出版社には通りやすい企画というのがあります。
それは、改訂、バージョンアップ、ニューモデルなどです。
勘違いしてはいけないのですが、新規や新商品ではありません。
これは、我々のような編集プロダクションやライターさんが、常に意識していることでもあります。
ポイントは、すでに売れている書籍のネタの改訂、バージョンアップ、ニューモデルということです。
たとえば、ホームページビルダーの入門書がありますが、これは、ホームページビルダーが人気のソフトなので、常に一定数のユーザーが存在し、一定数の書籍は売れるのです。
このホームページビルダーがバージョンアップをしたら、当然、新バージョンの書籍が必要になるので、その企画は通りやすくなります。
iPodの本が定期的に発売されていますが、あれもニューモデルが発売されたタイミングで刊行されています。
会社法の書籍も同様です。
つまり、国会審議や商品発表は、通りやすい企画を考える上では重要なリソースなのです。
そして、そういう企画を売り込むタイミングは、施行日、発売日のだいたい三ヶ月以上前が理想です。
三ヶ月以上前というのは、企画が通ってから発刊までに、どんなに頑張っても最速でも三ヶ月くらいはかかるからです。
もし、事前に準備ができない場合は、いかに執筆期間を短くするかがポイントになります。
そして、企画書に「『○○対応』で一番最初に発刊できると思います」と書くことで、さらに企画が通る可能性はより高まります。
今ですと、裏テクで人気のDVDコピーの本がありますが、出版社から「『Windos7対応』と表紙に記載した一番最初の本にしたい」というオファーも実際にいただいております。
このように、売れている書籍のネタの改訂、バージョンアップ、ニューモデルを常に意識して企画を考え、施行日、発売日のだいたい三ヶ月以上前に「『○○対応』で一番最初に発刊できると思います」と書いた企画書を持って売り込むと意外に簡単に、そして、出版社に感謝される形で出版することができます。