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カテゴリ:著書の効果的な販促 - Part 7

2010年3月10日

テーマ:著書の効果的な販促

本を売る方法(ベストセラーを生み出すために著者が本を売る時代)

最近、ベストセラーにするための本の売り方に変化が見られます。

3年ぐらい前までは、アマゾンで1位になれれば、ベストセラーになれると言われておりました。

つまり、、アマゾンで本を売る方法さえ知っていれば、ベストセラーになることは難しくはありませんでした。
しかし、その情報が浸透すると、皆、アマゾンキャンペーンを展開し、アマゾンの1位が捏造という扱いをされるようになったのです。

そのため、今までアマゾンのランキングを参考にしていた書店もアマゾンのランキングを参考にはしても、1位であることは重要視せず、どれだけの期間、ランキングの1ページ目にいるかを見るようになってきたそうです。
そろそろ、ベストセラーを生み出す次の手を考える必要がありそうです。
インターネットが普及した時代、いろいろな手段で口コミを広げるコトは可能です。
勝間和代さんのように著者のブランドが無くてもベストセラーにすることはできます。
あとは、その仕組みをどう作るかが重要なのです。
しかし、出版社は、そういう思考はありません。
つまり、著者自身が、そういう仕組みを作り、展開していかなければ、ベストセラーは難しいでしょう。
仕組みを考えなくてはならない、出版社以上に著者が売ることまで考える必要があるというのは、今までから考えると、かなり敷居が上がったように思います。
ただ、逆に言えば、著者で売れなくなったということは、はじめて本を出す人にとってチャンスなのかもしれません。

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2010年2月25日

テーマ:著書の効果的な販促

効果的な書店への本の売り込み方

本が発売されると、ほとんどの著者さんが宣伝を兼ねて書店周りをやりたがります。

しかし、書店周りは、場所やタイミング、段取りをしっかり抑えて行えば効果的ですが、やみくもに訪問するのは逆効果です。

書店周りをする場合、必ず、出版社の営業に連絡し、事前に書店のアポイントを取ってから行くようにしてください。
突然の訪問は、嫌がられます。

あと、書店周りをするときは、話しのネタを用意しておきましょう。
書店の方が喜ぶ話しのネタは、その著書が売れる見込みについての話しです。
たとえば、「今度、テレビに出るので、宣伝します」とか、「雑誌の何月号に掲載されます」とか…です。
そうすると、その効果を期待して、それまでは本を返本せずに置いておいてもらえますし、運がよければ、書店の一番良い場所に置いてくれることもあります。
書店で本が売れるということは、その書店に利益が発生するということなので、そういう話しは喜んでもらえます。

書店周りは、著者を置いていない書店で「置いてください」と押し付けがましく書店に本を売り込むのではなく、著書を置いてくれている書店で「置いてくれてありがとう」と言うようにしてください。
感謝の気持ちを伝えることで、返本しづらくなりますので、その方が効果的なのです。

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2010年2月3日

テーマ:著書の効果的な販促

書店に著書を置いてもらうための書店まわりの方法

出版したら、何故かやりたがる方の多い『書店まわり』。

しかも、出版社の方や書店の方によって、見解がまったく違います。

○全国チェーン書店の本部の方

「書店まわりはドンドンやった方がいいですよ。書店員は喜びますよ~」

○全国大手書店の都内店舗スタッフ

「売れてない本の著者がお見えになっても…これが慣例化したら毎日何人もの著者が来ちゃって仕事になりませんよ~」

○全国大手書店の地方店舗スタッフ

「こんなところまで来てくれる著者さんがいらっしゃるのなら、大歓迎ですよ」

○都内中堅書店の店舗スタッフ

「来ていただいても構わないのですが、こちらから話すことは無いので…書店員は人見知りが多いと思うので、沈黙があると嫌になりますね」

○近郊中堅書店の店舗スタッフ

「うちはお断りしてます!勝手に棚を移動したり、店内で写真を撮ったりしてたので…」

○大手書籍出版社

「営業に事前に連絡して、やる分にはOKしてますよ」

○大手書籍出版社

「行ってナニ話すんですか?お土産があるんなら構いませんが、営業と同行にさせてください」

○大手総合出版社

「ウチは全然OKですよ~ ダメなとこってあるんですか?」

○中堅書籍出版社

「勘弁してください。ウチが長年かけて築いてきた信頼関係なので、勝手なことをされるのは困るので…」

○中堅書籍出版社

「地方ならいいですよ~ 都内はこちらで回るので、POPとか渡して欲しいなら会社に送ってください」

名前は明かせませんが、これは全て現場担当者の声です。

あなたは、誰の、どの声を信じますか?

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