ご存知な人も多いと思いますが、私は散々にKindle出版なんて意味がないと言ってきました。

ただ、それはKindle出版をブランディングに活用する場合の話。

 

Kindle出版では、全くブランディングにはなりませんから。

理由は簡単。

Kindle出版はやり方さえ知ってしまえば、誰もが「今日から著者デビューできる」からです。

誰でもできることに価値はありませんもんね。

 

 

よく、SNSやメルマガ、ブログで「Kindle出版をしました!」という投稿を見かけます。

でも、そのほとんどが商業出版ができないレベルの人ばかり。

実際、ベストセラー著者がKindle出版に取り組んでいるところを見たことがありません(Kindle出版の講座を売ってることはありますが…笑)。

 

でも、ここにきて、商業出版では賄えないKindle出版の利点を感じております。

 

その1つ目が、スピード感。

商業出版の場合、何かが話題になり、出版社内で企画の検討(採用するか否か)がなされ、原稿を執筆し、編集者や校正・校閲者のチェックして、印刷、書店への搬入までを考えると、発刊するまでにだいたい3ヶ月はかかります。

ところが、Kindleであれば、すぐに企画を目次に落とし込み、AIを駆使して原稿を用意し、表紙デザインを作り、Amazonの KDP(Kindle Direct Publishing)に入稿すれば、最短で数日後には世界中に配信することが可能です。

つまり、Kindle出版の最大の特徴は、とにかく早いことと言えます。

 

次に2つ目が、市場規模。

商業出版の場合、初版部数が最低でも1000部ぐらいは印刷されますので、それ以上の市場規模が確認できなければ、企画が採用されることはありません。

ところが、Kindleであれば、市場規模に関係なく出すことができます。

ある程度の収益を見込むなら、書きたいことではなく、求められることで出すことは当たり前のことではありますが、求められる数がある一定数以上ないと難しいのが商業出版ですが、一定数を満たさなくても強い要求があるのであれば、定価を高めにして出すことが可能なのがKindle出版と言えるでしょう。

これは、商業出版とKindle出版のコストの違いとも言えるかもしれません。

 

最後の3つ目が、自由度と手軽度。

商業出版の場合、多くの人が関わりますし、コストもかかるので、自分のやりたいようにやることは難しいですし、ちょっとリサーチしてみたいなどという理由で出版できることはほとんどありません。

ところが、Kindleであれば、気軽にちょっと出してみることが可能です。

なので、自分のアイデアを市場に問うこともできますし、ペンネームも使い放題なので実名では言えないようなことでも出版することができます。

出版に興味があれば、誰でも自分の企画を世に問いたくなることもありますし、匿名だからこそまわりの目を気にせず真実を伝えたくなることもあるでしょう。

それが可能になるのがKindleなんです。

 

他にもKindle出版にはメリットがあります。

それは、紙の書籍と違って修正・更新が自由だということ。

新しい事例やデータが出れば、すぐにアップデートできること。

リンクが設置できるので、誘導が楽。

 

これらのメリット考えると、Kindle出版は非常に有効な選択肢と言えるのではないでしょうか。