出版企画書が完成したら、出版社に売り込む前に、もう一度、自分で見直してください。
出版企画書を書いている時は、書くことに没頭してしまい、周りが見えない状態に陥りがちです。
なので、できたら、1日空けて、冷静な状態になってから見直すことをおすすめいたします。
見直しのポイントは、誤字脱字のチェックは当たり前ですが、企画自体の見直しをするようにしてください。
見直しをしやすくするために以下の質問を自分自身に投げかけてみましょう。
その内容は、本当に書ける内容ですか?(書きたい内容になっていませんか?)
実際に自分自身が体験して成功したことですか?(机上論になっていませんか?)
本当にあなたが書くべき内容ですか?(背伸びした内容になっていませんか?)
あなたにしか書けない部分はありますか?(誰が書いても同じ内容ばかりになっていませんか?)
その内容で本を出すことで周りは喜んでくれますか?(応援してもらえる内容ですか?)
その本を読んだ人はあなたが好きになりますか?(役立つ内容になっていますか?)
あなたにとって、今、出さないといけない本ですか?(出版することを焦っていませんか?)
この質問を投げかける時、「本当にそうですか?」と念を押してください。
そこで、もし、「違うかも…」と思ったら、違うとしたらどうなのかを「何で?」「何が?」と自分自身に問い詰めてみましょう。
企画書の見直しが終わったら、もう一度、自分自身に投げかけてみましょう。
付け加えることはありませんか?
余分なところはありませんか?
直す部分はありませんか?
そして、最後にこんな質問をしてみましょう。
本当にこの本は売れますか? 売る自信はありますか?
ここで自信をもって、「はい!」と答えられたら終了です。