よく、著者の方に「“はじめに”や“まえがき”って何を書くんですか?」と聞かれます。

基本的に“はじめに”や“まえがき”は、この本には何が書いてあって、読むことでどうなれるのか、何が得られるのかを書きます。

その上で、著者としての熱意や想いも書いてもよいでしょう。

いずれにしても、“はじめに”や“まえがき”を読んで、買うか、買わないかを決める方もいらっしゃいますので、この本をレジに持っていくような『仕掛け』もしくは『つかみ』になるように意識して書いてください。

ベストセラーになった本の“はじめに”や“まえがき”を読み返すと、いろいろな『仕掛け』もしくは『つかみ』があることが分かります。

そういうのを読みながら、参考にして、自分はどういうアプローチでいくかを考えてみてください。

あと、もし、まだ原稿を書かれていないのでしたら、先に“はじめに”や“まえがき”を書くことをオススメします。

先に“はじめに”や“まえがき”を書くことで、書こうとしている内容が明確に整理でき、文章として落とし込むことで、執筆中にぶれることなく原稿を書き進めることができるでしょう。