文章を書いていると、文章が冗長になってしまったり、際限なく書き続ける方っていらっしゃいますよね。

もしくは、横道に逸れたままの人や同じ話しが何度も出てきたり、あっちに行ったりこっちに行ったりする方とか。

そして、そういう方の文章のほとんどがバッサリ切り落とされて、時間と労力の無駄遣いに呆然とするパターンです。

もし、心当たりのある方は、原稿を書く前に台割りを作るようにしてください。

台割りというのは、元々、印刷する時の1回で印刷される版面数の割り振りを示した表です。

その台割りには、何ページに何を入れるかが書かれており、本の設計図として使われるため、この台割りがないと印刷ができないぐらい重要なものになります。

で、なぜ、この台割りを作る必要があるかというと、本の全体像をイメージするためです。

表に書き出すことで、本の全体を俯瞰して見ることができますので、話しの流れなどを考えながら、何ページに何を入れるかをイメージすることができます。

そうすることで、話しの流れが横道に逸れたり、同じ話しが何度も出てくることも防げるはずです。

また、実際に文章を執筆する時には、細かい節ごとに、何について、何ページで書けばいいのかが事前に分かりますので、頭の中で言いたいことを整理して書くことができます。

その結果、文章が冗長になることもありませんし、際限なく書き続けることもありませんから、大幅に無駄を削減することができます。

このように、元々は印刷する時のための台割りですが、上記のような方には原稿執筆時にも役に立つと思います。