「本を出版したい」と思っている人は多いようですが、何を書いて出版しようとしているかまで固まっている人は意外と少ないです。
そんな時は、先に出版企画書を書いてみましょう。
出版企画書は項目が決まっており、それらの項目を埋めていけば、自然と誰に、何を、どうやって伝えるべきなのかが固まってきます。
漠然と頭の中で思考を巡らせるよりも、出版企画書を書き出しちゃった方が、よっぽど頭の中が整理されますよ。
漠然と頭の中で思考を巡らせると、何から考えればいいのかも分からないし、どこから手を付けていけばいいのかも分かりませんよね。
でも、出版企画書であれば、すでに項目が決まっているので、あとはそれらの項目を埋めていくだけです。
ただ、一回で完成させようと思って無理なので、最初から出版企画書を書くための出版企画書だというぐらいの気持ちで書いてみましょう。
まずは一回、自分が何となくイメージしていたものを書き出してみましょう。
それらを書くと、何となく項目間で辻褄が合っていないところがでてくるはずなので、それらを修正していきます。
そして、さらに売れるようにするためには…、もっといい本にするためには…、自分のビジネスにつなげるためには…、ブランディングするためには…と、いろいろな思考を張り巡らせながらチェックをして、どんどんブラッシュアップさせてみてください。
やれば分かりますが、どんどん企画内容が具体化してくるはずです。
あとは、まとまった企画を見て、商業出版に挑む覚悟ができたところで出版社に売り込んでみましょう。
どのみち出版社へ売り込みをする場合、出版企画書は必要不可欠なものですので、最初は出版企画書を書くための出版企画書のつもりであったとしても、その企画書は無駄にはなりません。
そもそもの出版企画書の項目が分からないということでしたら、弊社で配布している「企画書の書き方」を参考にしてみてください。
企画書テンプレートもありますので、すぐに書けるはずです。
もし、完成度に自信が持てない場合、お気軽に個別コンサルにお申し込みください。
その場合でも、出版企画書の形にまでまとめていただけていると、こちらとしても改善点を指摘しやすくなり、より早く企画をブラッシュアップすることもできます。
当然、出版への道ぐっと近づくはずです。