実用書の企画書を書く場合、その書籍を読むと読者がどうなれるのかがポイントになります。

つまり、本を読むことでたどり着く到達点です。

この到達点が魅力的でなければ、当たり前ですが、本は売れません。

では、人が思わず本を買いたくなる到達点というのは、何なのでしょうか?

簡単に言うと5つの切り口×2つのスタンスで10パターンあります。

5つの切り口というのは、お金、労力、時間、悩み、体験です。

2つのスタンスは前向きと後ろ向きになります。

これを自分の書きたいテーマを読んでくれるターゲットに響くパターンに当てはめます。

“儲かる”が響くのか、“節約”が響くのか。

“やる”が響くのか、“やらない”が響くのか。

“効率”が響くのか、“ゆとり”が響くのか。

“安心”が響くのか、“不安”が響くのか。

“成功談”が響くのか、“失敗談”が響くのか。

パターンが決まったら、さらに言い回しを工夫したり、数字などを入れて、より具体的にイメージできるようにしてください。

それができれば、きっと魅力的な到達点になっているはずです。