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2010年2月3日

テーマ:著書の効果的な販促

書店に著書を置いてもらうための書店まわりの方法

出版したら、何故かやりたがる方の多い『書店まわり』。

しかも、出版社の方や書店の方によって、見解がまったく違います。

○全国チェーン書店の本部の方

「書店まわりはドンドンやった方がいいですよ。書店員は喜びますよ~」

○全国大手書店の都内店舗スタッフ

「売れてない本の著者がお見えになっても…これが慣例化したら毎日何人もの著者が来ちゃって仕事になりませんよ~」

○全国大手書店の地方店舗スタッフ

「こんなところまで来てくれる著者さんがいらっしゃるのなら、大歓迎ですよ」

○都内中堅書店の店舗スタッフ

「来ていただいても構わないのですが、こちらから話すことは無いので…書店員は人見知りが多いと思うので、沈黙があると嫌になりますね」

○近郊中堅書店の店舗スタッフ

「うちはお断りしてます!勝手に棚を移動したり、店内で写真を撮ったりしてたので…」

○大手書籍出版社

「営業に事前に連絡して、やる分にはOKしてますよ」

○大手書籍出版社

「行ってナニ話すんですか?お土産があるんなら構いませんが、営業と同行にさせてください」

○大手総合出版社

「ウチは全然OKですよ~ ダメなとこってあるんですか?」

○中堅書籍出版社

「勘弁してください。ウチが長年かけて築いてきた信頼関係なので、勝手なことをされるのは困るので…」

○中堅書籍出版社

「地方ならいいですよ~ 都内はこちらで回るので、POPとか渡して欲しいなら会社に送ってください」

名前は明かせませんが、これは全て現場担当者の声です。

あなたは、誰の、どの声を信じますか?

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2010年2月3日

テーマ:書籍の企画書の書き方

出版社の編集者が書籍の企画書に目を通す順番

出版社に企画書を送ると、出版社の編集者が目を通します。
その時に、どういう順番で、どういうコトを思いながら読むのかを紹介します。

まずは『書名』。
ここで「ん?」と引っかからなかったら、その先を読んでもらえる可能性はかなり低くなります。

次に、その書面で引っかかった編集者は「どんな内容なの?詳しく知りたい」と思って、『企画概要』を読みます。
ここで「なるほど!」とか「面白い!」と思ってもらえなければ、その先を読んでもらえる可能性はさらに低くなります。

そして、「なるほど!」とか「面白い!」と思った内容を本当に書ける著者なのか、書く資格のある著者なのかをチェックするために『著者プロフィール』を読みます。

ここをクリアした時点ではじめて、この企画を出版するつもりでその先を読んでもらうことになります。

その後、『構成案』や『著者の販売協力』などをチェックして、連絡するかどうかを考えます。

暴論かもしれませんが、出版企画書に絶対必要な項目は、上記の項目だけで、それ以外の項目は上記の項目を補完するための項目だと言っても過言ではありません。

ただ、出版社によっては、編集会議に提出する企画書の項目が決まっているところもあり、そのフォーマットに落とし込む時点で編集者が考えて書かなくてはいけない項目があると、その時点で編集会議に提出する気が失せる場合もあるので、無くてもイイというわけではありません。

企画書の項目については、弊社で配布している企画書の書き方 をご覧ください。

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2010年2月3日

テーマ:執筆時の注意点

本を書く前に知っておきたい原稿執筆のルールと注意点

基本的に原稿を執筆される前に、原稿執筆における注意点をお渡しします。
毎回、送っているので、日記にアップすることにしました。
今回、アップした内容は、ビジネス書の注意点です。
ただし、出版社によって異なることも含まれておりますので、この注意点が全てに通用するわけではありません。
必ず、担当編集者に確認するようにしてください。
ただ、間違いなく、全ての出版社に適用されることがあります。
それは、原稿内では「全てのルールを一貫して適用させる」ということです。
文体や用語の統一は当たり前として、他のルールも同様に一貫して適用させてください。
間違ったルールを一貫して適用していたとしても、一貫して適用されていれば、最終的にルールが変更されることもあります。
(実は編集者が一番大変だと感じる作業は、ルールを一貫して適用させることだったりします)
原稿執筆時には、必ず注意してください。
○原稿はファイル形式をテキストファイルにしてください。できたら、テキストエディタをお使いいただけたらと思います。ワードからのテキスト変換だと、文頭の1角落ちや箇条書きの部分が崩れますので…。オススメのソフトは「秀丸」です。
○図版は、手書きでファックスいただいても、エクセルやパワーポイントで作成いただいてファイルでお送りいただいても結構です。必ず、原稿のTXTファイルにどこにどの図版が入るのか分かるようにしておいてください。
○画像は、BMPファイルを基本にしてください。JPEGファイルはできるだけ避けてください。オススメのソフトは「WinShot」です(フリーソフト)。
○本文は縦書きですが、キャプションは横書きになります。
○原稿は、必ず見開きで完結するように意識してください。2ページでも4ページでも構いませんが、最大で8ページというのは守ってください。多すぎる場合は、節を分けるのも手だと思います。また、見開きが文字だけにならないように、適度に図版や画像を入れるように心がけてください。
○章タイトル、節タイトルの文体は統一してください。言い切り、「だ・である」、「~しよう・~してみよう」など、章・節・見出しなど階層ごとで統一してあれば問題はありません。
○節タイトルは、その節での解説内容がダイレクトに伝わるようにしてください。目次を見て、知りたい内容がどこに書かれているのかが分かることが重要です。
○本文の文体は、「です・ます」で統一してください。口語体は原則不可です。
○文中の数字は、漢数字か英数字で統一してください。漢数字の場合、「五百」ではなく、「五〇〇」となります。ただし、「一万」はそのままで構いませんので、「一万五〇〇〇」という感じになります。英数字の場合、基本的に全角数字ですが、2桁の場合のみ半角数字にしてください。文中で統一されていれば、どちらでも結構です。
○英字は基本的に全角です。アドレスなどは文中に入れず、そのアドレスの画像と一緒にキャプションで入れるようにしましょう。
○「・(ナカグロ)」は固有名詞以外では使わない。基本的に「、(読点)」で統一する。
○初出の固有名詞は『』にしてください。
○「?」や「!」などの感嘆符のあとは、1角アキにしてください。
○段落の最初は、1角空けてください。
○1行空ける場所は、話が変わる場合のみにしてください。2行空きは原則不可です。
○文中に箇条書きは避けてください。
○キャプションは、基本的に横書きなので、英数字は半角になります。

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