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2021年6月9日

テーマ:出版社への売り込み

書籍の企画と編集者の意外な相性

出版企画書を出版社に売り込むときは、出版企画の内容を客観的に見て、その内容と相性の良い出版社に売り込まなくてはなりません。

相性とというのは、ブランドイメージや出版社のカラーとの相性だと思ってください。

 

 

例えば、同じ投資本を出すとしても、投資の基本的な企画しか出さない出版社もあれば、ハイリスクハイリターンのちょっときな臭い企画しか出さない出版社もあります。

もし、あなたの企画が投資の基本的な企画だったとしたら、当然、ハイリスクハイリターンのちょっときな臭い企画しか出さない出版社に持ち込んでも、採用されるはずがありません。

そして、実は、出版企画の内容と出版社の担当編集者の相性もあるんです。

編集会議で企画を提案し、企画を通してくれるのは、何を隠そう出版社の担当編集者です。

ということは、その企画がいかにその担当編集者さんのモチベーションを上げられるかというのは、編集会議でどれぐらい本気で企画を通すためにプレゼンしてくれるかにかかっているということになります。

通常ですと、「売れそう」とか、「面白い」といった感情が、そのモチベーションの原動力になりますが、実はそれ以外にもモチベーションが上がる場合があるのです。

それが担当編集者の趣味・趣向と合致した場合。

この場合、もの凄いモチベーションになるみたいです。

それは、「売れそう」とか、「面白い」といった感情ではなく、「この企画をやりたい!」という感情を持ったときです。

それは、今まででは考えられなかった出版社から、今まででは考えられないような企画が通過してしまったぐらいのパワーです。

これ、本当に尋常ではないことなのです。

 

ということは、「売れそう」とか、「面白い」とかの感情を抱かせることも大切なことですが、それよりも「この企画をやりたい!」と思わせることが重要だということです。

そして、その「この企画をやりたい!」と思わせるためにも、編集者の価値観であったり、好みであったりを知っておくことが、何よりも重要ということです。

可能な限り、編集者とはコミュニケーションを取りましょう。

ただし、嫌われない程度の距離感も大事ですからね。

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2021年5月10日

テーマ:書籍の企画書の書き方

出版社における出版企画書の読まれ方

出版をしたい場合、出版企画書を書いて、それを持って出版社や編集プロダクションに売り込みをします。

ただ、その場合に持って行く出版企画書のとらえ方が、書いた人間と読む人間とで違うように思います。

 

企画書を書く場合、ほとんどの方が、「こんな本を出したいなぁ~」と漠然とイメージしながら書くことでしょう。

それは、あくまでも著者としての希望です。

 

しかし、その出版企画書を読む編集者は、「この著者は、このような本じゃなきゃ嫌なんだなぁ~」と思いながら読みます。

つまり、著者の条件だと思うのです。

 

このとらえ方の違いがどういうことになるかというと、企画書を書いた人間はあくまでも希望なので、譲歩するつもりでいたとしても、企画書を読む人間はそれを条件だと思って読むので、その企画書の内容だけで進行可否を判断することになります。

 

 

例えば、企画書に「ハードカバーの本」と書いてあったとします。

ハードカバーの本って、憧れますよね。

企画書を書いた人間は、あくまでも「ハードカバーの本」が希望であり、そうでなくても構わないと思っていることと思います。

しかし、編集者は「ハードカバーじゃなきゃ嫌なんだぁ~」と思い、「ハードカバーじゃなきゃ本になるかもしれないけど、ハードカバーじゃ原価も上がるし、今回は無理だな」と判断するということです。

結果、そのすれ違いで、企画は不採用となり、出版するチャンスを逃すことになります。

 

これはカバーの話しに限らず、本の内容、読者ターゲット、色(オールカラー)、ページ数、判型などにも同じことが言えるのですが、こんなことで人知れず、自分の出版の機会損失が起こっているとしたら、とってももったいないことだと思いませんか?

 

では、どうすれば良いかと言うと、自分が条件に思っていること以外は書かないというのが賢明です。

もし、書いたとしても、「希望」と書き加えておきましょう。

いずれにしても、これが条件ではないコトが分かるようにし、譲歩する余地があるコトが伝わるようにした方が良いということです。

 

 

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2021年5月4日

テーマ:書籍を出したい

著書の売れ行きは売り込む出版社選びが左右する

あなたが出版社に出版企画を売り込む場合、その企画を持ち込む出版社を選ばなくてはなりません。

闇雲に出版社に売り込んでも、なかなかうまくはいきません。

しかも、この出版社選びが、実は出版後の著書の売れ行きに大きく影響を及ぼしますので、慎重に選ぶようにしてください。

 

では、数多くある出版社から、どう選べば良いのかを紹介します。

 

 

まず、最初に考えなくてはならないのが、あなたの企画のジャンルと出版社が得意としているジャンルのマッチングです。

なので、その出版社からあなたの企画のジャンルで本が出ているかを既刊書を見て確認してください。

大手出版社の場合、総合的に本を出していますが、それでも苦手なジャンルはあります。

逆に中小の出版社の場合、あるジャンルに特化している場合が多いです。

筋違いの出版社に企画を売り込みに行っても、一蹴されて終わりますので、必ずチェックしてから売り込むようにしましょう。

 

ただ、そのジャンルを扱っていたとしても、あなたの企画の切り口を受け入れてくれる出版社なのかも同時に確認してみてください。

例えば、パソコン書の場合、裏技的な企画を受け入れてくれる出版社とそうでない出版社では明確に墨分けされております。

これを「この出版社は、まだ裏技的な企画を出していないから狙い目」などと判断して、売り込みに行くと、やはり一蹴されることでしょう。

それなりに既刊書がある出版社であれば、「出てない」のではなく、「出さない」と判断した方が無難なのです。

 

出版企画が採用されるかどうかだけではなく、その本が売れるかどうかにおいても出版社選びは重要です。

 

全国に書店は1万2000店舗ぐらいと言われております。

それに対して、出版物の初版部数は4000部~6000部ぐらいです。

しかも、大きな書店では平積みといって10冊ぐらい積んで置いてあったり、面陳といって表紙をこっちに向けて5冊ぐらい並べてあることがあります。

なので、全国の書店に行き渡ることはほとんどありません。

そうなると、初版部数を多めに刷ってくれる出版社の方が、より多くの書店に行き渡ります。

もちろん、初版部数が多ければ、印税収入も上がります。

なので、出版社の選びで売れ行きも、印税収入の総額も変わってくるということです。

 

さらに、営業力のある出版社だと、書店にワゴンで展開してもらえたり、長期的に置いてもらうことも可能になります。

他にもコンビニに置いている出版社かどうかによっても売れ行きは大きく変わってきます。

 

いずれにしても、これらのことは、本屋さんや自分が置かれたい売り場に行って、どの出版社がどういう風に本を置けているかを確認してみるのが手っ取り早いです。

出版社によって、ここの書店には強いとか、弱いとかもありますので、あなたの本をどういうところで売ってもらいたいかを考え、その売り場を確認し、その売り場で一番はばをきかせている出版社を第一候補としてはいかがでしょうか。

 

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