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カテゴリ:集中講座:出版企画書の書き方

2010年1月6日

テーマ:集中講座:出版企画書の書き方

企画意図を考えよう(出版企画書の書き方10)

企画書の「企画意図」では、どうしてこの本が売れるのか、何のために発刊する必要があるのかがわからなくてはなりません。

そのためには、本のコンセプトや売りを明確にして、客観的に市場を分析し、どう攻めるのかを具体的に書くこ
とが重要になります。

企画意図に客観的な市場分析を入れる場合、しっかりとした裏付けとなる数字を提示するのが理想的です。

数字で重要なことは、その市場規模がわかることです。

ユーザー数や登録者数などがそれに該当します。

また、その数字の出典元が新聞社のようなしっかりとした機関からの数字だと、なおさら説得力が増します。
数字の目安としては、その数の1%が5000を上回る場合、比較的サクッと企画の進行が決まると思います(これは経験則ですが…)。

他にも、市場規模が分かる数字として、類書の売れ行きもあります。
類書が1冊しかない場合、その類書が売れていると、やはり、比較的サクッと企画の進行が決まると思います(これも経験則ですが…)。

ただし、売れていたとしても、類書が3冊以上ある場合、市場が飽和状態と判断されるため、切り口を変えないと厳しいでしょう(出版社によっては、分野として成立している、と考え進行が決まることもありますが、その場合でも、差別化が十分なされている必要があることはいうまでもありません)。

ユーザー数や登録者数などの数字であれば、ニュースサイト(BCNランキングなど)で見つけることはできますし、類書の売れ行きであれば、アマゾンのランキングや本屋さんで平積みになっている本の奥付を見れば増刷されたかどうかわかります。
こういう数字を見つけてから企画を考えるのも良いですし、立てた企画の数字を探して、企画書に添えてみるのもよいでしょう。
いずれにしても、このような市場規模が分かる数字が添付されていると、本の売れ行きが予測しやすいので、企画進行の可否はサクッと決まります。

逆にダメな例としては、「たくさんいるだろう」や「いるはずだ」という「たら・れば」による分析です。

また、「友人が『そういう本があれば、ぜひ欲しい』と言っていた」という裏付けも無意味です。

これはまったく意味がありません。
それは、そういう潜在需要は、あるにしてもその方々が本を買うかどうかの動機付けに結びつかないからです。
ただし、意味がないということは、企画が通らないというわけではありません。
あくまでも市場規模はわからないという判断をされるだけで、あとはその企画の内容だけで進行の可否を決めることになるという話です。

企画内容が面白ければ、そんな数字の裏付けがなくても、進行されるでしょう。

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2010年1月5日

テーマ:集中講座:出版企画書の書き方

類書を考えよう(出版企画書の書き方11)

企画書の「類書」では、同じテーマの本は出ていないか、出ているのであれば、その本は売れているのかをチェックし、そのテーマの本の市場規模を確認します。
類書があるのであれば、その類書は売れているのか、そして、その類書よりも売れる本になるかが重要になります。

また、類書がないのであれば、何故、類書がないのかを考えなくてはなりません。

まずは、Amazonなどでテーマになるキーワードで検索してみましょう。

同じテーマの類書が1冊しかなく、その類書が売れていて、しかもできが悪ければ、その企画は通る可能性が高いでしょう。
それは、リスクを負って新たな市場を開拓するよりも、売れている類書をより売れる形に改善して二匹目のドジョウを狙う方が、ある程度の市場規模や売れ行きもイメージできますし、リスクが少ないと判断されるからなのです。
また、類書があまりに多い場合や類書が売れていない場合は、企画は通る可能性が低くなります。

もし、類書が数冊(3冊~5冊)しかなかった場合、その類書を企画書に列挙して、その類書それぞれの長所と短所を分析し、自分の企画にはどう反映し、どう差別するのかを書いておくとよいでしょう。

Amazonのレビューは参考になると思います。

類書がない場合、類書がない理由を考える必要があります。

「類書がないので、この本は売れる」というような文言を企画書にかかれる方がいらっしゃいますが、それはあまりに短絡的です。

我々、出版業界の人間は、常に企画を考えています。

それなのに類書がないということは、どういうことなのか考えてみてください。

一つは、出版業界の人間には考え付かない企画。
そして、もう一つは、出しても売れそうにない企画。

だいたい、この二つが理由です。

しかも、ほとんどの場合が、二つ目の理由であることが多いのです。
つまり、素人考えの「類書がないので、この本は売れる」という理屈は、通用しません。

先にも書きましたが、我々、出版業界の人間は、常に企画を考えています。

ということは、よほどの切り口でない限り、思いつく切り口であり、それが書店で販売されていないということは、二つ目の企画に該当したということなのです。

もちろん、一つ目に該当する場合もありますので、すべてがすべてではありません。

そして、その場合は、比較的スムーズに企画は採用されることでしょう。

企画を考える場合は、是非、客観的に「類書がない理由」を考えてみてください。
無理に独自性の高い「類書がない企画」を考えるよりも、書店で売れている書籍を探して、その書籍をより売れる形に改善した企画を考えた方が、出版への近道かもしれません。

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2010年1月4日

テーマ:集中講座:出版企画書の書き方

納期を考えよう(出版企画書の書き方12)

企画書の「納期」では、原稿の有無や原稿がどれぐらいで仕上がるかが分からなくてはなりません。

理想は、既に原稿ができている事です。

可能であれば、「企画進行確定後、30日前後」など、前提となる起点を明示した上で、具体的な数字を出すようにしてください。

旬な企画であれば、納期は早いにこしたことはありません。
また、納期だけではなく、「この本のためなら、執筆期間は他の仕事を断って注力します」など、本にかける熱意や意気込みも書いておくと良いでしょう。

逆に無理な納期を書いては絶対にいけません。

原稿が遅れると、その後の工程に控えている多くの方々に迷惑が掛かってしまいます。

また、最悪の場合、発刊が延期などの事態に陥ってしまいますと、さらに被害は拡大し、金銭的な実害も発生する場合もあります。
そのため、書くのが遅くて、凄い作品を書き上げる作家さんよりも、多少、荒削りでもスピーディーに書ける作家さんの方が好まれるのが実情です。
逆に運がよければ、そのことを逆手にとることもできます。

それは、他の方の原稿が遅れて困っているタイミングで売り込みをかけると、その穴埋めとして企画進行が確定する場合があるのです。

もちろん、穴埋めなので、原稿ができていないとそうはなりません。
ただし、原稿さえあれば、たとえ文章が多少稚拙であっても、あとは編集者が修正し、完成させることが可能です。

いずれにしても、はじめての著書の場合、納期はとても重要になりますので、企画が確定しないと無駄な作業になる可能性がありますが、事前に原稿を書き進めておいても良いでしょう。

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