出版を目指す上で、一番、ネックになるのが売り込みですよね。
編集者のツテがなく、ゼロから出版社へ企画の売り込みをするとなると、一気に出版へのハードルは上がります。
でも、逆に言えば、編集者へのツテがあるのであれば、そこらへんの詐欺的出版プロデューサーに着手金をだまし取られることなく、出版できるはずです。

では、どうすれば、編集者と知り合いになれ、企画を売り込むことができのか?

私が、一番勧めているのは、Facebook。
知っている著者さんをベンチマークしていると、その著者さんを担当した編集者が意外と簡単に見つかります。
もちろん、検索などでも見つけることは可能です。

編集者を見つけたら、いきなり企画を売り込むのではなく、リアルの人間関係と同じように、徐々に親しくなり、信頼関係を築くように心がけてください。
まずは“いいね!”を繰り返し、友達申請をして、コメントをつけて…そうやって、編集者とつながっていくんです。

編集者とつながれたら、今度は編集者の方に“いいね!”やコメントを書いてもらえるような投稿をしていきましょう。
編集者に「一緒に仕事したい」と思われるのが理想ですが、いきなりそこを目指すのはハードルが高いので、まずはウケることから意識してみてください。

編集者との信頼関係ができあがったら、いよいよ出版企画書を読んでもらう段階に入るのですが、出版を決めるためには、企画力だけではなく、著者側にどれだけの販売力があるのかもチェックされることがほとんどです。
なので、出版企画書を読んでもらう前に、ファンを獲得しておきましょう。

Facebookは、リアルタイムなメディアなので、ヘタな投稿をしてしまったら逆ブランディングになる可能性もあります。
せっかく出版の機会を引き寄せやすいFacebookなのですから、そんな事態に陥ったら本末転倒ですよね。
なので、投稿した内容がどう受け止められるかをしっかりと考えて、投稿するようにしてください。
そこを意識することは、出版に限らず、いろいろな効果をもたらしてくれるはずですよ。

もし、投稿する内容に自信がない方は、この本を読んでみてください。

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