出版社は、素人が、原稿を売り込むには敷居が高すぎます。

もちろん、いきなり原稿というのも無駄が多すぎますので、まずは出版企画書にして売り込むようにしてください。

出版企画書を出版社に売り込む方法は、いくつかあります。

・郵送
・メール
・持ち込み
・電話
・FAX

この中で一番有効なのは、メールです。
続いて郵送、条件付で持ち込みとなります。
ありえないのは、電話とFAXです。

そして、売り込む際にはビジネスマナーは必須となります。
恥ずかしがって、名前も名乗らない方も多いようですが、出版とはいえビジネスです。
ビジネスマナーを守れない人は、まず出版できませんので気をつけてください。

ただ、だからといって、出版企画書を事前承諾を得ようと電話をされる方もいらっしゃるそうですが、それは逆にやりすぎです。
先方も忙しいので、いちいちそんな電話を対応させられる手間を考えれば、それだけでマイナスイメージで出版企画書をチェックされることになりますので、気をつけてください。

最後に宛名です。
メールでも、郵送でも、宛名が必要になります。
どうしても分からなければ、『書籍編集部 御中』や『編集担当者 御中』で構いませんが、できるだけ個人名を書くようにしてください。
個人名で届いた方が明らかに精読率があがります。
個人名の調べ方は、書籍の最後のページにある奥付に担当編集者名が掲載されている場合もありますし、あとがきの中で著者が担当編集者に謝辞を述べるくだりがありますので、そこから調べるとよいでしょう。