商業出版の実現を目指す上で、ネット媒体を運営していることは、いろいろなメリットがあります。
そのメリットを3つに分けて紹介します。
アウトプットのメリット
- 思考の整理、ネタ出し
- 文章力のトレーニング
- 読者の反響をチェック
- 原稿の下書きになる
- 情報が集まってくる
- 人脈が集まってくる
出版実現のメリット
- 編集者からのアプローチ
- 著者の人間性が分かる
- 今までの取り組みが確認できる
- 文章力が確認できる
- ファンがすでにいる
- 本を売る能力がある
出版後のメリット
- 販売促進キャンペーンの実施
- 自分で本を売り続けられる
- 見込み客のリスト化
- ファンの教育
- バックエンドの販売
- 継続収入の流れを作る
実際にネット媒体を運営していると、こういうメリットがあります。
ただし、ただ運営していたのでは、これらのメリットを享受することはできません。
これだけのメリットを享受するためには、そのネット媒体がパワーメディアになっている必要があるのです。
逆に言えば、そこまでのネット媒体に育っていないのであれば、それはメリットも半減することになります。
ちなみに、パワーメディアとは、メルマガであれば読者が1万人以上、ブログであればユニークアクセスが1日1000を目安にしてください。
さらに、自分のネット媒体を将来的に出版につながるパワーメディアに育てる上で大切なことは、次の5つのポイントになります。
- 好きなことより続けられること
- ネタは100%は出さない
- プライベートについてもふれる
- ブランディングをする
- 出版したい旨をアピールする
実際に出版を実現した著者の面々を見ても、その人が運営するネット媒体がパワーメディアであることがほとんどだということは分かると思います。
パワーメディアになっているということは、販売力もさることながら、そのネット媒体の魅力や文章力なども評価されているということです。
ここでいう文章力は技術的なことではなく、言霊のような読者を引きつける力を意味します。
あと、パワーメディアを持つメリットとしては、出版実現に向けて、他の著者との交流にも大いに役立ちます。
中でも、その著者の本を紹介し、販促に協力することで、恩を売ることも可能であり、それが後に自分の本を出版した時の販促に協力してもらうことにもつながります。
自分のネット媒体をパワーメディアに育てることは、そんなに簡単なことではありませんが、それ以上にパワーメディアを保有する効果は絶大です。
大変ではありますが、頑張って乗り越えましょう。