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2021年7月19日

テーマ:書籍が発刊されたら

出版社が倒産した場合について

長きにわたる出版不況の上に若者の活字離れ、スマホの台頭など、時代の移り変わりの中で、出版社の倒産も増えてきている状況です。

そこで今回は、出版社が倒産した場合について書きたいと思います。

 

 

まず、出版社とはいえ企業ですので、倒産するまでには民事再生での再建を目指した上で、ダメなようなら倒産となります。

当然、民事再生であれば、再建の可能性は残されますので、印税や原稿料に関しては、額は目減りする可能性はありますが、支払われる可能性はまだあります。

 

しかし、倒産となりますと、出版社は管財人の手に渡り、出版社の人間とさえ連絡が取れなくなります。

例え出版社の人間と連絡が取れたとしても、その人が経営陣でなければ、ほとんど社内の状況について教えてもらえません。

教えてもらえないというより、その人も知らないというのが実情だと思います。

管財人は、その会社に残った資産を計算して、債権者に分配することになるのですが、出版業界の場合、印刷屋さんや紙屋さんは、一冊あたりの金額もさることながら、支払いサイクルが長いため、その間に積み上げた負債はかなりの金額に達します。

しかも、一社の出版社は、決まった印刷屋さんや紙屋さんを使い続ける傾向があるため、ますます被害は大きくなります。

そうなると、残った資産は負債額の比率で分配されますので、微々たる金額しか受け取ることができません。

(今までの経験で言うと、受け取れたことはありません)

 

つまり、出版社が倒産した場合、泣き寝入りせざる得ない状況になるのがほとんど。

 

そうならないためには、事前に出版社の与信を管理する必要があるのですが、今まで景気が良いと言われたことの無い業界でもありますので、細かいポイントはいくつかありますが、与信を管理するにも限度があります。

「大きいから安心」とか、「中小だから危険」ということは、あまり関係ありません。

かといって、与信の管理を意識しすぎて、印税などのの支払い条件に口を出すと、どこからも本を発行できなくなる危険性もあります。

 

では、そんな時、著者はどうすればいいのでしょうか?

 

まず原稿が出来上がった時点で出版社が倒産した場合ですが、本ができあがっていないのであれば、その原稿は他の出版社に売り込むことは可能です。

また、本ができあがっている場合は、一回、市場に出た以上、改めて発刊するには、すでに必要な人は買ってしまっている訳ですから、伸びしろが少ないと判断されてしまうため、かなり売れた本以外は他の出版社による買い取りは厳しいでしょう。

 

すでに本ができていれば本は残りますが、できていなければ他の出版社での出版が決まらない限り、形にすら残らないため、その本に関する労力は全て無駄になってしまいます。

それを踏まえて考えると、本を出す以上、ある程度リスクを覚悟しておくべきなのかもしれません。

それぐらい、経営状況が芳しくない出版社は多いようですから。

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2021年7月10日

テーマ:書籍の企画書の書き方

類書がない場合のポイント

出版企画を考える場合、考えた企画に類書があるのかを気にされることってあると思います。

私に届く出版企画書でも、「類書が無いので、この本は売れる」というような文言を多く見受けられます。

 

しかし、出版業界の人間たちは、常に企画を考えています。

それこそ、血眼になって、日々、企画を考えている訳です。

 

それなのに、あなたが考えた企画に類書が無いということは、どういうことなのでしょうか?

