以前、知り合いのソフトダーツの日本代表選手だった方が、本を書きたいと相談にお見えになりました。
当初、ソフトダーツの実用書でしたが、出版社の意向で「ビジネス書の切り口なら」といわれたのですが、本人が乗る気ではなく、保留したまま時間が経過してしまいました。
そして、半年ぐらい経って、その切り口でも構わないと回答いただけたのですが、『時すでに遅し』でその時点ではすでに出版社の方も萎えてしまっており、出版の確定にはいたりませんでした。
こういう話はけっこうあります。
出版物には少なからず、“旬”というものが存在します。
そして、出版社の担当者にも“波”というものが存在します。
今はダメと言われた企画でも、後で通ることもありますし、他の出版社だと通ることもあります。
逆に今なら通るけど、一ヵ月後だと通らないこともあるのです。
そういった意味でも、できる限り、チャンスは活かして欲しいと思います。
そして、そのチャンスを逃さないためにも、できるだけ迅速な対応をするようにしてください。