出版コンサルタントが、あなたを最短距離で著者に導きます!

カテゴリ:書籍を出したい - Part 21

2021年9月20日

テーマ:書籍を出したい

出版不況で実は出版しやすくなったのでは?

出版不況も常態化してしまった昨今、出版社の広告宣伝費も減少しております。

つまり、書籍の販促を出版社に依存していても、なかなか本は売れにくいということです。

ということは、これからは著者が本を売る時代になってきたと言えるかもしれません。

 

著者が自分で本を売るということであれば、その分、出版社の企画を通す敷居をもう少し下げてもらわなくては、不公平だと思ってしまいますが…。

 

でも、その原因が出版不況ということが起因しているということは、出版社の予算も厳しいはずですし、著者が本を売る時代になったのにも関わらず、出版社の企画を通す敷居は下がらないでしょう。

ただ、出版不況ということが起因しているということであるということであるのなら、逆に対策を考えやすいのかもしれませんね。

 

 

というのも、出版不況が起因して、出版社の企画を通す敷居がさがらにということは、逆にいえば、出版社に売れなかった時の金銭的リスクを取るだけの体力を意味している訳です。

 

ということは、その売れなかった時の金銭的リスクを軽減させることができれば、出版は可能ということになります。

だったら、「アマゾンキャンペーンで3000部は売ります。売れ残ったら自分で買い取ります」と出版社に提案してみてはいかがでしょうか?

 

今のご時世、ビジネス書の定価は1500円というのが一般的。

本が売れた時の出版社の取り分はだいたい67%くらい。

そして、書籍を一冊出版するのにかかるコストは、一冊300万円と言われております。

出版した書籍の損益分岐点は3000部ということになります。

 

つまり、3000部の販売保証を付けるということは、ほぼ出版社にリスクがなくなるわけですから、出企画を通す敷居は間違いなく下がるということです。

 

あとは、アマゾンキャンペーンで何部売る影響力を持つことができるのか、アマゾンキャンペーンでの売上が3000部に満たなかった差分を買い取ってどうするのか…ということを事前に考えておくだけ。

アマゾンキャンペーンでより多くの本を販売するためには、事前の自分のファンをどれだけ獲得しておくのかということだし、3000部に満たなかった差分を買い取った在庫も有効活用する方法を事前に準備をしておくということです。

そのことについては、おいおい書いていきたいと思います。

この記事を共有する
このエントリーをはてなブックマークに追加
「この記事は役立った!」という場合には
応援クリックしていただけると嬉しいです!
応援クリックは右のボタン ブログランキング

2021年9月6日

テーマ:書籍を出したい

自分が理想とする出版をなかなかさせてもらえない理由

出版社は、その企画が売れると思って、書籍を発刊します。

書籍を発刊するためには300万円以上の資金を投入しなければなりません。

そして、書籍が売れた売上で、投入した資金を回収し、さらに利益を出さなければ、出版社は潰れてしまいます。

 

一方、著者の多くは、自分の自己実現のために書籍の出版を目指します。

自分のブランディングであったり、次の活動への布石であることも少なくありません。

書籍という形に残る形態で世に出すことが重要視され、その売れ行きへの意識よりも書籍を出版すること、永続的に形として残る作品としての意識を大切にしている感があります。

 

 

かつて、書籍は黙っていてもある程度、売れる時代がありました。

そのため、利益をもたらしてくれる著者や売れる企画ホルダーは、出版社にとってはありがたい存在となり、著者を大切にする時代が続きました。

 

しかし、その後、出版不況は続き、利益を追求するためには、出版社がいろいろ工夫しなくてはならなくなります。

もちろん、企画進行の敷居は高くなり、より売れる企画にするために出版社側が企画に口を出すのは当たり前。

逆に言えば、その出版社とのすり合わせで、出版社側の意見を受け入れず、自分の我を押し通す著者は、よほどの企画でないと発刊は厳しくなってきました。

 

多くの出版社は、より利益率の高い本を出版するために、次の二つの方向で口を出してきます。

  • より売れる工夫
  • より原価を抑える工夫

書名や帯は前者、紙の質などの仕様は後者に該当する項目と言えるでしょう。

 

基本的に、書名や帯、仕様は最終決定権は出版社にあります。

出版社の編集者は、上記の二つの方向でより利益率の高い本にするために思考を張り巡らせ、より売れそうな書名や原価の安い紙、色数を減らす提案などをしてきます。

 

著者としては、自分のブランディングや次の活動への布石として考えると、できるだけ見栄えのいい書籍にしたいという気持ちになりがちです。

 

そのため、出版社と著者との衝突が絶えません。

 

著者としての気持ちは、十二分に理解できるのですが、出版社からすると「あなたのために書籍を発刊するのではありませんし、資金を投入するのは弊社である以上、弊社で売れると思えないのであれば、発刊は中止します」と思うようです(これは実際に言われました)。

