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カテゴリ:書籍の企画書の書き方 - Part 11

2009年10月21日

テーマ:書籍の企画書の書き方

著者プロフィールの写真は損することはあっても得することは少ない

最近、送られてくる企画書を拝読していると、著者プロフィールに自分の写真を貼ってくる人が非常に多いです。
たぶん、あちらこちらでそういう指導されている方がいらっしゃるんだと思います。
しかし、私は、出版業界で10年以上も活動してきましたが、ただの一度も写真を要求されたことはありません。
逆に、写真の貼ってある企画書を持って行って、苦笑されることは多いですが、それが決め手になったことは皆無です。
で、先日、思い切って、出版社の方に聞いてみました。
「最近、企画書に写真を貼ってくる人って多いですが、あれって企画を検討されるときに何か影響するんですか?」
回答としては、「全く影響しません」とのこと。
ただ、話しをしていて分かったのは、男性と女性で写真の持つ意味が違うということでした。
男性の場合、「この人が書くんだぁ~」レベル。
つまり、写真の効果は全くありません。
逆に、写真があまりにも変な場合、どんなに企画が良かったとしても、それで落とすことはあるそうです。
写真を貼るんなら、ちゃんとカメラマンさんに撮ってもらうべきだと思います。
少なくとも、スナップ写真は厳禁とのことでした。
(確かに、会ったことも無い人のスナップ写真を見させられて、一緒に仕事したいと思わせられるのかは微妙ですよね)
で、女性の場合、重要なのは、やはり“容姿”。
この容姿というのは、カワイイとかキレイというわけでも、担当者の好みかどうかというわけでもありません。
出版社が重要視するのは、“表紙”や“帯”で使って、売上に効果を発揮するかどうかです。
例として適当かどうかは分かりませんが、『専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法』は参考になると思います。
ただ、たとえ“表紙”や“帯”で使えるといっても、100点満点中80点の企画書が85点になるぐらいだそうです。
もちろん、男性同様に写真があまりにも変だと、それで落ちることもあります。
つまり、著者プロフィールに写真を貼ることを指導される方も多いですし、それに従い、写真を貼った企画書を送ってくる方は非常に多いのですが、実際は、損することはあっても得することは少ないのです。

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2009年10月8日

テーマ:書籍の企画書の書き方

状況に応じた企画書を書けているか

今日、某出版社の編集担当者と呑みに行きました。

出版の企画は、こういう場で決まることが多いので、いくつか企画も用意しておきます。

企画を売り込まなくても、企画の相談や売り込み先のアドバイスや担当者の弱点などを教えてもらえることもしばしば。

これができるのは、編集プロダクションの特権ですね。

もちろん、いろいろな出版社に出入りしているので、こちらも情報は豊富です。

先方を飽きさせることはしません。

ひと通り情報交換も済ませ、最新の出版事情なども話しました(他にもいろいろと書けないことも…)。

その中で面白かったのが、最近、出版プロデューサーから売り込まれる企画書が通りづらくなったというお話でした。

私の知り合いの出版コーディネーターの方は、実力もありますし、人間性も抜群で、かなりの数の企画を出版に導いてきたのですが、その彼でも同様だというのです。

理由を聞くと、『企画書が古い』だそうです。

つまり、世の中の情勢や出版業界の動向を見極め、出版社のニーズに応えられる企画書になっていないということです。

具体的に言えば、最近では書店で本が売れないため、企画書における『販売協力』の項目の重要度が上がってきています。

上がってきているということは、項目の順番やその内容も今まで以上に充実させなくては企画は通りません。

他にもテーマの流行りや旬の切り口やターゲット、著者のフォーカスすべきプロフィールなども同様です。

こういうニーズというのは、日常的に出版社の担当者と話していると分かりますし、一緒に本を作れば、その売れ行きなども教えてもらえるので、すぐに反省を次の企画に反映させることも可能です。

ただ、出版プロデューサーは、そこまで本作りに深く関わらないので、そこまでニーズを把握できないということのようです。

なお、今日、一緒に呑みに行った編集担当者は、今の私の活動に興味があるらしいので、近々、発表予定の東京でやる出版セミナー(弊社主催ではありません)にお客様として参加されるそうです。

懇親会に参加すれば、素性はばれますので、企画を売り込むチャンスが隣の席にいらっしゃるかもしれません。

ん? どっかで聞いたことのある話し ですね。

あ、余談ですが、その方の後ろに座っている編集者は、社内で他の社員との接点もかなり少ない方なんだそうです。

できたら、この方 には参加してもらいたいところですが、たぶん、10月16日になる予定なので無理ですね。

もう一つ、サプライズかもです。

明日の出版グループコンサルですが、もしかしたら別の出版社の方がお見えになるかもしれません。

確定では無いので、あまり期待させてしまうのもなんですが、お見えになられたら、企画がスパッと決まるかもしれませんよ。スパッと。

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2009年9月30日

テーマ:書籍の企画書の書き方

編集者は読者目線を意識しています。

出版企画書を読んでいると、企画書としてもの凄く完成度の高い場合があります。
もちろん、それだけ完成度が高いので、企画はすぐに通り、出版されました。
しかし、その本が売れません…どういうコトなのでしょうか?
当たり前のことですが、どんなに企画が秀逸でもその本を求めている読者がいなければ、本は売れません。
どういうことかというと、例えば『士業のためのネットで集客する方法』という企画があったとします。
集客に困っている士業の方を対象に、インターネットで集客する方法を解説する内容です。
ターゲットも明確ですし、内容も面白い。
でも、ダメなんです。
というのも、士業の方は集客で困っていても、インターネットで集客しようとはなかなか思いません。
つまり、思っていないので、この本が書店に置いてあったとしても、この本と巡りあうことはないんです。
読めば役立つ内容であっても、読者と巡り合わないのですから、意味が無いというコトになります。
実は、こういう事例はたくさんあります。
デジカメの写真をしっかり整理したり、バックアップするべきなのに、ユーザーはそこに危機感を持っていない。(問題に対して読者が問題視していないパターン)
ある病気の対処について役立つ内容なのに、発症期間中は本を読める状況にない。 (問題に対して読者が答えを探していないパターン)
インターネットで検索数が多いが、インターネットで調べて事足りるため、書店にその悩みを解決しに行かない。 (問題に対して読者が書店に答えを求めていないパターン)
などなど。
『読者がそこに悩みを持っていて、その解決策を書店に求めているかどうか』この思考が凄く重要なのです。
基本的で、当たり前なことですが、企画書の完成度があまりに高いと、その視点が欠落していても出版社の編集者も「この企画、何だか売れそう」と錯覚してしまいます。
ただ最近では、どこの出版社も数々の失敗と反省、分析を繰り返し、今では、この思考をとても重視しているように感じます。
企画書ができたら、出版社に売り込む前に、是非、『読者がそこに悩みを持っていて、その解決策を書店に求めているかどうか』という思考で見直してみてください。

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