世の中には『ライター』という職業があります。

ご存知のように文章を執筆して生業にしている人たちです。

 

 

ライターさんは、文章を執筆しなければ生活できません。

なので、次から次に新しい情報を収集し、企画にして提案し、採用されたら執筆していきます。

 

しかし、ライターさんは、あくまでも文章を執筆することが本業ですから、執筆できる内容には限界があります。

新しい情報やサービスについては、執筆するためにひと通りは実践しますが、それを突き詰めることは、よほどのことが無い限り、ほとんどありません。

出版業界のライターさんの場合、一冊の書籍に3ヶ月以上もかけていては、生活ができなくなる実情もあるからです。

 

つまり、あまり深掘りしない入門書などについてはライターさんにとって得意分野といえますが、少しでも深掘りが必要な企画や経験実績が重要な企画については、ライターさんでは役不足となってしまいます。

そこで求められるのが著者さんです。

出版したいのであれば、こういうライターさんでは対応できない切り口には新たに参入する余地があっるということになります。

 

例えば、SEOについての本を執筆する場合、ライターさんにお願いすると、「リンク数が重要ですので、知り合いや関連サイトの管理者に相互リンクのお願いをしましょう」と書きます。

しかし、実際にSEOで実績を上げている著者さんだと、「リンク数が重要ですので、リンク先のサイトも自前で用意しましょう」となります。

(本当はもっと複雑な話しですが、話しを分かりやすくするために簡単にしています)

アフィリエイトやオークション、ドロップシッピング、セカンドライフなど、同様の事例はたくさんあります。

 

プログラムや言語の本も同様です。

実際に書かれているのは、システムエンジニアやプログラマーの方が多いはずですし、そういった本の方が売れているはずです。

 

もし、本を出版されたいのであれば、ライターさんではできない深さを突き詰めるのもよいでしょう。

新しい情報やサービスが出たら、それを徹底的に突き詰めるのであれば、それほど難しくはないはずです。

とくに“儲かる”ネタの場合は、出版社への売り込みもしやすいので、いち早く実績を上げるよう頑張ってみるとよいかもしれません。

もちろん、その新しい情報やサービスが普及されるコトや話題になるコトが前提ですが…。