ブランド化するウリが決まったら、そのウリを際立たせるための立ち居地を決めます。
立ち居地には、“頂点”と“中心”の2種類あります。

頂点は何かを基軸に比較して、『トップ』『No.1』であることです。
自分の実績を一番ダイレクトに活かせる立ち居地と言えます。

中心は何処かの括りで中心にいることです。
コンサルタントやプロデューサーのような何かを教える職種の方に向いている立ち居地と言えます。

ウリと立ち居地が決まったら、いよいよキャラを立てていきます。

キャラを立てるためには、そのウリと立ち居地が効果的になるような言動とファッションなどを含めたビジュアルを徹底します。
ここが徹底できないと、一貫性が無くなってしまい、説得力が薄らぎます。
その上で、自分の役割や社会的使命を確立できたら完璧です。

立ち居地は、書籍のタイトルや文体にも反映します。
キャラは編集者との打ち合わせからすぐに徹底してください。
結果的にそれで企画が通らなかったとしても、それは自分が出すべき本ではないと思えるぐらい徹底しなければなりません。
それだけに、あまり見栄を張ったり、無理をせず、素の自分をどう演出するかぐらいに考えましょう。