出版企画書の著者プロフィールを書く場合、できるだけ持っているメディアを列挙するように指導しています。

それは、そのメディアを見ることで、与信力や販売力も確認できるからです。

ただ、何でもかんでも列挙すればいいというものではありません。

とくに個人向けにビジネスをされている場合は要注意です。

個人向けにビジネスをされている場合、差別化や独自性をアピールしようとブログも工夫されていると思います。

ただ、この工夫加減が問題なのです。

これが想像の範囲内ならさほど問題にはならないのですが、なかには想像を絶する場合があります。

その場合、そのブログを見せることが逆ブランディングになってしまいます。

具体的に言えば、ブログタイトル、ブログのデザイン、記事の文体、ニックネーム、肩書き…などです。

実は、実際にブログを確認されたことで、ボツになった方もいらっしゃいます。

ちなみに、ボツになったからといって、直せばOKということはありませんよ。

一回見て下された結論は覆りませんし、その人にはもう売り込むことは難しいでしょう。

第一印象で失った信頼を取り戻すのは、それほど簡単ではないことは、リアルの社会でも同じなので理解できると思います。

出版は、あくまでもビジネスです。

著者プロフィールを書く場合、持っているメディアを列挙するのは何故なのかを考えてください。

そして、その上で、自分が掲載するメディアを見られたら、出版社の編集者はどう思うかを考えて掲載するようにしましょう。

出版社の編集者はあなたの身内でもファンでもありません。

冷静にあなたの企画の商品価値を分析されているということを忘れないでください。

なお、次回のケイズ倶楽部セミナーは、出版社の編集者に評価されるアメブロについて、私が説明させていただきます。