出版社の編集者が書籍のネタをインターネットで探すということは、その記事が書籍として商品価値があるかどうかがポイントになります。
つまり、ブログの記事をコンテンツとして見たときの商品価値ということです。
ここで重要なのは、商品価値を推し量るのは、コンテンツとしての質と量になります。
“質”というのは、ブログのコンセプト、記事の切り口、記事の文章力や表現力などです。
他にもコンテンツが整理されているかも重要な要素になりますので、カテゴリーなどを活用してしっかり整理したり、目次などを用意しておくとよいでしょう。
“量”というのは、単純に記事の文字数と記事の数ということになります。
記事の文字数に関しては、1記事800文字以上は必要です。
さらに図や写真が1点以上あれば、言うことはありません。
記事の数については、最低でも40記事は欲しいところです。
他にも、ブログが定期的に更新されていることも重要ですが、定期的にチェックしているわけではなく、見に来た時に定期的に更新されているかをチェックするだけなので、ある程度、貯まった記事を定期的に再投稿するだけでも問題ありません。
とにかく、重要なのは、定期的に更新されているように見えることです。
逆にサイドバーのカレンダーやアーカイブのプラグインを外したり、記事に日付が表示しないようにしてもよいでしょう。
あとは、ブログ運営者の独自性や優位性が明確になっていることも重要です。
過度なキャラクター作りは逆効果ですが、プロフィールやスタンスを明確にしておくべきだと思います。
いずれにしても、ブログでの書籍化を目指す場合、ブログだけで書籍にする価値のあるコンテンツかどうかを判断されるということだけは忘れないでください。
その上で、そういう判断をくだされることを意識しながら、ブログを運営するようにしましょう。
それだけでも、ブログのデザインやタイトル、プロフィールや記事の記述が変わってくるはずです。