出版セミナーやプロフィールセミナーで、出版企画書のプロフィールに書くべき具体的な内容についてよく聞かれます。
プロフィールとひと言で言っても、何を書けばいいのか分からないようですね。
そもそもプロフィールという項目は、その企画を書く著者としての資格をアピールする項目です。
著者としての資格ですから、当然、実績や経験から、この内容を書ける人だということが伝わる必要があります。
実績や経験も無いのに出版したとしたら、その内容は机上論の薄っぺらい本になってしまいますからね。
そして、もうひとつは、この人に出版してもらったら売れるかもしれないと、思わせることも重要です。
売れるというのは、直接的に販売力があるということも重要ですが、書店に並んだ時、他の類書がたくさんある中から、あなたが書いた本が選ばれる必要がありますので、その根拠となるような経歴も入れなければなりません。
では、そのために、どんなことを書けばいいのかというと、以下のような内容がベースとなります。
○名前と肩書き
○経歴と実績
○セミナー実績
○メディア掲載実績(広告は不要)
○保有メディア
この内容から、その企画をあなたが書く上での優位性か独自性、または必然性が読み取れる必要があります。
そして、それこそが、あなが著者になる資格ということになります。
プロフィールと企画を読んだ時、『この人が、こんな内容を書くなら読んでみたい』とか、『この内容を、こんな人が書くなら面白いかも』と編集者が感じたら、出版は決まるはずですよ。