本が発刊され、アマゾンキャンペーンなどを仕掛ける場合、よく「応援者募集」などを行い、たくさんの方に献本する方がいらっしゃいます。

しかし、献本は誰にでもすればよいというものではありません。

献本をする以上、その相手の方が持っている媒体、読者ターゲット、影響力、自分の言葉で紹介してくれるだけの信頼関係ができているかを確認するようにしてください。

むやみやたらと献本した結果、いろいろなメルマガやブログで紹介されると、逆に安っぽく見えてしまいます。

応援したら、誰でもタダでもらえる本と思われたら、誰も買う気が無くなってしまうのは当たり前ですね。

しかも、そのメルマガやブログが著者が配布した同じ紹介文をコピペされているだけだった場合、尚更です。

本一冊の価値が、ブログにコピペ記事を1つアップする程度の価値ということですから…。

より多くの方に紹介してもらい、露出を少しでも増やしたい気持ちは分かりますが、本を出版する以上、自分の著書にも誇りを持ってください。

本を売る場合、よほど書名や装丁にインパクトがないと露出しただけでは売れません。

自分の著書の読者をジャンルごとに想定し、影響力があり、しっかりと紹介してくれて、自分からお願いできる人を各ジャンルから2,3人ずつぐらいを抽出し、お願いするようにしてください。

とくに、同じジャンルの方にお願いする場合は、読者の重複をできるだけ避けるように意識しましょう。

献本の安売りによる露出は、本当に逆効果ですよ。