企画書を作成したら、今度は売り込みです。
アプローチの方法はいくつかありますが、どのみち最終的には直接面談して企画を提案することになります。
でも、実際、出版社へ出向いて、編集者に自分の企画を提案するというのは、至難の業です。
そもそも出版社というアウェイに乗り込むだけでドギマギしてしまう人も少なくないでしょう。
出版社の雰囲気というのは、普通の会社とは少し違いますから、尚更です。
通常、編集者からオファーされて出向いた場合というのは、編集者側が気を使っていろいろ話しかけてくれますが、売り込む場合は逆になります。
あなたが、企画の説明をしたとしても、その企画に興味を持っていただけなかった場合、「ふ~ん」とか、「で?」とか言われて、会話自体も10分も保たないこともあるでしょう。
そこで必死に会話を膨らませようと、「今だと、どんな企画を求めてますか?」や「ごんな企画だったらいいと思いますか?」などと質問しようもんなんら、逆効果です。
そうすると、会話が途切れてしまい、だんだんオドオドしてしまい、そもそもの著者としての資質自体を疑われる可能性もあります。
少なくとも、著者になろうとする以上、自分の専門分野においては自信を持って話してもらいたいですからね。
ただ、この面談で、しっかり企画を提案できなければ、出版への道は閉ざされてしまいます。
そういう意味では、文章で何かを伝える出版であったとしても、最終的には人と人ということになり、リアルタイムでの面談の場というは、非常に重要な場だということです。
なので、人見知りや話し下手を自覚している人は、何かしらの対策を用意しておきましょう。
個人的には、この本を読むことをオススメいたします。
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