もし、ブログを運営しているのなら、出版企画書には必ずブログのアドレスを記載しておきましょう。

 

 

自分の企画やプロフィールを全て出版企画書にまとめて書いたところで、素人が書いた出版企画書ではその全てがしっかり伝わるとは思えません。

それでボツになるぐらいだったら、ブログのアドレスを記載しておくで、ブログを直接見てもらい、企画をより深く理解してもらった方がいいでしょう。

さらに、ブログを見てもらうことで、そこから新たな別の発見があり、もっといい企画を提案してもらえるかもしれません。

 

ただし、同時に文章力などもチェックされることになりますので、文章力に自信がないのであれば、出版社に出版企画書を送る前にブログの文章に手を加えておいた方がいいかもしれません。

チェックする編集者は、あなたの原稿を編集する当事者でもあります。

もし、文章力が乏しい状態であれば、それを直すのは自分な訳ですから、この文章力だと後で自分が大変になると思ってボツにされてしまう可能性があるのです。

 

なので、出版企画書にブログのアドレスを記載するのであれば、出版社の人に見られても問題の無いようにしておいてください。

 

中には、ブログで出版社に売り込んでこんなこと言われたとか、編集者が分かってないなど、出版への本音を書いている人がいますが、そういうのも気をつけてくださいね。

出版社の編集者がその記事を読んだら、本人じゃなかったとしても、もしかしたら自分も何か書かれるかもしれないと思う訳です。

なので、出版社の編集者が見たらどう思うかを考えて、記事を精査しておいてください。
おべっかを書けとは言いませんが、書かなくてもいいことを書く必要はありませんからね。

 

ちなみに、本にしたいテーマと同じテーマでブログを運営している場合、そのブログが出版企画書の代わりになることがあります。

さすがにブログのアドレスだけで出版社に売り込める訳ではありませんが、話しの流れの中でブログを見てもらって、そのまま出版が決まることはよくあったりします(なので、ブログを見てもらえるぐらいの関係性でなくてはなりませんが…)。

もちろん、ブログをそのまま書籍化することはほとんどありませんが、編集者に本にしたいテーマを伝えるという意味では、ブログからかなりの情報量が得られますので、ブログを見てもらうというのはとても有効です。

 

もし商業出版を目指すのであれば、是非、そういう使い方も想定してブログを運営してみてください。

そうすることで、通常の読者さんにもより分かりやすく、より伝わりやすいブログになるはずですから。