ちょっと、考えてみてください。

 

一つは、出版業界の人間には考え付かない企画。

そして、もう一つは、出しても売れそうにない企画。

だいたい、この二つが理由です。

 

しかも、ほとんどの場合が、二つ目の理由であることが多いのです。

つまり、素人考えの「類書が無いので、この本は売れる」というロジックは、通用しません。

 

 

先にも書きましたが、我々、出版業界の人間は、常に企画を考えています。

ということは、よほど斬新な切り口でない限り、出版業界の人間であれば誰でも思いつく切り口ということであり、それが書店で販売されていないということは、二つ目の企画に該当したということなのです。

 

もちろん、一つ目に該当する場合もありますので、全てが全てが二つ目ということではありません。

そして、その場合は、比較的スムーズに企画は採用されることでしょう。

 

もし、類書が無い企画を思いついた場合、企画書を書く前に、是非、「類書が無い理由」を考えてみてくださいね。

 

ちなみに、出版業界では、「類書が無い企画」よりも、「類書が一冊しかなくて、その本が売れている企画」の方が企画は採用されやすい傾向があります。

つまり、リスクを負って新たな市場を開拓するよりも、売れている類書をより売れる形に改善して二匹目のドジョウを狙う方が、ある程度の市場規模や売れ行きもイメージできますし、リスクが少ないと判断されるのです。

 

無理に独自性の高い「類書が無い企画」を考えるよりも、書店で売れている書籍を探して、その書籍をより売れる形に改善した企画を考えた方が、出版への近道かもしれません。

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2021年7月5日

テーマ:出版社への売り込み

著者の販売力をあてにしない出版社を選ぼう

情報商材やe-Book、テキストなど、呼び方はいろいろありますが、自分の持っているコンテンツをPDFなどにして販売している人がいらっしゃいます。

最近だと、そういうネットビジネスをされている人の出版に関わることが多いです。

 

自分の持っているコンテンツを形にして、すでに販売されている訳ですから、当然、書籍の著者になることは、それほど難しいわけではありません。

 

そのコンテンツの販売実績があれば、書籍にしても売れる企画になることがあります。

しかも、そういうネット起業家の皆さんは、収入はありますので、ほとんどの人がブランディング目的です。

なので、印税などの条件にも寛容だったりして、出版社にも喜ばれることが多いです。

また、ネット起業家の皆さんが書籍を出版されると、自らアマゾンキャンペーンなどをして一生懸命売ってくれます。

しかも、メルマガなどでリストをお持ちなので、当然、本は売れます。

 

つまり、ネット起業家の皆さんは、本来、出版社にとってとてもありがたい著者候補なのです。

 

 

しかし、そんなネット起業家の皆さんへの風当たりが、実は出版業界は厳しいです。

 

理由としては、名前で検索すると関連キーワードに「詐欺」と出てきたり、SNSでの投稿がチャラけていたり、そのコンテンツを販売しているLPが煽りまくっていたり…。

簡単に言えば、「詐欺集団」呼ばわりをして、敬遠してきたということです。

 

しかし、長い出版不況のせいもあり、この状況が少し変わってきました。

 

先日、私が売り込みをした時に言われた言葉です。

「こういうネット起業家って、出版させると自分で売ってくれるんだよねぇ~。この人は、どれぐらいのリストを持っていて、どれぐらいの販売部数が見込めるかを聞いてもらっていい? そこそこの数字が見込めるんなら、やってもいいよ。」

 

出版をプロデュースする立場としては、正直、悔しい気持ち一杯になりました。

自分たちが売れる本を作れなかったからこそ招いてきた出版不況を棚に上げて、企画の内容を吟味せず、最初から著者の販売力をあてにする姿勢…。

私は、同じ業界の人間として、この全てが残念でなりません。

 

出版は、企画が全てだと思います。

「売れない」と思うのであれば、売れる企画にすることが編集者の仕事の一つのはずです。

しかも、販売を著者に依存してしまっては、出版社の役割は何なのでしょうか?

本を作るだけなら印刷所でできますし、販売をしっかりやらないのであれば、自負出版や共同出版と同じです。

これにはかなりガッカリでした。

 

私は、これからもネット起業家の皆さんのプロデュースを続けていくと思いますが、できることなら、その知名度や販売力ではなく、しっかり企画を見て、評価されて出版させていきたいと思います。

 

 

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