編集者が著者を探す場合、ネットを使います。
もちろん、人脈を辿ることの方が圧倒的に多いのですが、それは企画が決まっている場合の話しです。
これから企画を考える場合、何か面白そうな企画を探している場合というのは、圧倒的にネットを使うことが多いです。
そこで、出版社の編集者数人に聞いてみました。
ブログなどから著者や企画を探す場合、何を考え、どこを見てますか?
(そのまま書籍化ってコトではありませんよ~、念のため)
まずはテーマ。
ブログランキングもそうだし、人の紹介もそうですが、ネットサーフィンをしながら、面白いネタを探すことが多いようです。
意外にも検索エンジンではありませんでした。
考えればわかりますね。
検索エンジンで探す時点で、キーワードが決まっているということであり、それって探したいテーマが明確ってコトですから…。
次は、ビジュアル。
よく開いて3秒で…と、言いますが、それだけではないようです。
開いてすぐに何のブログか分かり、かつ面白そうであること。
デザイン、レイアウトが秀逸で、ユーザビリティが考えられていること。
そして、本文が読みやすいこと。
編集者は、どんどん見ていくので、少しでも違和感があると次にいく方が多いようです。
そういう意味では、見た目はかなり重要だと思います。
とりあえず、ありものデザインは相手にされないと思っていたほうが良さそうです(編集者が一見さんの場合のみです)。
最後に、内容。
内容は、文章力とプロフィールをチェックしてます。
文章力はそのままですね。
こういう一見さんで探している場合、プロフィールはそこに書かれていることも重要ですが、信頼できるかどうか、もっと言えば、著者として扱いやすそうかどうかを判断しているそうです。
実際に出版する場合、その過程でいろいろなコトがあります。
そういう場合、勘違いした素人の著者は本当に扱いづらいですから、その気持ちはよく分かります。
この記事 は逆のパターンだった事例ですね。
こんな感じだそうです。
テーマや文章力、プロフィールに関しては、自分にしかできないコトなので、仕方ない部分が往々にしてありますが、デザインに関しては外注して、プロのデザイナーさんにお願いすれば、何とかしてもらえますよね。
かくいう私もこの方 にカスタマイズしていただきましたから。
私が、この方 にお願いして良かったなぁ~と思っているのは、ヘッダーとCSSをいじるだけのカスタマイズとは違い、運営者のキャラクターやブログのテーマなどを咀嚼してデザインを考えていただけたところです。
また、ユーザーの導線を意識したユーザビリティやSEOにも配慮したカスタマイズをしてくれたところです。
ブログに限らず、はじめてデザインをお願いする場合、何を聞かれるのか、どう伝えればいいのか、など、いろいろ心配もあると思いますが、この方 は非常に気さくなお姉さんなので、楽しい会話の中から引き出してくれますから、そういう不安も解消されるはずです。
もし、出版を目指しているのであれば、知らないところで機会損失していては、もったいなさ過ぎます。
今すぐにでも、着手できるところから変えていきましょう。