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カテゴリ:書籍を出したい - Part 6

2022年9月20日

テーマ:書籍を出したい

ネットにパワーメディアを持つメリット

商業出版の実現を目指す上で、ネット媒体を運営していることは、いろいろなメリットがあります。

そのメリットを3つに分けて紹介します。

 

アウトプットのメリット

  • 思考の整理、ネタ出し
  • 文章力のトレーニング
  • 読者の反響をチェック
  • 原稿の下書きになる
  • 情報が集まってくる
  • 人脈が集まってくる

 

出版実現のメリット

  • 編集者からのアプローチ
  • 著者の人間性が分かる
  • 今までの取り組みが確認できる
  • 文章力が確認できる
  • ファンがすでにいる
  • 本を売る能力がある

 

出版後のメリット

  • 販売促進キャンペーンの実施
  • 自分で本を売り続けられる
  • 見込み客のリスト化
  • ファンの教育
  • バックエンドの販売
  • 継続収入の流れを作る

 

実際にネット媒体を運営していると、こういうメリットがあります。

ただし、ただ運営していたのでは、これらのメリットを享受することはできません。

これだけのメリットを享受するためには、そのネット媒体がパワーメディアになっている必要があるのです。

逆に言えば、そこまでのネット媒体に育っていないのであれば、それはメリットも半減することになります。

 

 

ちなみに、パワーメディアとは、メルマガであれば読者が1万人以上、ブログであればユニークアクセスが1日1000を目安にしてください。

 

さらに、自分のネット媒体を将来的に出版につながるパワーメディアに育てる上で大切なことは、次の5つのポイントになります。

  • 好きなことより続けられること
  • ネタは100%は出さない
  • プライベートについてもふれる
  • ブランディングをする
  • 出版したい旨をアピールする

 

実際に出版を実現した著者の面々を見ても、その人が運営するネット媒体がパワーメディアであることがほとんどだということは分かると思います。

 

パワーメディアになっているということは、販売力もさることながら、そのネット媒体の魅力や文章力なども評価されているということです。

ここでいう文章力は技術的なことではなく、言霊のような読者を引きつける力を意味します。

 

あと、パワーメディアを持つメリットとしては、出版実現に向けて、他の著者との交流にも大いに役立ちます。

中でも、その著者の本を紹介し、販促に協力することで、恩を売ることも可能であり、それが後に自分の本を出版した時の販促に協力してもらうことにもつながります。

 

自分のネット媒体をパワーメディアに育てることは、そんなに簡単なことではありませんが、それ以上にパワーメディアを保有する効果は絶大です。

大変ではありますが、頑張って乗り越えましょう。

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2022年9月13日

テーマ:書籍を出したい

本を出版したいならビジネス書や実用書の企画

もし、本気で本の出版を目指しているのであれば、ビジネス書や実用書で出版されることを強くオススメします。

理由は簡単、ビジネス書や実用書が一番出版しやすいからです。

 

一冊でも出版してしまえいれば、その本が売れていることが条件ですが、二冊目で好きなことをテーマにして出版するのは、それほど難しい話しではありません。

一冊目が売れたということは、二冊目の分の原価ぐらいの利益は確保できているはずなので、出版社としては貢献してくれた著者がやりたい企画で出版させてあげたいと思うものです。

出版社としては、万が一、一冊も売れなかったとしても損はありませんしね。

 

どとすれば、一番出版しやすいビジネス書や実用書で出版し、それをしっかりと売り、二冊目で好きなテーマで出版するというのが理想的な展開となります。

ビジネス書や実用書はニーズが明確なので、売りやすいというのも有利です。

 

 

では、なぜビジネス書や実用書が出版しやすいのかについて書きます。

 

まず、発行点数の問題です。

ビジネス書や実用書の発刊点数は、1日に200冊と言われております。

それは、つまり、1日に200冊の企画が決まっているということでもあるのです。

これほどチャンスが恵まれたジャンルは、そうはありません。

本屋さんを見渡してみても、圧倒的に冊数が多いのはビジネス書や実用書であることも鑑みれば、ご理解いただきやすいんじゃないでしょうか?

 

そして、内容についてです。

ビジネス書の場合、ノウハウが体系化されていて、そのノウハウが秀逸であれば、はじめての著者でもノウハウありきで出版デビューしやすい環境が整っています。

また、読者も目的を持って購入する人が多いので、「この本を読むとどうなれるのか」が明確になっていることが重要ということもあり、原稿も書きやすいはずです。

 

他にも、類書が多いため、類書を研究し尽くして、面白い切り口を見つけ出せれば、それで出版することもできたりします。

実績さえあれば、資格などもとくに必要ないのも魅力です。

 

しかし、だからといって、なめてかかって、出版できるほど甘い世界ではありません。

せっかくチャンスが広がっているのですから、しっかりと戦略を立てて、その上で企画書を作成し、売り込むようにしましょう。

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2022年8月16日

テーマ:書籍を出したい

ライターと著者の出版する方法の違い

世の中には『ライター』という職業があります。

ご存知のように文章を執筆して生業にしている人たちです。

 

 

ライターさんは、文章を執筆しなければ生活できません。

なので、次から次に新しい情報を収集し、企画にして提案し、採用されたら執筆していきます。

 

しかし、ライターさんは、あくまでも文章を執筆することが本業ですから、執筆できる内容には限界があります。

新しい情報やサービスについては、執筆するためにひと通りは実践しますが、それを突き詰めることは、よほどのことが無い限り、ほとんどありません。

出版業界のライターさんの場合、一冊の書籍に3ヶ月以上もかけていては、生活ができなくなる実情もあるからです。

 

つまり、あまり深掘りしない入門書などについてはライターさんにとって得意分野といえますが、少しでも深掘りが必要な企画や経験実績が重要な企画については、ライターさんでは役不足となってしまいます。

そこで求められるのが著者さんです。

出版したいのであれば、こういうライターさんでは対応できない切り口には新たに参入する余地があっるということになります。

 

例えば、SEOについての本を執筆する場合、ライターさんにお願いすると、「リンク数が重要ですので、知り合いや関連サイトの管理者に相互リンクのお願いをしましょう」と書きます。

しかし、実際にSEOで実績を上げている著者さんだと、「リンク数が重要ですので、リンク先のサイトも自前で用意しましょう」となります。

(本当はもっと複雑な話しですが、話しを分かりやすくするために簡単にしています)

アフィリエイトやオークション、ドロップシッピング、セカンドライフなど、同様の事例はたくさんあります。

 

プログラムや言語の本も同様です。

実際に書かれているのは、システムエンジニアやプログラマーの方が多いはずですし、そういった本の方が売れているはずです。

 

もし、本を出版されたいのであれば、ライターさんではできない深さを突き詰めるのもよいでしょう。

新しい情報やサービスが出たら、それを徹底的に突き詰めるのであれば、それほど難しくはないはずです。

とくに“儲かる”ネタの場合は、出版社への売り込みもしやすいので、いち早く実績を上げるよう頑張ってみるとよいかもしれません。

もちろん、その新しい情報やサービスが普及されるコトや話題になるコトが前提ですが…。

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