出版コンサルタントが、あなたを最短距離で著者に導きます!

出版プロデュース実績

ご訪問ありがとうございます。

あなたの商業出版の夢
サポートいたします。

2023年7月18日

テーマ:書籍を出したい

出版社からオファーされて本を出版する方法

出版社は常に売れそうなテーマ、面白いテーマを探しています。

自分たちでテーマを考えることには限界があり、並行してそういうテーマを持っている人を探しているということです。

出版社は、質の高い作品を出版することで、その作品が読者に価値提供を実現します。

これは売れると予想されるものや、読者にとって魅力的なもの……つまり、市場に需要があるテーマに対して特に当てはまります。

 

しかし、自分の作品が市場にとって価値あるものなのか、それとも単なる自己満足なのかを見極めることは難しい場合があります。

それならば、どのようにしてその価値を見つけ、明らかにすることができるでしょうか?

 

まず一つ目の方法は、市場のニーズを理解し、そのニーズに基づいて自分のアイデアやテーマを考えることです。

この市場のニーズは、日々のニュースや社会の動きから読み取ることもできます。

例えば、新たな法律が制定されれば、その法律の詳細や影響を解説した内容は読者からの需要が生じる可能性があります。

新しい商品やサービスがリリースされた場合、その使い方や効果的な活用法を教える書籍も求められるでしょう。

話題の人物が現れた時、その成功の秘訣や背景を詳しく説明する内容は、多くの人々から興味を引くはずです。

 

次に、そのようなテーマを持っているだけではなく、それを自分の強みとしてブランディングすることも重要です。

自分がそのテーマについて深く理解していること、それに関する独自の視点や洞察を持っていることを示すためには、そのテーマについて調査し、研究し、検証し、勉強し続けることが必要です。

そして、その結果をブログやメールマガジンといったSNSで情報発信し、自分自身をその分野の専門家としてアピールすることです。

 

ネット上での情報発信は、テーマの露出を増やし、あなたの知識や経験、視点を共有する手段となります。

そして、それが多くの読者によって読まれ、共有されることで、あなたのそのテーマに対する認知度が上がります。

アクセス数や読者数が増えることで、あなたのファンがどれだけ多く存在しているかも証明されるはずです。

これは、出版社があなたに出版のオファーをする上でかなり重要な要素となります。

なぜなら、ネット媒体が持つ影響力、発言力というパワーは、著者の販売力を示す指標であり、出版社にとって大きな魅力だからです。

 

以上のように、出版のオファーを受けるためには、まず自分のテーマが持つ価値を明らかにし、それを市場に示すことが必要です。

そして、そのテーマを通じて自分自身をブランディングし、その価値を読者に伝えるための情報発信をしていきましょう。

これが、あなたが出版オファーを引き寄せるための一番簡単で確実な方法です。

 

この記事を共有する
このエントリーをはてなブックマークに追加
「この記事は役立った!」という場合には
応援クリックしていただけると嬉しいです!
応援クリックは右のボタン ブログランキング

2023年7月4日

テーマ:執筆時の注意点

“はじめに”や“まえがき”の書き方

よく「“はじめに”や“おわりに”って何を書くんですか?」と著者から聞かれます。

 

 

「はじめに」は書籍で最初に読者が目にする部分で、この本が自分の問題解決にどのように役立つのか、何が得られるのかを具体的に理解するための場所です。

なので、「はじめに」は以下の要素を含むべきです。

1つ目は、本書の目的です。読者がなぜこの本を手に取るべきか、この本が解決しようとしている問題は何かを明確に述べます。

2つ目は、対象読者です。この本が誰に向けて書かれているのか、またそれらの読者が何を期待できるのかを示します。

3つ目は、目標達成の方法です。

本書が提示する具体的な解決策や学びのポイントを述べ、読者がどう行動すれば結果が得られるのかを示します。

 

また、著者としての熱意や想いも書くと良いでしょう。

これにより、読者は著者が自分の問題に真剣に取り組んでいること、またその情熱が具体的な提案となって表れていることを感じることができます。

ですので、その情熱を伝える言葉を用い、書籍全体を通して一貫したトーンや視点を保つことが重要です。

 

「はじめに」を読んで、読者がこの本を購入するかどうかを決める場合もあります。

だからこそ、「はじめに」には、読者を引き込む要素、つまり「仕掛け」や「つかみ」をしっかりと持たせるべきです。

成功した実用書の「はじめに」を読むと、そのような「仕掛け」や「つかみ」が随所に見られます。

 

