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カテゴリ:書籍を出したい - Part 22

2010年7月28日

テーマ:書籍を出したい

何もないのに出版しても何も手に入りません

私のところに出版したいと相談に来られる方の中に「出版すれば成功できる」と誤解している方がいらっしゃいます。

正直、何もない方が出版しても、何も手に入りません。

出版して成功するのではなく、成功したから出版できるんです。

読者の気持ちになって考えれば、当たり前ですよね。

成功していない方が書いた本より、成功した人の本を読みたいはずですから。

なので、成功するために出版する努力をするぐらいなら、先に成功する努力をしてください。

よく、「卵が先か、鶏が先か」という議論になりますが、間違いなく成功が先です。

成功していない人が出版して、散々な状況になった事例をいくつも見てきているので、間違いありません。

言わば、出版は加速装置のようなものです。

先に成功して、その実績をもって出版して、さらにビジネスを加速する流れになります。

ゼロに何を掛けてもゼロですから…。

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2010年7月6日

テーマ:書籍を出したい

出版のタイミング、チャンスは一瞬しかない

以前、知り合いのソフトダーツの日本代表選手だった方が、本を書きたいと相談にお見えになりました。
当初、ソフトダーツの実用書でしたが、出版社の意向で「ビジネス書の切り口なら」といわれたのですが、本人が乗る気ではなく、保留したまま時間が経過してしまいました。
そして、半年ぐらい経って、その切り口でも構わないと回答いただけたのですが、『時すでに遅し』でその時点ではすでに出版社の方も萎えてしまっており、出版の確定にはいたりませんでした。
こういう話はけっこうあります。
出版物には少なからず、“旬”というものが存在します。
そして、出版社の担当者にも“波”というものが存在します。
今はダメと言われた企画でも、後で通ることもありますし、他の出版社だと通ることもあります。
逆に今なら通るけど、一ヵ月後だと通らないこともあるのです。
そういった意味でも、できる限り、チャンスは活かして欲しいと思います。
そして、そのチャンスを逃さないためにも、できるだけ迅速な対応をするようにしてください。

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2010年6月24日

テーマ:書籍を出したい

この企画、本気で売れると思ってます?

たくさんの方々の企画書を拝見していると、たまに「この企画、本気で売れると思ってます?」と聞きたくなることがあります。

そして、実際に聞くと、必ず「こうこうこうで、売れると思います!」とかえってくるので、「何部ぐらい売れそうですか?」と聞き返すと、気軽に「1万部はいけると思いますよ」とおっしゃいます。
そこで、すかさず「じゃあ、1万部売れなかったら、売れ残った分を買い取ってもらえますか?」と訊ねると、「………(沈黙)」で終了。

本気で1万部売れると思っているなら、そこで「いいですよ!」という答えが返ってくるはずですし、返ってきたら出版も確定するでしょう。

でも、実際はそのリスクを背負おうとはしません。
自分が自信を持って出してきた企画なのに…。

逆に言えば、「いいですよ!」と答えられるぐらい真剣に考え抜いた、本気の企画を出してきて欲しいのです。

だって、あなたが出した企画を出版する出版社は、あなたの企画にリスクを背負って投資をしてくれるんですよ。
それに対して、立案者である当事者が本気で考えてないって、失礼だとは思いませんか?

出版するまでには多くの方が関わります。
つまり、軽い気持ちで出版を目指されたのでは、多くの方が迷惑するということです。
ブログデザインも重い雰囲気になるようにデザインしていただいたのも、会った人のほとんどに注意される強面の写真を使い続けているのも敷居を上げたかったからです。
出版企画書の無料添削サービスを廃止したのも、いい加減で軽薄な企画書がたくさん送られてきたから。

今後、本気で出版を目指す方だけを対象に、こちらも本気でサポートすると決めました。

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