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カテゴリ:著書の効果的な販促 - Part 3

2023年1月14日

テーマ:著書の効果的な販促

出版は二冊目で本当の実力を試される

はじめて本を出版した時というのは、意外に思えるぐらいプロモーションを行った時に反応が得られます。

はじめての出版ということで自分自身のモチベーションも高いため、地道な作業も苦にならならないですし、何より一生懸命にですからね。

まわりもお祝いの気持ちもあって、義理や人情で非常に協力的です。

 

これに気をよくして、二冊目に挑むとまったく違う反応になります。

 

ただでさえ、著者自身も二冊目ということもあり、自分自身の販促に対するモチベーションも一冊目ほどではありません。

さらに、一冊目の販促で成功した著者ほど、「こんなものか」とその実績に胡坐をかきます。

もちろん、まわりも「またか」という感じで、あれだけ好意的だった一冊目の応援姿勢がウソのように素っ気無くなることはよくある話しです。

 

それだけに、二冊目で著者の本当の実力が試されるのです。

 

 

一冊目にベストセラーになるぐらい売れている著者であれば、新たに獲得したファンだけで二冊目のプロモーションを行えば済む話しですが、そうでないのであれば、一冊目の販促のときに何をしたのかが非常に重要になります。

一冊目の時は、今までの人間関係の総決算的な感じでもありますので、まわりも好意的ですが、二冊目ともなると、まわりのご祝儀ムードもなくなり、一冊目から二冊目の間の人間関係が問われる訳です。

 

例えば、みんなで一生懸命応援したのに、増刷がかかった瞬間に自分だけの手柄かのように振る舞ったり、プロモーションまではペコペコしてお願いしていたのに終わった後にお礼のひとつもないとか、出版後に気軽に話しかけるなオーラを出したり…とにかくいろいろな著者を見てきました。

ここに書いたことは、全部、実際にあった話しです(笑)

 

では、あなたが最初は「おめでとう!」と思って応援した人が、その後、どんな立ち振る舞いだったらまた応援したいと思いますか? もしくは、二度と応援しないと思いますか?

その答えを考えてみたら分かりますね。

 

なので、私が担当した著者には、プロモーションで応援してもらったら、応援してくれたその時、プロモーションが終わった直後に報告も兼ねて、再開した時に改めてお礼を言うように指導しています。

あとは、本を出版したぐらいで偉そぶらずに、感謝を忘れず、調子にも乗らず、謙虚にするようにとも。

 

まぁ、それでも何人かは調子にのる著者というのは一定数いる訳ですが…。

 

もちろん、そうやって一冊目の時に協力してくれた人たちを大切にするということも重要ですが、さらに一冊目で新たに知り合えた読者をいかに二冊目のときに応援してもらえるような関係性にするかということも考える必要があるということです。

そう言う意味では、やるべきことをやりつつ、二冊目は自分の力だけで販促を行うつもりぐらいで、一冊目のプロモーションの直後から動いていきましょう。

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2022年10月13日

テーマ:著書の効果的な販促

出版した本を売る方法は、気合が基本

著者として、本を発刊したら、絶対に売る努力をしなくてはなりません。

それは、本を出版してくれた出版社への恩返しでもあり、二冊目、三冊目につなげるために必要なことでもあります。

 

では、どうやって本を売ればいいのか?

 

出版した本を売るための細かいノウハウはいろいろとあります。

しかし、本の出版マーケティングは、誰かのマネをしてもなかなか上手くはいきません。

当たり前です。

著者それぞれでファンの数も違いますし、書店での知名度も違います。

出版社も違えば、出版社の意気込みも違いますし、本のジャンルやタイトル、カバーも違いますからね。

 

 

よく売れた著者の販促手法を真似る人がいらっしゃいますが、たいていうまくはいきません。

それは上記のような違いがあるから。

そして、一度、誰かがやった手法というのは、新鮮味にかけますので、どうしても二番煎じ感が免れません。

当然、波及効果が薄くなり、結果、売れないのです。

 

それでも出版マーケティングには基本があります。

 

それは、一生懸命やることです。

著者である本人が一生懸命でなければ、誰の心も動かすことはできないので、協力を得ることも難しくなります。

だからこそ、必死になって、一生懸命やらなくてはならないのです。

そうすることで、まわりが協力してあげたくなります。

決してカッコのいいものではありませんから、やりたがらない人が多いですが、やはりそういう人って売れていないですね。

 

つまり、本を売ろうと思ったら、誰もやっていないようなコトを考え、それを一生懸命するということです。

 

弊社では、弊社でプロデュースした書籍に関してのみ細かいノウハウなんかも指導しております。

皆さんにとってははじめてのプロモーションですが、弊社にとっては日常茶飯事。

今までの著者がやってきたコトと、その結果がストックされてますからね。

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2022年4月10日

テーマ:著書の効果的な販促

アマゾンキャンペーン対策でランキングを攻略

著者にとって、出版後の最初の仕事は、自分が出版した本の売上を上げるべく、どれだけ最初に初速をつけられるかということになります。

 

というのも、本は新刊のうちの方がご祝儀相場になりやすいので、著者からしたら一番売りやすいタイミングなのです。

内容が良ければ、勝手に売れて、そこから口コミなどでバズが起こって更に売れるなんていうのは、遠い昔の幻想だと思ってください。

今は、著者がしっかり仕掛けないと、本は売れません。

 

もっといえば、この新刊のうちに初速をつけることができなければ、書店で平積みされることもありませんし、早々に書店からも撤去されてしまいますので、自然に広がるバズなんて待っていられない現実もあります。

 

では、どうやって初速をつけるのか…それは、著者による販売促進キャンペーンです。

有名なのは、アマゾンキャンペーンだと思います。

 

 

アマゾンキャンペーンは、期間を限定して、その期間内に購入してくれた人に特典を提供するもので、著者が自ら開催する販売促進キャンペーンです。

 

このアマゾンキャンペーンは、これから出版する人にとっては、もっとも再現性があり、もっとも効果的な販売促進キャンペーンと言えます。

ただし、アマゾンキャンペーン中はSNSなどで平身低頭お願いす続けなければならず、ドブ板選挙のようだとも言われており、あまりやりたがらない人も多いです。

おまけに有名著者の多くがアマゾンキャンペーンに対して否定的なので、尚更です。

 

確かに有名著者は黙っていても書店で平積みをしてもらえますが、はじめての著者だとそうはいきませんからね。

そこを踏まえずに鵜呑みにしてしまうと、痛い目にあうんですけどね。

 

ただ、最近、アマゾンキャンペーンでランキング攻略はできても、その勢いが書店に波及されない事例が増えているようにも思います。

とはいえ、やはりアマゾンの普及率は圧倒的ですし、アマゾンキャンペーンを開催することで、本を買ってもらえなくても脳内に記憶させることは可能なので、いずれ必要なときに思い出してもらえる効果も得られます。

なので、リアルタイムでの売れ行きはさておき、インターネットを使ったプロモーションは効果があるので、何にせよした方がいいということです。

 

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