれの市場は狭くなっています。

つまり、似たような本を何冊も出版できる市場は少ないということです。

ということは、その市場を早く見つけ、一番最初に旗を掲げた者だけが出版できるということになります。

しかも、その市場も無限にあるわけではありません。

書籍を出版したいと思ったら、躊躇している場合ではありません。

出版企画書の作成に時間をかけるよりも、サクッと出版企画書を作成して、さっさと出版社に売り込まないと、誰かに先を越されてしまいますよ。

こうしている間にも、出版のチャンスは先着順でどんどん決まっていきます。

あなたの企画も、早くしないと持っていかれちゃいますよ。

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2010年4月27日

テーマ:書籍を出したい

鉄ちゃん以外は必見です(笑)

中嶋茂夫 さんが出版のお話しをされる場合、必ず話題になるのが、『トワイライト監禁事件 』。

もう伝説の域に達していますね(笑)

先日のセミナー でも、中嶋さんが「出版したい人は、山田さんをトワイライトに誘いましょう~」とおっしゃってました。

でも、これは半分正解で、半分間違いです。

半分の正解というのは、出版したいと思ったら、とにかく編集者とは話すべきというところ。

よくセミナーの懇親会などで、出版のアドバイスをさせていただくのですが、それはあくまでも聞かれたことに答えているだけです。

本当なら、出版に関することを知ってもらった上で、その人のことを知り、最適な形をアドバイスして、その方向で出版を目指すのが、実は最短距離になります。

しかし、セミナーの懇親会などでは、圧倒的に時間が少ないので、聞かれたことに答えるだけでやっとです。

もしかしたら、その人は違うネタで出した方が良いのかもしれないのですが、そこまでヒヤリングをしている余裕がないので、結果的にその人が出したい本の企画書に仕上がってしまい、結果、出版が実現できないパターンになります。

他のパターンとしては、アドバイスを反映はしてもらったのですが、また少しずれてしまった場合、やはり、メールや電話では伝わらず、出版が実現できないパターンです。

出版企画書というのは、弊社の『企画書の書き方』を読んでもらった先は、感覚的な世界です。

会って話すと10分程度のことだったりもするのですが、メールや電話だと、まず伝わりません。

そういう意味では、アドバイスを受けるだけではなく、最後まで目の前で仕上げてもらう方が、圧倒的に時間が短縮できます。

そして、残り半分の間違いというのは、当たり前ですが、トワイライトに誘うという部分です。

もちろん、すっかり毒されておりますので、トワイライトにご招待いただけるのでしたら、私はホイホイついていきます。

でも、そこにかかる費用を考えたら、出版したいからといって、出せる金額ではありません。

しかも、トワイライトは大阪-札幌間の片道なので、もう片道分の交通費は別途かかります。

なかなか馬鹿にならない金額です。

そのことを中嶋さんにも言ったら、「だって、どのみち一人でも乗っていたので、山田さんの追加分で言ったら、○万円ぐらいですよ。それなら安いものでしょ。」とのことでした。

確かに、追加分の金額だけで言ったらそうですが、そういう考え方ができるのは、間違いなく“鉄ちゃん”だけです。

確かに長時間話す機会をいただけるのなら、書きたい企画のことだけではなく、その人の仕事や趣味、考え方、価値観など、いろいろなことを聞くことができますので、出版する確率が間違いなく上がります。

かといって、一緒にトワイライトに乗るというのも現実的ではありませんよね(鉄ちゃん以外には…)。

だからこそ、本気で出版を目指す人のために出版グループコンサルを用意しました。

これなら、トワイライトに乗る半額以下になりますよ~(笑)

では、出版に最短距離の出版グループコンサルを受けたい方はこちらから。

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