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2023年8月22日

テーマ:書籍を出したい

ネット媒体からの書籍化を目指すなら

インターネットが当たり前になった時代、ブログ、サイト、メルマガ、掲示板、ケータイ小説など、さまざまなネット媒体が私たちのまわりには存在します。

これらの媒体は、情報発信の手段として非常に有効であり、多くの人々が日常的に利用しています。

 

では、これらのネット媒体に投稿した内容を書籍として形にすることは可能なのでしょうか?

 

 

ネット媒体を書籍化することのメリットの一つに、デジタルの情報を物理的な形に残すことができるというのがあります。

特に、価値ある情報や感動的なストーリーなどを投稿し、フォロワーからの指示を得られているかどうかもチェックできるネット媒体は、書籍としての価値を高める効果が期待できます。

実際、過去には2ちゃんねるというネット掲示板から生まれた『電車男』という作品が大きな話題となり、多くの人々に読まれました。

他にも、ケータイ小説から『恋空』、ブログから『鬼嫁日記』なども書籍化され、大人気になりました。

 

ここに挙げたものでも、2ちゃんねる→ケータイ小説→ブログと移り変わっているように、時代とともにネット媒体のブームは変わります。

最近では、ブログやメルマガからの書籍化が注目され、多くの作品が出版されましたが、その後の市場の変動や消費者のニーズの変化により、その勢いはすでに減退しています。

実際に、ケータイ小説のブームが終わった後、ケータイ小説の書籍化をしていた多くの出版社が経営難に直面するなど、ネット媒体の書籍化は容易ではないことが明らかとなりました。

 

現在、ネット媒体の書籍化は、かつてのような大きなブームはありません。

しかし、それはネット媒体の価値が低下したわけではありません。

むしろ、ネット媒体自体の価値が高まっており、それを最大限に活用する方法を模索することが求められています。

出版業界の動向を見ると、ネット媒体からの出版は狭き門であることがわかりますが、それは新しいチャレンジやアプローチが必要であることを示しています。

 

ネット媒体を書籍化することの真の意味は、情報やストーリーをより多くの人々に届けることにあります。

そのため、ネット媒体の書籍化を目指すのではなく、ネット媒体をどのように活用して、より多くの人々に情報やストーリーを届けるかを考えることが重要です。ネ

ット媒体と書籍の両方の良さを活かし、新しい形の情報発信を目指すことで、多くの人々の心に響く作品を生み出すことができるでしょう。

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2023年8月15日

テーマ:書籍を出したい

出版してビジネスにつなげようと考えるなら

専業としての出版活動は、大きな利益をもたらすようなものではありません。

多くの人が、印税を受け取るだけで生計を立てることは難しいと感じるでしょう。

実際、日常の主要な仕事に専念することで、より安定した収入を得ることができるかもしれません。

 

 

しかし、出版活動の真の価値は、単なる印税の収入以上のものがあります。

例えば、自らの書籍が市場で受け入れられ、多くの人々に読まれることで、その著者の知名度や信頼性が高まることは十分に考えられます。

そして、その書籍が売れることで、それをフロントエンドとして利用し、さまざまなビジネスのチャンスを掴むことができるのです。

 

考えてみてください。

 

あなたが書いた本を読んだ人々は、その内容に感銘を受け、さらに深い知識やサポートを求めてくるかもしれません。

その際、著者としてのあなたは、コンサルティングや顧問業、さらには関連する商品やサービスの提供といった、バックエンドのビジネスを展開しておくことで自動的に集客されていくことでしょう。

 

しかし、ここで注意すべき点があります。

 

書籍を単なる広告として利用することは、出版業界の中で好意的に受け止められるものではありません。

私自身も出版に関わる者として、書籍はそのものとしての価値を持ち、それ自体で完結したものであるべきだと考えています。

 

では、どのようにしてバックエンドのサービスにつなげると思いますか?