これは、昔ながらの意識を継続している著者と厳しい現状に変わらざるを得ない出版社の意識のズレのようにも思えます(実際は、昔を知らない著者のほうが多いので、違うとは思いますが…)。

 

ただ、出版社もたんに我を通したいわけではありません。

できるだけ円満に、両者が納得できる形で、売れる書籍を作りたいということが理想です。

なので、著者の意向をできるだけ反映しようとはしてくれます。

とはいえ、社内で闘わなくてはならないのは編集者であり、その闘う理由が著者のブランディングや次の活動への布石のためであっては、やりきれません。

もし、少しでも出版する本に自分の我を通したいと思うのであれば、それは著者のブランディングや次の活動への布石のためではなく、その本が少しでも売れるため、自分がより多く売るための提案として投げかけるようにしてみてください。

書名や仕様も、より売れるであろう根拠をしっかりと説明すれば、多少、投入する資金が増えたとしても、ちゃんと聞いてくれるはずです。

 

いずれにしても、今のご時世、出版社が著者の企画に投資をしているんだということを理解して交渉することが重要です。

 

最後に、これは取次の方の言葉ですが、「良い書籍と売れる書籍は違います。そして、売れる書籍こそが本当に良い書籍なのです。」と聞いたことがあります。

これは、決して利益が出るから良い書籍と言っているわけではありません。

多くの人に読んでもらえてこそ良い書籍だという意味です。

逆に、どんなに素晴らしい内容であっても、誰にも読んでもらえないのであれば、その書籍の存在意義はありません。

是非、このコトを意識して出版社との交渉に挑んでいただけたらと思います。

 

この記事を共有する
このエントリーをはてなブックマークに追加
「この記事は役立った!」という場合には
応援クリックしていただけると嬉しいです!
応援クリックは右のボタン ブログランキング

2021年5月4日

テーマ:書籍を出したい

著書の売れ行きは売り込む出版社選びが左右する

あなたが出版社に出版企画を売り込む場合、その企画を持ち込む出版社を選ばなくてはなりません。

闇雲に出版社に売り込んでも、なかなかうまくはいきません。

しかも、この出版社選びが、実は出版後の著書の売れ行きに大きく影響を及ぼしますので、慎重に選ぶようにしてください。

 

では、数多くある出版社から、どう選べば良いのかを紹介します。

 

 

まず、最初に考えなくてはならないのが、あなたの企画のジャンルと出版社が得意としているジャンルのマッチングです。

なので、その出版社からあなたの企画のジャンルで本が出ているかを既刊書を見て確認してください。

大手出版社の場合、総合的に本を出していますが、それでも苦手なジャンルはあります。

逆に中小の出版社の場合、あるジャンルに特化している場合が多いです。

筋違いの出版社に企画を売り込みに行っても、一蹴されて終わりますので、必ずチェックしてから売り込むようにしましょう。

 

ただ、そのジャンルを扱っていたとしても、あなたの企画の切り口を受け入れてくれる出版社なのかも同時に確認してみてください。

例えば、パソコン書の場合、裏技的な企画を受け入れてくれる出版社とそうでない出版社では明確に墨分けされております。

これを「この出版社は、まだ裏技的な企画を出していないから狙い目」などと判断して、売り込みに行くと、やはり一蹴されることでしょう。

それなりに既刊書がある出版社であれば、「出てない」のではなく、「出さない」と判断した方が無難なのです。

 

出版企画が採用されるかどうかだけではなく、その本が売れるかどうかにおいても出版社選びは重要です。

 

全国に書店は1万2000店舗ぐらいと言われております。

それに対して、出版物の初版部数は4000部~6000部ぐらいです。

しかも、大きな書店では平積みといって10冊ぐらい積んで置いてあったり、面陳といって表紙をこっちに向けて5冊ぐらい並べてあることがあります。

なので、全国の書店に行き渡ることはほとんどありません。

そうなると、初版部数を多めに刷ってくれる出版社の方が、より多くの書店に行き渡ります。

もちろん、初版部数が多ければ、印税収入も上がります。

なので、出版社の選びで売れ行きも、印税収入の総額も変わってくるということです。

 

さらに、営業力のある出版社だと、書店にワゴンで展開してもらえたり、長期的に置いてもらうことも可能になります。

他にもコンビニに置いている出版社かどうかによっても売れ行きは大きく変わってきます。

 

いずれにしても、これらのことは、本屋さんや自分が置かれたい売り場に行って、どの出版社がどういう風に本を置けているかを確認してみるのが手っ取り早いです。

出版社によって、ここの書店には強いとか、弱いとかもありますので、あなたの本をどういうところで売ってもらいたいかを考え、その売り場を確認し、その売り場で一番はばをきかせている出版社を第一候補としてはいかがでしょうか。

 

この記事を共有する
このエントリーをはてなブックマークに追加
「この記事は役立った!」という場合には
応援クリックしていただけると嬉しいです!
応援クリックは右のボタン ブログランキング