本の著者になること、作家になることについて、意外に敷居が高いように感じられている人がいるようですが、実はそんなに難しいことではありません。

 

どんな本の著者でも、ベストセラー作家でも処女作があります。

つまり、最初は素人ということであり、素人でも出版できたんだという事実があります。

 

そして、対する出版社は、いつでも「本にしたら売れそう」なネタを探しています。

 

ということは、供給もあるし、需要もあるという状態だということです。

しかし、なかなか出版が決まらない人もいるというのは何故か?

 

 

理由はそれほど難しい話ではありません。

理由は2つです。

 

ひとつは、あなたの企画が売れそうだとは思われなかったということ。

そして、もうひとつは、あなたの企画が出版社に認知されていないということ。

 

前者は企画自体に問題があるので、それは自分で解決するしかありませんが、後者ならやり方次第でどうにでもなります。

そのやり方というのは、あなたの企画を必要としているであろう出版社のアンテナに引っかかるかどうかです。

そのためには、まずは出版社がどのように企画を探しているかを知っておくべき必要があります。

それは、メルマガであったり、ブログ、ホームページです(現状では、ブログから出版への道は難しいですが…)。

もちろん、他にも口コミの場合もありますし、テレビに取り上げられた方の場合もあります。

 

いずれも、「本にしたら売れそう」ということは大前提ですが、いかに出版社がチェックしているメディアで、あなたが露出しているかがポイントです。

もし、出版を目指しているのであれば、そのことを考慮して、まずは自分を露出して、目立つことを考えてみてはいかがでしょうか?

 

極論でいえば、文章なんて書けなくても本は出せたりします。

「本にしたら売れそう」と思えれば、編集者がどんな文章でも修正してくれますし、ゴーストライターを立ててくれることもあるからです。

 

そういった意味でも重要なのは、「本にしたら売れそう」ということであり、いかに出版社の目にとまってもらえるかが勝負なのです。