 

ここで、「風が吹けば桶屋が儲かる」という古い諺を思い出してみましょう。

この諺は、一見関連性のない出来事が連鎖的に影響を及ぼし、最終的には桶屋が利益を得るという物語を示しています。

 

大風で土ぼこりが立つ

土ぼこりが目に入って、盲人が増える

盲人は三味線を買う(当時の盲人が就ける職に由来)

三味線に使う猫皮が必要になり、ネコが殺される

ネコが減ればネズミが増える

ネズミは桶を囓る

桶の需要が増え桶屋が儲かる

 

こういうコトです(Wikipediaより引用)。

 

この考え方を出版の世界に当てはめると、書籍が売れれば売れるほど、自然にバックエンドに集客できるはずです。

ポイントは、最初と最後の間にいくつのステップやプロセスを挟むことが重要であると言えると思います。

そのステップやプロセスが多ければ多いほど、読者は書籍を広告として認識しづらくなり、価値ある情報源として受け取ることができるのです。

 

結論として、出版活動は単なる印税の収入を超えた多大なるメリットを持っています。

しかし、そのメリットを最大限に活かすためには、書籍の内容と、それを通じて提供できるバックエンドのサービスや商品との関連性を適切に築くことが不可欠です。

そして、その過程で、読者にとっての価値を常に最前線に置き、真の情報提供者としての役割を果たすことが求められるのです。

 

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2023年8月9日

テーマ:出版社への売り込み

出版社に評価されるプロフィールのポイント

出版を目指す皆さんにとって、企画の魅力や新しさはもちろん大切ですが、それと同じくらい重要なのが、著者自身のプロフィールです。

 

 

出版の世界は競争が激しく、多くの素晴らしい企画が日々生まれています。

しかし、その中で選ばれるためには、企画だけでなく、著者自身の背景や経歴、信頼性が大きく影響するのです。

 

出版を目指している方々が考える企画は、新しいテーマや切り口、ターゲットを持つものが多いです。

私もそれらの企画を読むと、その独自性や魅力に引き込まれることがしばしば。

しかし、出版社に企画そそのまま提案をしても、多くの企画が編集会議で採用されない現実があります。

その理由として、著者のプロフィールが挙げられることが実はほとんどなのです。

 

著者のプロフィールは、その人がそのテーマについて語る資格や必然性、信頼性を示すものです。

例えば、特定の分野での専門的な経歴や実績、資格などがある場合、そのテーマについての説得力が増します。

逆に、関連性の薄い経歴や実績しかない場合、そのテーマについての説得力は低くなります。

 

また、著者プロフィールを書く際には、過度な誇張や煽りは避けることが大切です。

誇張や煽りがあると、読者や出版社はその内容を疑問に思う可能性があります。

そのため、事実に基づいた内容を、分かりやすく、丁寧に伝えることが求められます。

 

出版は、出版社が著者の企画に投資をするようなものです。

そのため、出版社はリスクを取るわけですから、そのリスクを最小限に抑えるために、著者の信頼性や説得力を重視します。

著者プロフィールは、その信頼性や説得力を示すための大切なツールなのです。

 

最後に、出版を目指す皆さんに一つアドバイスをします。

著者プロフィールを書く際には、自分の経歴や実績を客観的に見つめ直し、その中で最も魅力的なポイントをピックアップして伝えることが大切です。

 

例えば、あなたが投資家なのであれば、「2000年に○○証券に入社し、ディーラーとして活躍」という人と「○○証券に入社し、20年間ディーラーとして活躍」という人のどちらの方が信頼性や説得力がありますか?

たぶん、同じ人だったとしても、紹介のしかたで後者の方が凄そうに見えますよね。

著者プロフィールも同じということです。

 

つまり、自分の経歴や実績の価値を分かりやすく、丁寧に伝えることで、出版のチャンスを掴むことができる可能性が上がるのです。

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