次に「おわりに」について考えてみましょう。

「おわりに」は、読者が本書で学んだことを再確認し、それをどのように自分の生活や仕事に適用するかのガイダンスを提供するセクションです。

「おわりに」は、以下の要素を含むべきです。

1つ目は、本書で学んだ重要なポイントの再確認です。ここで著者は、本書の主要なテーマや学びを再度強調し、読者にそれらを思い出させます。

これは、読者が本書から得た情報を自分の日常生活にどう適用するかを考える助けとなります。

2つ目は、読後の次のステップについてです。

著者は、読者に対して自分たちが得た知識をどのように活用すべきか、またそのための具体的な行動指針を提供すべきです。

 

最後に一つのテクニックをお伝えします。

それは、原稿全体を書く前に、「はじめに」や「おわりに」を先に書くことです。

これにより、あなたが伝えたいメッセージや、読者に提示する価値が明確になります。

その結果、執筆中に主題からずれることなく、一貫したメッセージを維持することができるでしょう。

 

本における「はじめに」と「おわりに」は、あなたの本が読者にとって有益な情報源となるための架け橋です。

あなたの思想、経験、そして知識を読者に効果的に伝えるために、「はじめに」や「おわりに」はしっかり書くようにしてください。

 

この記事を共有する
このエントリーをはてなブックマークに追加
「この記事は役立った!」という場合には
応援クリックしていただけると嬉しいです!
応援クリックは右のボタン ブログランキング

2023年7月3日

テーマ:著書の効果的な販促

書店に著書を置いてもらうための書店まわりの方法

「書店まわり」、出版した著者が書店を訪問し、自分の本を売り込む行為。

その必要性について、出版関係者や書店のスタッフからさまざまな意見が出ます。

 

 

全国チェーン書店の本部の方は、「書店まわりはドンドンやった方がいいですよ。

書店員は喜びますよ~」と述べています。彼らの立場からすると、著者が訪れることで書店に活気が出るという意見。

書店員が直接著者と接することで、その本に対する理解や興味を深める機会になります。

 

しかし、全国大手書店の都内店舗スタッフは、「売れてない本の著者がお見えになっても…これが慣例化したら毎日何人もの著者が来ちゃって仕事になりませんよ~」という意見。

特に大都市の店舗では、スタッフの作業量は膨大であり、著者が直接来店することで作業効率が落ちる可能性があります。

 

一方、全国大手書店の地方店舗スタッフは、「こんなところまで来てくれる著者さんがいらっしゃるのなら、大歓迎ですよ」と、逆に著者の訪問を喜びます。

地方の書店では、著者の来店自体がレアな事態であり、地元の顧客に対するサービスやプロモーションとして効果的だからです。

 

都内中堅書店の店舗スタッフは、「来ていただいても構わないのですが、こちらから話すことは無いので…書店員は人見知りが多いと思うので、沈黙があると嫌になりますね」と述べています。

書店員の中には、本については詳しくても、対人コミュニケーションが得意でない人もいるため、一方的な話だけでなく、互いに意見交換できる場を設けるべきという意見です。

 

近郊中堅書店の店舗スタッフは、「うちはお断りしてます!勝手に棚を移動したり、店内で写真を撮ったりしてたので…」という意見。

訪問のマナーを守らない著者の行動が原因で、書店訪問を拒否する店舗もあります。

 

出版社の立場からは、大手書籍出版社では「営業に事前に連絡して、やる分にはOKしてますよ」や「行ってナニ話すんですか? お土産があるんなら構いませんが、営業と同行にさせてください」といった声が聞かれます。

事前連絡や同行が求められるのは、著者と書店とのコミュニケーションに出版社が中間的な役割を果たし、適切な情報伝達を図るためと考えられます。

 

一方、中堅書籍出版社からは、「勘弁してください。ウチが長年かけて築いてきた信頼関係なので、勝手なことをされるのは困るので…」や「地方ならいいですよ~ 都内はこちらで回るので、POPとか渡して欲しいなら会社に送ってください」という意見が出ています。

これらの発言からは、出版社と書店との間にある細やかな信頼関係の重要性や、それぞれの地域や書店の事情に応じた柔軟な対応が求められることが伺えます。

 

これらの発言はすべて現場担当者の声であり、書店まわりについての見解は大きく分かれています。

あなたは、誰の、どの声を信じますか?

各著者が自分自身の状況を考え、適切な判断を下すことが求められます。

この記事を共有する
このエントリーをはてなブックマークに追加
「この記事は役立った!」という場合には
応援クリックしていただけると嬉しいです!
応援クリックは右のボタン ブログランキング